プロフィギュアスケーター・村上佳菜子（27）が12日、東京・三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲で『パラマウントベッド Sea Side アイススケートリンク』スペシャルトークイベント『～華麗な滑りは、眠りから？～』に登場した。
まずは、エキシビションとして約2分ほど華麗な滑りを披露した村上。「普段は屋内で、なかなか開放感のある場所で滑れないですし、ここにスケートリンクあるんだ、しかも氷なんだと知って、滑っていて本当に気持ち良かったです」と、気分も爽快といった様子を見せたり、「ここにある施設でドッグランにも来ますし嬉しいです」と、身近な場所での滑りも楽しんだよう。
睡眠については、村上自身のルーティーンとして、「最低でも6時間寝るようにしているというのは、いまでも続いているルーティーンです。真っ暗にして寝ることも大切にしています」と話すとともに、もうつあるといい、「生まれたときから持っているシーツがあって、それをいまでも抱きながら、匂いをかぎながら寝ています」と、少し照れた表情を浮かべる。
続けて、現在開催中の北京五輪の話題が振られる。2月10日のフィギュアスケート男子シングル フリーで日本勢では、鍵山優真選手が銀メダル、宇野昌磨選手が銅メダルを獲得。まずは宇野選手へ、「成長を挙げていたので、まさにそのような大会になったのではないかと思います。必ず次につながると思います」といえば、鍵山選手へは、「初出場なのに緊張感なく楽しく滑っているという印象でした。フリープログラムは緊張されていたようですが、あの大舞台であの演技ができたというのは次につながっていくと思います」と、期待を寄せた。
さらに、4位入賞となった羽生結弦選手へは、「みなさんも注目されていたと思いますけど、4回転アクセルにチャレンジしてくれましたね。4回転アクセルを入れなくてもトップを狙える選手ですけど、あそこでチャレンジしてくれたアスリートとしての姿勢というものが、私達観ているアスリートもそうですし、アスリートではない世界中のみなさんの心を動かされるものがあったと思います」と、感想を。
一方、15日に行われるフィギュアスケート女子ショートプログラムへは、「ロシアの選手も強いですが、日本にも素晴らしい選手たちがそろっています」と切り出すと、坂本花織選手と樋口新葉選手へは、「素晴らしい演技をする方、本番でもメインでもいいイメージがあると思うので、楽しんできてほしいなと思います」といい、河辺愛菜選手へは「初出場でドキドキするところもあると思いますけど、トリプルアクセル。これが彼女の鍵になってくると思いますので、注目してもらえれば」と、見どころを。
また、自身としてはスピードスケートの高木美帆選手へ注目しているといい「同い年ということもあって、ずっとお互いに意識していた部分もあったので、今回頑張ってほしいなと思います」とエールを送っていた。
