ラジオ番組『三人称・鉄塔 ひとりのよる』(文化放送、木曜・25時30分~)の番組イベント『三人称・鉄塔 ひとりのよる みんなのなつ2025』が7月26日に東京・北千住のシアター1010で開催された。
番組はゲーム実況グループ「三人称」のメンバーであり作家としても活躍する「鉄塔」が、深夜に“一人ぼっち”でお届けしているラジオ番組。昨年7月に開催した番組初の公開収録イベントが好評を博し、今回は第2弾となっている。
2部構成で展開。第1部『すてきなひるの部』には、番組にゲスト出演したことを機に鉄塔と意気投合したアーティストの三浦大知が、第2部『ゆかいなよるの部』には、配信イベントなどでの共演も話題のゲーム実況グループ『ドズル社』のドズル、ぼんじゅうるの2人がゲスト出演となった。いずれの公演も一部を公開収録とし、その模様は後日、番組内でオンエア予定としている。
第1部では、鉄塔と三浦大知のフリートークのほか、ドライブトークの設定で“助手席”に座った三浦を鉄塔がリードしながらトークする「大ちゃんと、ドライブマスターへの道」や、さまざまなお題を“ロック”にこなしていく『テツロックフェス 2025』などの企画を展開。自身が新曲とダンスを提供したゲーム『デス・ストランディング2』についての話題では、三浦は「大ファンである小島秀夫監督の作品に自分が参加できたというのが、いまだに信じられないですね。ゲーム空間には他のプレイヤーの方が置いてくれる設備があるんですけど、近づくと自分の楽曲が流れることもあって、感動しました。自分が使わせてもらった設備は全部『いいね』をするんですけど、自分の楽曲が設定されている設備は、本当に『“1いいね”でも多く届け!』という気持ちで連打してます(笑)」と語っていた。
イベントを振り返って三浦は、「自分のイベントでリコーダーを吹いたりすることはなかなかないし、ステージで“車”(を模した段ボールのセット)に乗ったのも初めてですし。ステージ上に車を持ち込むって、ビヨンセ、レディー・ガガレベルじゃないと無理ですから(笑)。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました」と笑顔で振り返った。
第2部の鉄塔、ドズル、ぼんじゅうるのフリートークでは、ドズルがゲーム実況を始めたきっかけについても言及。ドズルは、「学生の頃、『クラッシュ・オブ・クラン』というゲームで日本で最強のチームを作りたくて、仲間を集めるためにYouTubeを始めたんです」と経緯を語りました。このほか、会場のリスナーのエピソードをもとにしたクイズ企画や、同日に開催された隅田川花火大会にちなんだ対決企画などを実施。3人の息の合った掛け合いが続く中、ぼんじゅうるの“一発芸”も披露されるなど、イベントは終始大盛り上がりで大団円を迎えていた。