劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』(総監督:宇田鋼之介)ギャラクシープレミア完成披露上映会が9月28日に新宿バルト9で開催され巽幸太郎役の宮野真守、源さくら役の本渡楓、二階堂サキ役の田野アサミ、水野愛役の種田梨沙、紺野純子役の河瀬茉希、ゆうぎり役の衣川里佳、星川リリィ役の田中美海、山田たえ役の三石琴乃が登壇した。
オリジナルTVアニメ『ゾンビランドサガ』は第1期が2018年10月より放送され、謎のアイドルプロデューサー巽幸太郎にゾンビとして甦らされた、7人の伝説の少女たちが、ご当地アイドルグループ「フランシュシュ」として、佐賀県を救うために奮闘し大きな反響を呼び舞台となった。聖地となった佐賀県には、多くのファンが詰めかける現象も起こることに。そして2021年4月からは続編となるTVアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」が放送され、再び話題に。2021年10月に幕張メッセで開催された「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュ 佐賀よ共にわいてくれ~」内にて「ゾンビランドサガ」の映画化が、佐賀県出身の俳優「白竜」と「村井國夫」による映画化決定PVで発表され、大きな話題となっていたが、ついに映画化が本格始動。新たな伝説の第1歩が始まることとなった。
以下、公式レポート部分。
三石、宮野らフランシュシュメンバーが初めて勢ぞろいしたイベントだけに、満員御礼の客席は声優陣ラインナップの段階でボルテージMAX。割れんばかりの拍手と歓声で始まり、声優陣もキャラクターに合わせた挨拶で会場をさらに沸かせるなど、演者&会場が一体となった舞台挨拶となった。
4年越しの劇場版完成に爆発寸前の会場を前に本渡は「ファンの皆さんの気合が感じられますね!」と声を弾ませて「このメンバーでステージに立てているのが奇跡!」と感慨を口にすると、ヴィジュアルも巽幸太郎に成り切った宮野は「伝説のお客さん!」と全席を埋めたファンたちに感謝した。さらに本作の完成度について「サイコー!」との声援が上がると、田中は「嬉しい!泣きそう!」と喜び、河瀬が「劇場公開までの一ヵ月、ネタバレ禁止ですからね!」とお願いすると、宮野は「まあ、言うても良いけどね!面白ければ良いじゃない!」とジョークを飛ばして場内爆笑となった。
改めて宮野は「僕自身これまでイベントに参加出来ていなかったし、アフレコ収録も別々だった。このメンバーで集まるのは一期の打ち上げ以来?それくらいのだいぶぶりなので集まれて嬉しいです」と再会に喜色満面。劇場版については「感動しました!」と胸を張り「4年の構想があったからこその緻密な物語と大迫力の映像が伝わったのでは」と手応えを口にしていた。
さらにステージ上には舞台挨拶には不釣り合いなパイプ椅子が7脚運び込まれ、劇中でフランシュシュが住む洋館の地下室を再現。それぞれ定位置に座った声優陣による『ゾンビランドサガ』洋館地下室再現トークコーナーが行われた。
宮野=巽幸太郎から「この映画をどれくらいヒットさせたいんじゃい!?」との問いに、本渡は「大谷翔平選手くらい!」とワールドクラスのヒットを懇願。本作の見どころを聞かれた河瀬は「運転できます!免許持っています!」と明かし、宮野は「いいラインのネタバレ!」と満足そうで、種田は「指から出るレーザーが1本から5本に増えました!何かとは言えませんが…」と劇場公開に期待を持たせる意味深回答で会場を沸かせた。
『ゾンビランドサガ』らしさを聞かれた田中は「1期2期があって時間が空いても『ゾンビランドサガ』は『ゾンビランドサガ』だよね!わかってくれますよね!?」と客席に同意を求めて大声援。衣川は「最初は意味のわからない事が多いけれど、それもひっくるめて最後は素晴らしい作品にする。絶対に期待を裏切らないし、泣けます!」と予告。三石は「なんでもかんでもてんこ盛り!私の想像の斜め上をいきました。台本読んで感動しました」と実感を込めていた。
続いて、宮野にTVシリーズ出演に至る経緯について質問されると、宮野は「最初は…怪しい作品だなと思いました」と笑わせつつ「蓋を開けてみたらお笑いネタ満載で、僕自身も生き生きと演じたら『それです!』と監督から言われた。それで迷わずに演じたらこういう仕上がりになりました」と笑顔。これに声優陣から「宮野さんにしかできない!」と太鼓判を押す声が上がると、宮野は「全てはファンの皆さんのお陰です。受け入れて受け取ってくれてみんなが応援してくださったからこそ、劇場版までこぎつけることが出来ました」とファンたちの熱烈な支えに感謝していた。
『フランシュシュ』の今後の野望は?の質問に田野は「日本武道館に立ちたい!」、田中は「この映画の応援上映をしたい!」、種田は「4DXで観たい!」と夢は広がるばかり。客席には外国から訪れたファンもいて、三石は「劇場版を大ヒットさせてワールドツアー!6大陸全部を回りたい!」とぶち上げれば、種田も「『ゾンビランドサガ』はまだまだ終われない!」と意気込み、宮野は「ファンの皆さんが応援していただければ、『ゾンビランドサガ』製作陣は何かしらをやりたがる人たちばかりなので、この映画をヒットさせるのが皆さんの使命です!」と満員の観客に呼び掛けていた。
フォトセッション中は流れる楽曲に合わせて手拍子が入るという異例の現象も発生した。通常の完成披露とは違い、『ゾンビランドサガ』の空気感そのままの舞台挨拶となったイベントも、あっと言う間に終了の時刻に。最後に本渡は「4年程待ってくださって、不安な気持ち楽しみな気持ち色々とあったと思いますが、4年分の製作陣のオリジナルストーリーを一から作っていくところで、私たちは素晴らしい映画になったと胸を張って言えます。何度でも観ていただいて、佐賀県と『ゾンビランドサガ』を盛り上げていきましょう!」とPR。宮野も「映画ならではの迫力の映像、楽曲、そして感動が待っている。みんなの本気が知れる『ゾンビランドサガ』だからこそ心揺さぶられるシーンがあります。僕はゾンビだからこそできるところに毎回感銘を受けています。悲しみもはらむけれど、ゾンビだからこそできる事を彼女たちは受け入れて前に進んでいく姿がカッコ良い。その姿が沢山の人に届けばいいなと思っています。今後も『ゾンビランドサガ』を宜しくお願いいたします!」と劇場公開に期待を寄せていた。
劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』は10月24日より全国公開予定!
映画公式サイト:zombielandsaga-movie.com
公式X:@zombielandsaga(https://x.com/zombielandsaga)
※記事内画像は(c)劇場版ゾンビランドサガ製作委員会