（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・吉沢亮が12月10日にヒューリックホール東京で『ELLE CINEMA AWARDS 2025』授賞式に登場した。
ファッション・メディア『ELLE（エル）』（ハースト婦人画報社）が選ぶベスト作品を発表するイベント。吉沢は今年目覚ましい活躍をした男性に贈るエル メン賞を受賞したことから登壇となった。
黒のフォーマルな衣装で登場した吉沢。今回の受賞に「非常に嬉しいです。このようなきらびやかな場所に呼んで頂き、誠に光栄です」とコメントを寄せると、トロフィーを小さく掲げた。
今回映画『国宝』の主演が認められてのものとなり、同作へ「1年半の歌舞伎のけいこがあったり、懸けてきた時間や情熱が段違いなんです。それがたくさんの方に観て頂いて愛して頂いて、自分の中では特別な作品になりました」と、しみじみと振り返った。
また、『国宝』は本授賞式で話題賞も受賞し撮影の話題も振られると「現場ではとにかく良いと思えるものを作りたいという思いで走り抜けました。観てもらえればいいものだと思いました」というと拳をぎゅっと握りつつ「これほどまでに広がると思っていませんでした」と、率直な気持ちも語る。
本作のプロデューサーからは撮影中の吉沢について「変化を感じる瞬間はありませんでしたが、私からすると安心できる安心感がありました。本人はそうではなかったと思いますが、安心して委ねられる感じがいしました」と、評していた。
来年へ向けては、「ミュージカルがあったり、新たなチャレンジがありそうな年ですので、変わらず挑戦の年にしていければ」と、意気込んでいた。
受賞後の、降壇の際、吉沢はその次が話題賞の『国宝』で再登壇することが頭をよぎったのか、壇上で、戻ろうとしたり、その場にいようとしたり、一瞬うろうろする一幕も見せたりと、さまざまな表情を見せていた。
その後、トークショーも開催。朝の連続テレビ小説『ばけばけ』で共演している北川景子とのトークでは、北川は実は吉沢が20歳のころに共演していたことを明かし「キュルキュルフレッシュという感じで」と、目を細めることも。
さらに『ばけばけ』の話題では、北川は吉沢の印象として、「現場に馴染む感じがすごいんです。居方をマネしたいです」とたたえると、これに静かにふるふると首を振る吉沢。逆に、吉沢は北川へ「テンポの良いストーリーですけど、北川さんのシーンは大河ドラマのような重厚感とピリッとしたシーンなんです。その根底にある面白さみたいなものを、北川さんが出るシーンでは体現されてている感じがしていて、見ごたえたがあるなと思っています。それこそ北川さんは現場ではフランクにコミュニケーションをされていて僕が自分から行けないタイプだからありがたくて」というと、北川が逆に自身がぐいぐいと迫ったことで迷惑だったのではと気を使いだし、そんなことはないとばかり、手をぶんぶん振る、吉沢と応酬を繰り広げていた。
■受賞一覧
◯エル ベストアクトレス賞：北川景子
◯エル メン賞：吉沢亮
◯エル・ガール ライジングスター賞：木戸大聖・出口夏希
◯エル ベストディレクター賞：塚原あゆ子氏
◯話題賞：『国宝』
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
木戸大聖が誕生日のためサプライズでケーキが運ばれたが興味津々
興味津々その2
戻ろうとするが……
まだ残っていてもいいのではと迷う？
1度戻っていいことが分かり……
戻る
北川と丁々発止なやりとり
授賞式後の質疑応答ではトロフィーとマイクを持ってなためトロフィーをおろしたそうに……
トロフィーを振り下ろす吉沢
