ガルパン『ガールズ&パンツァー 最終章』第5話舞台挨拶公式レポ!渕上舞、喜多村英梨らがトーク

ガルパン『ガールズ&パンツァー 最終章』第5話舞台挨拶公式レポ!渕上舞、喜多村英梨らがトーク2

 『ガールズ&パンツァー 最終章』(監督:水島努/配給:ショウゲート)第5話 上映記念舞台あいさつが10月10日に東京・新宿バルト9で開かれ西住みほ役の渕上舞、ダージリン役の喜多村英梨、オレンジペコ役の石原舞、アッサム役の明坂聡美、音響監督の岩浪美和氏が登壇しMCは園みどり子役の井澤詩織が務めた。

 2012年10月にTVシリーズ(全12話)の放送を開始した完全オリジナルアニメ『ガールズ&パンツァー』。「戦車道」が華道や茶道と並ぶ乙女のたしなみとして親しまれる世界を舞台に、女子高生たちが「戦車道」に青春を懸ける唯一無二の世界観と、個性豊かなキャラクターたちが織りなすハートフルなドラマで人気を博し、2014年にはOVA、2015年には『ガールズ&パンツァー 劇場版』が公開。興行収入25億円を突破する大ヒットを記録した。2017年よりスタートし最新シリーズである『ガールズ&パンツァー 最終章』は、第1話から第4話までが上映され、ついに第5話が10月9日より公開。前作・第4話より興行収入対比で、128.4%超え(興行収入3.13億円/上映5日間 [10月8日(木)の前夜祭上映の成績含む])となっている。

 以下、公式レポート部分。

 MCの井澤さんの呼び込みで、渕上さん、喜多村さん、石原さん、明坂さん、岩浪さんの5名が登場。それぞれが自己紹介をする中、「生のガルパンおじさん、はじめて見ました(笑)」と、ガルパンのイベント初登壇となった明坂さんの一言に、会場から笑いが広がった。井澤さんから観客のみなさんに対し「第5話、いかがでしたか?」と質問が投げかけられると、客席からは大きな拍手が。

 続いて登壇者に率直な感想が問われると、渕上さんは「こんなのだったっけ?すごい!と思いました」と一言。アフレコはすべての映像が完成していない状態で収録するため、完成版の迫力や細かなシーンに込められたこだわりに改めて感動している様子だった。喜多村さんは、ダージリンの将来が語られた冒頭シーンについて、「自分の夢・進路を語るところがクローズアップされるので、成長というか生活というか、人生そのものを感じて感慨深い」と語る。加えて、そうした未来を見据える彼女が「いかなるときでも優雅」であることも印象に残ったそうだ。また、ダージリン以外にも、キャラの日常シーンが描かれたことで、「グッとくるシーンがたくさんあった」と感想を述べていた。

 石原さんは、決勝戦でオレンジペコがダージリン、アッサムと乗っていたチャーチルを降りたことに驚きがあったと明かす。また、別の車輌で車長になった瞬間、「クールでキリッとしていて。今までにない表情で、覚悟が決まっているんだな」と、その変化と成長を実感していた。渕上さんは、そんなオレンジペコの変化に、「うすうす気づいていたけれど、怒らせると一番怖いタイプだよね(笑)」と、彼女の人柄を分析していた。

 明坂さんは、昨年末から4回に分けて劇場上映され、この10月からTV放送もスタートした『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!』の思い出から。「(オレンジ)ペコが小さくなったり、ローズヒップが走り回ったり」していて、アッサムとして振り回された日々を告白。ところが『最終章』第5話で描かれたローズヒップに「ほかの生徒を制していたので、成長を感じました」と目を細め、『らぶらぶ作戦』を挟んだことでより成長が感じられたことを明かしていた。また、Dolby CinemaRを体感したことで、「音がリアルすぎて、あんなに怖いんだ」と話し、その迫力にも触れていた。

 井澤さんは、試合シーンのあまりの迫力に「死ぬのでは? というシーンがいっぱいあった」と率直な感想を述べる。風紀委員としてカモさんチームにスポットが当たるシーンについては、喜多村さん「軽くホラーだったよ(笑)」、石原さん「椅子の感じも怖い」、渕上さん「あの椅子を誰が作ったの?」と、シチュエーションも含めて登壇者から様々な疑問が噴出。岩浪さんはそど子、ごも代、パゾ美という名前の由来となった、あるカルト映画のオマージュとなっているシーンであることを説明していた。さらにカモさんチームの3人は井澤さんの声を聞いた水島(努)監督の一声によって追加された、エピソードも紹介された。

 第5話は通常上映だけでなく、4D版など様々な上映形態で同時上映されているが、その中でDolby CinemaRについて岩浪さんが解説。DolbyCinemaRは、Dolby AtmosR(音響)とDolby VisionR(映像)が組み合わさった、岩浪さん曰く「最高の劇場仕様」の上映形式。アトモスは前面、両サイド、天井エリアそれぞれ好きなところに音を置くことができ、「10億チャンネル分のスピーカーがある状態」とのこと。一方、Dolby VisionRは、「暗いところは暗く、明るいところは明るい」仕様で、その階調が通常の上映方式の約2倍になっているそう。そのふたつが融合することで「没入感がすごく違う」と、特徴と魅力を解説していた。ただ、Dolby CinemaRに対応する映画館がまだ少ないこともあり、岩浪さんは早めに観てほしいとの観客のみなさんにお願いしていた。ちなみにもっとも音が良いのは、「スクリーンと後ろの壁を3つに区切ったとき、後ろから2/3にあたる中央付近」とのこと。

 次のトークテーマは、第5話のお気に入りのシーン。渕上さんは、それぞれが成長したことで、特訓をしていた(河嶋)桃以外、決戦前夜にもかかわらず日常と変わらない過ごし方をしているところがお気に入りという。その中で「みんながリラックスしていて、昔(TVシリーズ)を思い出させる」と懐かしさもあったと話してくれた。井澤さんは、「みほがお姉ちゃんと電話するときの部屋はなぜ暗いのか(笑)?」と疑問を呈し、観客からの同意と笑いを誘っていた。

 喜多村さんは、大洗女子・自動車部のツチヤ役の立場から、夜中に車を走らせるシーンをピックアップした。岩浪さんは「あそこは音楽(がメイン)のシーンで、いろいろ想像させるもの」と説明していた。同じく自動車部でスズキ役の石原さんも、「桃ちゃんが決戦前に良いことをおっしゃる。でも、ダージリンも良いことを言うのでどっちにも勝ってほしい」と、役を兼ねている者としての悩みを明かす。明坂さんは、「廃校ロボとして役人が登場するところに、歴史を感じましたね(笑)」と、桃の特訓用として登場した大型的当てロボに触れていた。それに絡めて渕上さんは、役人役の景浦大輔さんの演技が「言葉を選ぶのですが……(アフレコ中)うるさくて。ずっとあのテンションでね(笑)」と苦笑すると、明坂さんも「廃校ー!廃校ー!とずっと言ってて(笑)」と、そのテンションに呆気に取られたそうだ。井澤さんは、ねこにゃーにスポットが当たったシーンをピックアップ。「(声優の)葉山いくみちゃんのセクシーな声が最高」と紹介すると、アフレコのディレクションを担当した岩浪さんは「一番注文したかもね。大人の女らしくやってみようか」と、普段とのギャップを強調したと語っていた。

 ラストのトークテーマは、上映形態も含めたもう一度観るときのポイントについて。岩浪さんは、4DXRとMX4D?に関して「あんなに揺れるアトラクションは(他の作品には)ない。後半は凄まじい」とその魅力をプッシュ。さらにDolby AtmosRに関しては「家庭では味わえない音響。今回は閉塞感のあるシーンが多いので、狭さが表現できている」と特徴を話していた。この話を聞いて明坂さんは「だから怖さを感じたのか」と合点がいった様子。渕上さんも「閉所も高所もありますから」と、試合シーンのアトラクション感もひとつの魅力として説明していた。

 フォトセッションを挟んで、最後は観客とライブビューイングで鑑賞しているファンにひとりずつメッセージが送られた。

 「“#ガルパンはいいぞ”でSNSのトレンド1位、頼むよ(笑)。来るべき最終決戦が――東京オリンピックまでに終わると良いねと思ったけれど、パリオリンピックも終わってしまいました(笑)。ただ、セルルックとCGとの融合という意味では世界でトップレベルの表現、エンターテインメントになっていると思います。作品を気に入ってくださったら、ひとりひとりが宣伝マンになって盛り上げていきましょう」(岩浪さん)

 「ドラマCDに参加したのがもう12~13年前。やっとファンのみなさんのお顔を見ることができて嬉しい気持ちでいっぱいです。(ライブビューイングのカメラに向けて)大洗のひとー、アッサムは全然出番なかったのに、これまでお茶屋さんの方々をはじめ盛り上げてくれてありがとうございます(笑)! 聖グロリアーナは決勝に残ったので、最後まで必死に戦っていきたいと思います。まずは第5話の応援、よろしくお願いします」(明坂さん)

 「第5話が上映されるまで首を長くしてお待ちいただいてありがとうございました。次回、第6話でこのチームでの戦車道が最後になるのが本当に寂しいのですが、最後まで一緒に見届けたいと思っていますので、まずは第5話を、いろんな上映形態でお楽しみいただければ嬉しいです」(石原さん)

 「歴史のある作品だなと感じるストーリー展開となりました。ダージリンを演じはじめたときは、彼女の思想だけじゃなく、精神面にも余裕があるステータスの高いキャラクターに、(演じる)自分が歩み寄っていく作業でした。でも現在は、アフレコでも“ボスすぎる”と言われたり、良い意味で貫禄が出ちゃったりしたんだなと(笑)。作品と一緒に自分が成長できているところを観てもらえるチャンスをいただけたと思っています。今後も期待してもらいたいですし、いろんな環境で第5話を楽しんでほしいです」(喜多村さん)

 「来年で15周年になる作品です。こんなに長く関わらせてもらえることはそうそうないですし、私にとってとても大切な作品です。これからも応援、よろしくお願いいたします」(井澤さん)

 「朝も早い時間からありがとうございました。完成版を観ると、度肝を抜かれるシーンがたくさん詰まっていました。いろんな形態で何度でも楽しんでもらえると嬉しいです。そして、これからどういう展開になるのか――大洗が勝つのか、聖グロが勝つのか。ただ、どっちが勝ってもみなさんが嬉しいストーリーになっているはずです。ぜひみなさん、『ガルパン』15年目、そして第5話を一緒に盛り上げていければと」(渕上さん)

 最後は、『ガルパン』の舞台挨拶やイベントでの恒例、「パンツァー・フォー!」の決めゼリフを会場全員で叫んで終了。『最終章』の第5話が上映されたことへの喜びと、様々な上映形態を含めて「映画館で楽しむ」ことへの魅力がゲスト陣から熱く語られた舞台挨拶となった。

 ※記事内画像は(c)GIRLS und PANZER Finale Projekt

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渕上舞

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明坂聡美

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石原舞

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井澤詩織

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岩浪美和(音響監督)