アイドルグループ『Snow Man』向井康二、俳優・森崎ウィンが11月11日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで日タイ共同制作映画『(LOVE SONG)』(監督:チャンプ・ウィーラチット・トンジラー/配給:KADOKAWA)大ヒット御礼舞台あいさつを開催した。
東京とバンコクが舞台。突然の辞令で東京から海外勤務を命じられた研究員・ソウタ(森崎)は、バンコクで学生時代に想いを寄せていたカイ(向井)と再会。タイでカメラマン兼ミュージシャンとして活躍するカイの姿に心が揺れるソウタ。一方のカイも、学生時代に歌っていた“未完成の歌”をソウタが覚えていることに驚きを隠せず……。いつしかふたりを繋ぐ歌が再び胸の奥で響き始める──という異国の地で再会した2人が次第に心を通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描くピュアラブストーリー。
拍手に迎えられるなか、白のデニムのセットアップでステージに……登壇すると見せかけて、観客に手を振りまくってファンサービスに熱を入れるあまり階段を上らずステージ下を歩こうとし、森崎が上にあがるように促した……だけでなく、森崎が今度は下を歩こうとして向井が上にあがるように促すという、まるでコンビでのコントを見ているかのような開幕となり、いきなり会場を盛り上げまくった。
10月31日に公開されてから、向井は森崎と会うのが「本当に久しぶりな気がする」と話していたが、スタッフからは1週間ぶりくらいと伝えられ“そうかな?”とばかり訝しげなリアクションを見せることも。作品の反響については、司会が女性だけではなく男性の観客も増えてきていると伝えると、向井も「おかんが言ってましたよ男性も観に来てるって。8、9くらい観に行ってるらしいです」と話したり、自身出演のドラマ『フェイクマミー』のスタッフからも「キュンキュンする」と言われるのだそうだ。
トークは向井と森崎の2人ということで、ステージを広く使って動きまくり、自由すぎる話を展開。なぜか歯磨きの話になり、森崎が歯磨き粉を水に少しつけて泡立ちを良くしてから磨いていることに対してツッコんだり、向井が痛さの残らないデコピンの仕方を研究しているとも。
さらには、向井は森崎がロイド役で出演しているミュージカル『SPY×FAMILY』を観劇したことが明かされていたが、向井がいきなり同作人気の子供のキャラクター・アーニャの口真似をはじめ「ちち、かっこいい!」と言ったかと思えば、「アーニャ役のオーディション受けたんです」とまで言い出し、身長で弾かれた(?)と言いたい放題。
イベント終盤には、本作タイトルにある“()”は未完成という意味をこめていたそうで、多くの方に見ていたそれを外すことで“LOVE SONG”を2人の手で完成させるコーナーも開催。そこで、糸を格好よく外すように見せようと、「スパイダーマン」と言いながら向井が糸を手に持ったり、森崎に「ちちー!」と再びアーニャ風な口調で近づいたりと爆笑であふれるステージを展開。そして外れた“()”を2人頭に装着して向井は、「黒柳(徹子)さんみたい」と、口調を真似しだし自由すぎるあいさつとなっていた。
最後も舞台袖のドアまでくると観客の方に振り返り投げキスを飛ばすなど、盛り上げ続けていた。
映画『(LOVE SONG)』は公開中!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ


