ももクロ<表>公演はバレイベ史上初ショートドラマスタート!玉井詩織「ももクロが“愛”」やモノノフから届いた花の差し入れに“意味不明なメッセージカード”の結果とは?【公式レポ】

ももクロ<表>公演はバレイベ史上初ショートドラマスタート!玉井詩織「ももクロが“愛”」やモノノフから届いた花の差し入れに“意味不明なメッセージカード”の結果とは?6

 “ももクロ”ことアイドルグループ『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにが13日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで『ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!2022』(以下、バレイベ)<表>公演を開催し、集まったファンと一緒に盛り上がった。

 以下、公式レポート部分。

 12日に「“新たなバレイベ”が始まる」との告知があった通り、13日の<表>公演は『バレイベ』史上初となるショートドラマでスタート。「10年後からのメッセージ」と題された本作は、なんと控室からリアルタイムで撮影されており、ももクロの“10年後”の姿が映し出された。

 リスナーの期待が最高潮になった瞬間、いつものoverture「ももいろクローバーZ 参上!!」が流れ、X(10周年のⅩ)の形に配置された客席内のステージに4人が登場。ももクロ飛躍の歴史をメタ的に歌った『ザ・ゴールデン・ヒストリー』が『バレイベ』11年目に向けての幕開けとなる1曲となった。

 続いて『ゴリラパンチ』『stay gold』を披露し、MCパートへ。いつもと違ったバレイベのスタートを「どうだった~?」と呼びかけたり、バレンタイン前日なので「本命チョコあげる人~?」とアンケートを取ったり、お馴染みの自己紹介があったりと、トークはいつもと変わらずリスナーとの交流を楽し
む和やかなものとなった。

 そして、スクリーンに映った満月を背負い『月色Chainon』をドラマチックに歌い上げた後は、“新たなバレイベ”となる企画コーナーへ。

 2人コンビで2組ずつ、プロデュース企画を展開。まずは玉井&佐々木ペア。かねてから「酒やけした声」「スナックのママのようだ」とリスナーの間で話題となっている佐々木を玉井がプロデュースし「スナック愛輪(あーりん)」をオープンする。

 スナックの客として登場したのは、サプライズゲストのドランクドラゴン(鈴木拓&塚地武雅)。「酸いも甘いも経験している」という佐々木ママが2人にアドバイスを送るのだが、「SNSがすぐ炎上して困っている」という鈴木に「気にしないでお酒飲めばいい」、「愛って何?」という塚地に「飲まなきゃ答えられない」と答えるいい加減ぶり。最終的に、なぜか玉井が「ももクロが“愛”」という名言を残した。スナックということで、玉井と佐々木はカラオケで『ロンリー・チャップリン』(鈴木聖美 WITH RATS & STAR)を哀愁たっぷりに熱唱した。

 続いては百田&高城ペア。百田が高城をプロデュースし、ニッポン放送の番組『百田夏菜子とラジオドラマのせかい』をステージで生披露することに。

 百田がパーソナリティ役を務めるラジオで「10年前」のエピソードを募ると、ある女性(高城)から電話が。女性は10年前に女子高生にお金を貸したというエピソードを話すのだが、そのシチュエーションに覚えがあった百田は「その女子高生は自分だ」と10年越しの再会に大喜び。

 後日、1000円を返すために待ち合わせた2人は、せっかくだからと百田の行きつけの店「スナック愛輪」へ訪れるのだった。別企画と思いきや、話は繋がっていたという展開。百田&高城がカラオケで「アジアの純真」(PUFFY)をデュエットしたほか、ももクロのライブにプライベートで参加している塚地が、声を出せないリスナー&モノノフたちのためにovertureの掛け声を披露する場面もあった。

 イベントも後半戦、再びライブパートへ。番組で募集した中からリクエストの多かった楽曲でセットリストが組まれ、立木文彦のナレーションが響き渡る『Z伝説~ファンファーレは止まらない~』、バレイベで披露することも多い『黒い週末』といった勢いのある2曲から、卒業を控える学生たちに送る春ソング『Link Link』、最新曲『BUTTOBI!』、そして2018年のももクロ結成10周年を記念して発表された『クローバーとダイヤモンド』を力強く歌い上げた。

 アンコールでは、オープニングのショートドラマの続きが演じられた。4人のもとに、モノノフから届いた花の差し入れに意味不明なことが書かれているメッセージカードも添えられていたのだが、言葉を入れ替えて全て合わせてみると「10年後もいっしょ」という言葉が浮かび上がり……。

 その流れでアンコールソング『愛唄』(GReeeeN)へと進み、MCでは「10年後も『ももクロくらぶxoxo』が続けばいいね」「目指せ1000回!」とこれからの10年への決意表明を語ったももクロ。最後に『青春賦』をしっとりと歌い、記念すべき10年目のバレイベは感動に包まれたまま幕を閉じた。

 終幕後には、2023年のバレイベが2月11、12日の2日間にわたって横浜アリーナにて開催されることが発表された。なお、コロナ禍での開催が2回目となる今回のイベントも、感染防止対策に最大限配慮して開催された。

 ※<裏>公演記事
 ・ももクロ バレイベ<裏>公演に和田アキ子ゲストや10年間で多く歌われた曲をカウントダウン形式で歌唱!「バレイベのおかげで、毎年バレンタインが特別な日になっている」【公式レポ】

 ■セットリスト
 M1:ザ・ゴールデン・ヒストリー
 M2:ゴリラパンチ
 M3:stay gold
 M4:月色Chainon
 M5:ロンリー・チャップリン / 玉井詩織&佐々木彩夏
 M6:アジアの純真 / 百田夏菜子&高城れに
 M7:Z伝説~ファンファーレは止まらない~
 M8:黒い週末
 M9:Link Link
 M10:BUTTOBI!
 M11:クローバーとダイヤモンド
 <ENCORE>
 M12:愛唄
 M13:青春賦

 ※ももいろクローバーZ過去記事
 ・「第5回 ももいろ歌合戦」2021年大晦日に8時間50組超えゲストで開催!舘ひろしのガンアクション幕開けや高城れに×ウマ娘「うまぴょい伝説」や大仁田厚の電流爆破マッチなど盛りだくさん【ロング公式レポ】
 ・高城れに 涙浮かべる観客に「泣きそうになった」!ももクロ初朗読劇挑戦で小田和正の「たしかなこと」歌唱なども【「表」レポ】
 ・ももクロ 1年2ヶ月ぶりの観客前にバレイベでパフォーマンスで「声は出せないけれど、コールが聞こえてくる」や笑顔の花咲く!「また会場で会えることを楽しみに」【「裏」レポ】

 ※記事内写真は撮影:笹森健一

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