タレント・はなわとその妻・塙智子氏が11月11日に都内で『いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2025』記者発表会に登場した。
2000年から開催されている賞で、その年を代表する理想の夫婦を紹介するというイベント。はなわと智子夫妻は2000年に結婚し、はなわのSNSで今年銀婚式を迎えたことも明かしている。
今回の受賞理由として「今年芸歴30周年を迎え、お笑い芸人の中で異能を発揮するはなわさんと、その作詞作曲『お義父さん』に「幸せな家庭だけを夢見る美しい女性」とうたわれた智子さんと和気あいあいの夫婦愛を顕彰し、結婚25周年を祝して「いい夫婦パートナー・オブ・ザ・イヤー2025」を贈ります」としている。
副賞としてサントリーからプレミアムモルツビールが振る舞われ、乾杯の発声をはなわ夫妻が務めることに。勢いよくごくごくと飲んでグラスの半分以上を2人とも一気に飲んで、会場を沸かせていた。
スピーチははなわが前に出て、「われわれはなわ夫婦が受賞ということで『われわれで大丈夫なのか……?』と、朝から言ってまして。半分ドッキリじゃないかなと思ってやってきました」と心境を。
続けて、はなわは「われわれ夫婦、決して理想的な夫婦ではないと思います。けんかもしたりするなか、過ごしてまいりまして」と、いつも笑顔とはいかないそうだが「長男も結婚し、孫もできたということで、素敵な賞を頂きまして、頑張って子育てをされている方々、素晴らしい賞を受賞された方々へ向けてはエールになるのかなと思いますので、もっともっと素晴らしい家庭を築けるように頑張ってまいります」と、意気込んだ。
また、はなわは智子氏が「高校の1つ上の先輩で、それからなので、こんなところで賞を頂いているのも信じられないんです」と、関係性を詳しく話すこともあった。
司会から夫婦円満の秘訣も投げかけられたが、はなわが「いい意味で放任主義」というと智子氏は「嘘つくな!」とツッコミを入れて笑いを誘う。あらためて夫婦円満の秘訣として、智子氏は「思ったことをそのときにいう、その時その時で解決する」といいつつ「(ストレスを)ためたらもう離婚だよ!」と、釘を刺すのも忘れずに再び会場を爆笑に包んだ。
また、けんかになった場合、はなわには斜め上を見て話を聞き流す“地蔵”なる技があるそうだが、智子氏は「それはムカつく!」と、ダメ出ししていた。
なお、はなわ夫妻のほか、結婚39年を迎えた株式会社NTTデータ 代表取締役社長の鈴木正範氏と鈴木紀子氏も本賞を受賞。同時に開催された『いい夫婦 川柳コンテスト2025』の大賞に不屈の文男氏の『備蓄した 愛が絆に なる夫婦』が輝いたことがアナウンスされた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ






