福士蒼汰 宮野真守と再び「一つの月を二人で形作る」!10月上演の舞台『浦島さん』『カチカチ山』をそれぞれ主演で宮野からは「僕は『福士蒼汰』が大好き」

福士蒼汰 宮野真守と再び「一つの月を二人で形作る」!10月上演の舞台『浦島さん』『カチカチ山』をそれぞれ主演で宮野からは「僕は『福士蒼汰』が大好き」1

 「ヴィレッヂプロデュース 2020 Series Another Style『浦島さん』『カチカチ山』太宰 治 著「お伽草紙」より」が10月4日から同17日まで東京建物 Blliria HALLで上演されることが3日、発表された。

 『カチカチ山』『浦島さん』は期間中、日替わりの日程や昼公演・夜公演交互の日程で上演され、両作品とも演出はいのうえひでのり氏が務める。『浦島さん』の主演は福士蒼汰、共演は羽野晶紀と粟根まこと、脚色は倉持裕氏が担当。一方、『カチカチ山』は声優で俳優・宮野真守が主演し、共演は井上小百合、脚色は青木豪氏となる。

 本公演は、株式会社ヴィレッヂの主軸である『劇団☆新感線』公演がコロナ禍のあおりを受け、春と秋の公演中止。この状況下でも何かできることはと試行錯誤した結果、25年前にいのうえが演出し、『劇団☆新感線』の劇団員・橋本じゅんと山本カナコが演じた狸と兎の二人芝居『カチカチ山』よりヒントを得て、密にならないキャスト、密にならないスタッフによる、「今ならでは」の二人・三人芝居への挑戦に至ったという。

 作品は、太宰治氏の小説『お伽草紙』を原案に、「浦島太郎」ならぬ『浦島さん』と、かつての『カチカチ山』という今昔お伽ばなし。作品を主演する福士と宮野は以前、舞台「『髑髏城の七人』Season 月<上弦の月><下弦の月>」をWチームでそれぞれ主演し、今年9、10月から上演を予定していた「劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『神州無頼街』」でも共演予定だったが、2022年に公演延期。そんなさなか、今回の企画に共鳴し出演となった。

 「ヴィレッヂプロデュース 2020 Series Another Style『浦島さん』『カチカチ山』 太宰 治 著「お伽草紙」より」は10月4日から同17日まで東京建物 Blliria HALLにて上演!なお、全公演ライブ配信を予定している。公演スケジュールなどは公式サイト(http://www.vi-shinkansen.co.jp/ura-kachi/)にて。

 ■スタッフ・キャストコメント
 ○演出:いのうえひでのり コメント
 最近は、いろんなところで、いろんな演劇人が、探り探り、新しいコロナ時代の演劇のカタチを試みています。僕らも、新感線の通常公演は断念せざるを得ませんでしたが、コロナ時代に即した“よりミニマムでタイトなカタチでの上演を!”という事でこの太宰治の二作品をやることにしました。“月ドクロ”の際には僕の時間があまりなく、福士君と宮野君に対して僕的には不本意な稽古しか出来なかったというリベンジの意味もあり、今回は物理的な密は避けつつも濃密な中身の詰まった稽古、そして、舞台を作り上げたいと思います。と、言うわけで今まであまり見たことの無かった福士君・宮野君をお見せできる作品になると思います。

 ○『浦島さん』脚色:倉持裕氏
 当面、通常の芝居作りは無理だと覚悟した頃、「少人数の短編を作る」というこのオファーを頂き、これは我慢や妥協をあんまりしていない企画だ、と感じてすぐに引き受けた。
 しかも原作小説『浦島さん』(というか大本の昔話)には、このコロナ禍に符合する要素がいくつもあった。かつて日常を送っていた村、何もせず遊んで暮らせる竜宮城、様変わりした元の村……。さらに、作中の太宰 治の世間に対する批評は、今の社会にも十分通用するものだった。
 しかし原作は本当に短くて、最低でも一時間の芝居にするために膨らませる作業はなかなか苦労した。
 落語か漫才の様な、道具は座布団、スタンドマイクぐらいしか必要ないような台本になったが、そこはいのうえさんの演出だから、海底を大冒険するスペクタクルに仕上げて下さるに違いない。
 こういう事態の真っただ中にご覧頂くことを意識して書いた芝居です。ご期待ください。

 ○『浦島さん』出演:福士蒼汰
 この状況でなにか自分にできることはないかとずっと考えていたところに、今回のお話をいただきました。いろんな葛藤がありましたが、スタッフの方々が様々な思いで作ってくださった機会なので、全力で挑もうと決心しました。まだまだ予断を許さない中ですが、みなさまが明るい気持ちになるエンターテイメントにできたらと思っています。
 宮野さんとの共演は2022年『神州無頼街』に持ち越しになりましたが、今回もまた、ある種「一つの月を二人で形作る」んだなぁと感慨深い気持ちです。お互い成功させて、2 年後に向けて、さらに期待を膨らませたいと思います!
 三人芝居は初めてなので、期待と不安が入り混じっていますが、濃い時間になると思うので待ち遠しいです。
 さらに今回は配信もあるので、より多くの方々に届くことを祈っています!皆様の心の栄養になるよう、精進したいと思います!

 ○『カチカチ山』脚色:青木豪
 今回、コロナ禍で急きょの話なので、そう申し上げるのは気が引けるところがあるのですが、お話を頂けて単純に「嬉しかった」です。そもそも、いのうえさんに書かせて貰えるのが僕は一番励みになるし、久々だし。「いざ鎌倉」って命令が下った時の御家人は、こんな気分だったんだろう、と、とにかく発奮しました。
 原作はとても短いので、引き伸ばすにはどういう仕掛けを組んだら良いか、が難しかったです。あと原作の狸は本当にブサイクで汚らしいので、宮野さんにそれはどうか、と改変したところは、苦労したけど楽しかった。
 これまでいのうえさんとご一緒させて頂いた作品では、僕が「ちょっと本音を書いてしまって恥ずかしいな」と密かに思っているところの演出が予想とまるで違っていて、何度も救われた思いがしていました。今回も、そういう「予想外」を期待しております。
 「安心して演れて、安心して見られるように、二人芝居にしたいんだ」と、いのうえさんからオーダー頂き、「距離」を一番念頭において書きました。演者も観客も肉体的には離れていても、気持ちだけは「濃厚接触」出来るようにしたつもりです。どうぞ劇場へお越しください。

 ○『カチカチ山』出演:宮野真守
 『神州無頼街』の延期が決定し、やはり僕も悔しい想いがありました。なので、僕らの想いを、何か届けられる方法がないか、どんな形になるかわからないけど、前に進める方法は無いかと思っていたので、今回の企画は、本当に嬉しかったです。
 ただ、『神州~』での福士君とは本当に楽しみにしていた共演だったので、また共に舞台に立てないのは残念ですが、僕は「福士蒼汰」が大好きなので、今回も一緒に、想いを一つにしてお芝居を作っていける場所に居られることが、嬉しいし、ありがたいです。
 今回の公演、実は、とても緊張しています(笑)。二人芝居と言う事は、出突っ張りって事ですし…。セリフ覚えられるかなぁ…(笑)。でも、この状況でも、みなさんにエンターテインメントを楽しんでもらうべく、気合入れて臨みますので、ぜひ、楽しみにしていてください!

 ■スタッフ
 美術:池田ともゆき
 照明:原田 保
 衣裳:前田文子
 音楽:岡崎 司
 振付:川崎悦子
 音響:井上哲司
 音効:末谷あずさ
 ヘアメイク:宮内宏明
 小道具:高橋岳蔵
 特殊効果:南 義明
 映像:上田大樹
 大道具:俳優座劇場舞台美術部
 歌唱指導:右近健一
 演出助手:山﨑総司
 舞台監督:芳谷 研
 宣伝美術:東 學
 宣伝・公式サイト制作運営:ディップス・プラネット
 制作協力:サンライズプロモーション東京
 宣伝:長谷川美津子 森脇 孝
 制作デスク:高畑美里
 制作:辻 未央 寺本真美
 プロデューサー:柴原智子
 エグゼクティブプロデューサー:細川展裕

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