佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我による7人組男性グループ『IMP.』主演舞台『IMPACT』(構成・演出:滝沢秀明)が5月1日に愛知・名古屋の御園座で開幕。開幕を記念し開催された囲み会見内では構成・演出を務めた所属事務所TOBEの代表取締役・滝沢秀明氏の演出について語られることがあった。
『IMP.』初の主演舞台で、構成・演出は滝沢秀明氏が務める作品。5月1日の愛知公演の名古屋・御園座を手始めに、石川、広島をめぐる3都市での公演となる。ちなみに、御園座といえば滝沢氏が2018年に出演者として最後の公演を行った場所となる。 舞台はショーと芝居の2部構成。ショーパートでは滝沢氏の緩急自在な演出で『IMP.』がダンス・歌・アクションを繰り広げ、グループの色に染め上げる。一方、芝居パートでは、滝沢氏がかつて舞台で演じた『平将門』を上演。かつて滝沢氏が演じた『平将門』を『IMP.』がどう表現するのかも見どころの1つとなっている。
記者から、御園座は2018年に滝沢社長が出演者としての最後の舞台でした。そこで主演として今回舞台に立つ気持ちは?と質問された影山は「僕自身も御園座で、初めて立たせていただいたのが2018年の舞台でした。今回 IMP.が御園座で座長として主演舞台をやらせて頂けるのは、本当に光栄です」と感激とともに、「とにかく“インパクト”という言葉通り、観てくださる皆さんに衝撃を与えられるような、そんな舞台にしたいと思っています」と意気込みも。
滝沢氏から開幕に向けてかけられた言葉については横原から「座長というのは本当に責任があるので、稽古の段階から感じてますし、僕らが引っ張っていかなきゃいけないという責任感を感じましたが、社長からは『まあ、俺は一人でやっていたけど、お前らは7人だからな』と言われました(笑)」との声がかかったとも。
芝居パート『平将門』の『MASAKADOの乱』についても質問が。10トンもの大量の水の演出があったりするなか、平将門を演じる佐藤はその立ち回りで「本当に大変でした。僕は滝沢社長が演じていた平将門を今回演じるのですが、所作や立ち振る舞いはもちろん、刀の使い方、役作りの仕方まで、細かいところまで社長にご指導いただきました」と、振り返る。
続けて佐藤は、「滝沢社長の平将門に対する思いが、凄く伝わってきてその思いに答えたいという気持ちです。ビシバシと、本当にビシバシとご指導を頂きまして。僕の癖や細かい動きまで分析してくださって勉強になることばかりでした」と、愛のムチを振るわれた様子を窺わせていた。
舞台『IMPACT』愛知公演は5月1日から5月25日まで名古屋・御園座にて、石川公演は5月30日から6月1日まで金沢・本多の森 北電ホールにて、広島公演は6月6日から6月8日まで広島文化学園 HBGホールにて上演予定!
※記事内写真は(C)松竹