アニメーション『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』(総監督:中村健治/配給:ツインエンジン)公開記念舞台あいさつが5月30日に東京・TOHOシネマズ日比谷で開かれ主人公・薬売り役の神谷浩史、坂下役の細見大輔、水光院役の榊原良子、越田知明監督、中村健治総監督、主題歌を担当したアイナ・ジ・エンドが登壇した。
『モノノ怪』は、2006年に異例の高視聴率を記録した『怪~ayakashi~』の一編「化猫」から派生し、2007年に放送されたTVアニメシリーズ。謎の男・薬売り(神谷)が、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪が引き起こす怪異を鎮めるため、諸国を巡るという物語。「個を殺し集団に染まることを強いられる生き辛さ」というテーマで描いている。劇場版は2024年7月に第一章『劇場版モノノ怪 唐傘』、その続編が2025年3月に『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』として公開され、今年5月29日に公開される本作は完結編という位置づけとなっている。
神谷はとくにバトルシーンが情報量が多く目まぐるしいと話しており「ついていくのが大変ですけど、観ていくとシナプスがつながっていくと思います。とんでもない映像の洪水だと思います」と心してほしいと話していたが、榊原は収録の際に「次の日とその次の日は寝込みました。体力使いました。それしかないなって」と、魂を込めたという。
榊原は続けて「いろんなすごい役をいただいたりするんですが、今回は久々に人間の女性をやらせて頂いたので研究をしていったんです。それで考えたら全力投球をしないとできない役だったなって」と、振り返りつつ、「2、3日寝込んでいた間楽だなぁと思っていましたが」と、お茶目に話を締めくくることも。
その寝込んだ話を聞いて急に恐縮しだしたのが中村総監督。実は「越田さんもそうなんですが、榊原さんの大ファンなんです(笑)」というと、榊原はビックリで腕をフリフリしながら喜びを表現。中村総監督は続けて「一言台詞を話された後に、これはこういうことなのかこういうことじゃないのかと言うのですっごい集中されていたんです。僕らとしては、榊原さんがいる!っていうファンの僕らと、作品を作るプロの僕らがせめぎ合う感じで。疲れてるからかすぐに帰すように言われていたんですけど、サインを頂きたいとなったら、スタッフの間で“ずるいぞ”との声があがってサイン会みたいに行列ができちゃって、帰られなくなっちゃって。寝込まれたと聞いて、恐縮しちゃっています」と、頭を下げる。
しかしサインをしているときの榊原は「小学校6年生のときの初恋の人と同じ名前の人がいて、名前を書いちゃったりして(笑)」と、意外と楽しんでいたよう。
これに神谷は「そこは記事にしなくていいですよ(笑)」と思わず報道陣に呼びかけていたが、できあがった作品として「平野文さんとのシーンが怖くて観ていられないくらいゾクゾクして最高でした!」と演技面を称えていた。
そして榊原から「ご覧になっていろんな感情が湧き上がってくると思います。それに没入してもらえれば。最後まで楽しんでください」と、メッセージを寄せていた。
アニメーション『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』は公開中!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ







