声優・池水通洋が5月16日に東京・新宿ピカデリーで『機動警察パトレイバー EZY File 1』(監督:出渕裕/配給:松竹ODS事業室)公開記念舞台あいさつにサプライズ登場し観客を沸かせた。
人気の『機動警察パトレイバー』シリーズ新作。1990年代末にテクノロジーの急速な発展により生まれた汎用人間型作業機械、通称レイバー。しかし、それによりレイバー犯罪も社会的脅威となり警視庁は本庁警備部内に特殊車両二課を創設。通称、特車二課パトロールレイバー中隊「パトレイバー」の誕生である。そこから時は流れ労働人口減少の一途を辿る2030年代の日本を舞台に、AI技術による自動化が進んだ末、社会基盤を支える一部として定着。人が搭乗するスタンドアローン型の〈レイバー〉は、自立型ロボットへの代替が進み、もはや時代遅れとなりつつあった……という時代を背景に特車二課の面々の活躍が描かれる。File1の本作では『トレンドは#第ニ小隊』『閑中妄あり』『ホンモノが一番』の3作が上映される。
池水は劇中の1990年代末の特殊車両二課に所属した1人、太田功役を演じているが、本作でも太田役で出演している。今回、進士幹泰とともにFile1に出演していることが本イベントで解禁となった。
久我十和役の上坂すみれ、天鳥桔平役の戸谷菊之介、間昭彦役の小林親弘、出渕裕監督が舞台あいさつを進めていくなか、中盤に急に場内に「優しくしてやればつけあがりやがって」との声が響き、サプライズで呼び込まれる。これに観客も「おおっ!!」とどよめきが起きた。
「できるかなと思っていたんですけど、太田の顔を見たらすぐに太田に戻っちゃうんですよ」と太田役を演じてもすぐに戻れたという池水。出渕監督は「声が出るか不安がっていたんですが、やってるうちにどんどん太田の声が出るようになって」と驚いたエピソードを話せば、上坂はぽーっと言った様子で池水を見る様子も。
司会から進士幹泰役を演じる声優・二又一成の話題を振ると、「アフレコで久しぶりに会いました」と懐かしげ。かつて「二又ちゃんと後藤隊長(大林隆介)とアフレコ終わったらラーメン屋に行って飲んで。懐かしいですね」と、しみじみ。
さらに上坂を見て「ああ泉(泉野明)とおんなじだな。30数年経ったんだなぁって」と話すとともに、「EZYのみなさんも頑張ってください!」とエールも送った。
太田というキャラクターについて出渕監督は「押井さんと会ったときに『太田は馬鹿だから扱いやすい』らしくて、ハッピートリガーなイッちゃてる警官でコンプラ的に難しい描き方なんですけど、(漫画版を担当した)ゆうき(まさみ)さんの漫画だと実直で、しっかりした警察官としても描いていて、僕らの中でも幅もある思うんです」と言いつつ、出渕監督が作る際にはその間くらいのキャラクターを意識していたそうだ。
ほかにもかつての声優キャストと、パトレイバーのキャラクターが重なっているようだったと話す池水。山崎ひろみ役の郷里大輔へ「顔もゴツかったです。でも優しくて。それがそのまんまなんですよ」と話したり、香貫花・クランシーを演じる井上瑤へは「ネイティブな英語を使える自由な人でねぇ」と懐かしげ。さらには「きのう(篠原遊馬役を演じる)古川ちゃん(古川登志夫)に会いましたよ文化放送。明日行くから言っとくからねっていっときました」といい、続々とあがる声優陣の話に、小林は「ほんとにお話3時間くらい聞きたいですよ!」と大興奮だった。
『機動警察パトレイバー EZY』File 1は公開中でFile2は2026年8月14日よりFile3は2027年3月に公開予定!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ




