（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
Vシネクスト『仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ』（監督：柴﨑貴行／配給：東映ビデオ）完成披露舞台あいさつが11月11日に東京・新宿バルト9で開かれショウマ・ストマック／仮面ライダーガヴ役の知念英和、辛木田絆斗／仮面ライダーヴァレン役の日野友輔、甘根幸果役の宮部のぞみ、ラキア・アマルガ／仮面ライダーヴラム役の庄司浩平、リゼル・ジャルダック役の鎌田英怜奈、ググナ役の田淵累生、狩藤綾巳役の新木宏典、柴﨑貴行監督が登壇した。
『仮面ライダー』シリーズで、2025年8月31日に最終話を迎えたお菓子をテーマにした特撮TVドラマ『仮面ライダーガヴ』（テレビ朝日系）。本作ではその後の世界が描かれており、闇菓子の復活を企む謎の怪物・グラニュートが現れたことから、ショウマの目指す人間とグラニュートが共存する世界へ向けて再び戦いに身を投じる。
上映前に登壇したキャスト陣だったが、知念はイベントに大興奮しているのか「作品いかがでしたか？」と聞いて、キャスト一同から「上映前！」と、総ツッコミを受け賑やかな幕開け。さらに、完成披露にまでこぎつけたことへ、知念は客席にぶんぶんと手を振り、再会できたことを大喜びしていることを伝えた。
撮影のエピソードとして、知念が「手術」という言いづらいセリフでなかなかOKをもらえずに、日野が新木とともに現場で相当に待たされたという話を披露。そこから1人ずつ「手術」を言えるかどうかを競う展開になったりとイベントは大盛りあがりだった。
また、新木といえば2007年から2008年にかけて放送された特撮ドラマ『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にて敵組織の『臨獣殿』首領・理央役を演じていることで知られる。そんな新木に、久々の特撮出演への感想を問われると、「ゲキレンジャー18年前ですからね。お父さんになってる人いるのかな？」と客席に問いかけると、薄い反応に「きょうはいないみたいですけど」と、笑う様子も。
18年前と変化した部分として、「スタッフもチームもそうですけど、お弟子さんだった方たちが先陣を切っているのを見て、時間の流れを感じました。それで、受け継がれているんだなって」としみじみ。さらなるエピソードがないか司会が掘り下げようとすると、「ライダーなんで現場が違うというのがあるんで。僕がゲキレンジャーをやっていたときはオールアフレコで、ライダーは電王だったんですけど、その時は音響チームも入っていたんです。取り組みも体制も違っていたので、結果、比べることができないです」と、丁寧に説明していた。
“トリオ漫才“
イベント後半には作品のサブタイトル『ギルティ・パルフェ』にかけて、最近ギルティだったことは？という質問が。すると知念が「自分が罪深いっていう話じゃないんですけど」と切り出す。このくだりは知念の気遣いもあり、相当に長くなってしまっていたが、要約すると知念が日野の自宅に遊びに行きお気に入りの靴下を忘れて帰ったそうだが、その靴下を日野は後日自身がはいていたと証言。その知念のお気に入りの靴下をはいていた日野に恐る恐る、「日野くん、きょうの靴下可愛いっすね」と話を振ってみたところ日野が「英和が忘れていったやつ」と、言ったため確定したそう。その暴露に、日野は「靴下は2回洗濯から」と綺麗だとアピールしたが、知念は冷静に「そういうことじゃないの！」と、ツッコんでいた。
そのお返しとばかり、今度は日野が知念が初写真集『ひでのよんな～らいふ。』の取材を受けた際の話を持ち出す。知念によると日野のオススメカットが「海にダイブするカット」と話していたそうだが、知念は「そんなんねーわ！」と記者に言い放ったそうだが、実際に写真集内に海にダイブするカットはあったそうで、日野は「なんで俺が見てないで適当に言ってきましたみたいな感じで演出するの！」と、詰めだすことに。
収拾がつかなくなりそうな2人に横から庄司が「楽屋でやって！」と言って、収束した……ということはなく、日野はさらにヒートアップし話を続け、知念に自身の写真集を買うよう詰め寄る。そこでもう1度庄司が割って入って「わかった、俺が引き取るから」と男気をみせ2人のかわりに謝罪……することはなく、まさかの「庄司浩平写真集『だから、ぼくは』発売中です！」と自分の写真集をアピール！これには日野も知念も猛然と抗議をはじめ、会場はカオスな状況に。
そんな3人を新木が冷静に「靴下を忘れるくらいお泊まりをしたのかな？そういう仲の良さが伝わってよかったよね」と言って、3人が新木に頭を下げ、トリオ漫才のような状況に終止符を打っていた。
Vシネクスト『仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ』は11月28日より期間限定上映！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
謝るかに見えたが……
記念撮影直前に話し合う3人
