『FONDAN』メディア発表会が11月6日に都内で開催された。
冬季限定の『SNOWS』やチーズ菓子『CHEESE WONDER』を運営していることで知られていてる株式会社COCが口どけにこだわった“とろけるお菓子の専門店”『FONDAN』(フォンダン)をローンチする。11月19日に直営店舗「FONDAN 大丸東京店」(大丸東京店の1階)をオープンし、自家製『生バター』を使用した新商品を販売していく。
現在の市場で「生バター」というと生クリームとバターを合わせたものや、フレッシュバターを使用したものを指すのが一般的。しかし、同社では、搾りたての放牧牛乳を必要最低限の殺菌処理し作り上げた独自の「生バター」を使用する。
これまで同社では北海道からおいしいお菓子を世界に届けてきたが、今回スイーツ(ブランド)において初めての「東京発ブランド」としていることが特徴。さらに、土産菓子ではなく、プレミアムギフトという位置づけで販売していくとしている。
販売するのは1年半かけて制作したという、カリっとした食感の薄焼きラングドシャ『FONDANSAND』(フォンダンサンド)。自家製生バターを溶かし込んだフォンダンをとろりとかけたガレット『FONDANGALETTE』(フォンダンガレット)の2商品となるとしている。同社の長沼真太郎代表取締役は、試行錯誤する際に、「発酵バターは先味が強くドンとくる。いろいろ試す中で、生バターが最後のじんわり感が残るということで生バターを選びました」と、説明した。
会場にはバターマニアの長尾絢乃氏も来場。フォンダンサンド、フォンダンガレットともに「素直に美味しかったです」と笑顔を見せつつ、「まずフォンダンサンドを食べたのですが、口に入れた瞬間に、楽しんで口の中に広がる生キャラメル。生バターゆえの特徴だと思いますけど、ゆっくりゆくり口に広がっていくのが印象的でした」とレポート。
一方ガレットへは「段階的に印象が変わっていくなと感じました。食べた瞬間もそうなんですが、食べ終わったあとも幸せになれるお菓子だなと思いました」と、評価していた。なお、長沼氏はガレットは上部に生バターが塗られているが、食べ方の1つとして「裏返してもらって、舌にくっつくような食べ方もしてみてもらえればと思います」とオススメしていた。
記者からは賞味期限について質問が挙がり、長沼氏からフォンダンサンドは常温で15日ほど、フォンダンガレットは常温で5、6日ほどと話していた。
■『FONDANSAND』(フォンダンサンド)
5個入:1350円(税込)
10個入:2646円(税込)
■『FONDANGALETTE』(フォンダンガレット)
4個入:1458円(税込)
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ











