「サザエさん」作者・長谷川町子さんの人となりやこだわりなどが感じられる「長谷川町子記念館」7月11日より開館へ

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 『長谷川町子記念館』 内覧会が9日、東京・世田谷の同所で開かれメディア向けに内部が公開された。

 隣接する『長谷川町子美術館』の分館として11日から開館予定の『長谷川町子記念館』。漫画家・長谷川町子さんの生誕100年を記念して建てられており、長谷川さんの代表作である『サザエさん』、『エプロンおばさん』、『いじわるばあさん』の三大作品の世界観を感じられると同時に、長谷川さんが描いたさまざまな作品やその人となり、仕事の全貌を体感できる常設展示が展開する。

 建物は2階建てとなっており、1階はショップとカフェ、さらに常設展示『町子の作品』と題して3作品の世界観を書籍とデータで楽しめたり、絵本やぬりえなど子供も楽しめるコーナーを展開。

 2階は常設展示室『町子の生涯』と題して、長谷川さんが描いたさまざまな作品や人となり、仕事にかんする資料などを楽しめる。

 なお、2階の企画展示室は11日から9月27日までの期間に『長谷川町子の漫画創作秘話』が開催。3章構成で第1章『漫画家になるまで』では『のらくろ』で知られる田河水泡氏に14歳で弟子入りし、15歳のデビュー。第2章『町子の漫画づくり』では、実際に使用していたペンやインクなどの道具や草稿、漫画原画を交え創作の秘密に迫っている。そして第3章は『単行本の出版』と題し、編集や装幀にいたるまで作り込むこだわりや、同館が収蔵する町子の単行本とその表紙原画が一堂に会するものとなっている。

 また、館内には長谷川町子色満載のSHOP&CAFEも同時オープン。長谷川さんの人間性や町子が生きた明るくポップで少しレトロな昭和を感じられる空間に仕上がっている。

 新型コロナウイルス対策としては入口でサーモグラフィーによる検温、消毒用アルコールの設置、さらに先着順で時間で50人ずつに区切る形になるという。

 ■『長谷川町子記念館』概要
 場所:〒154-0015 東京都世田谷区桜新町1-30-6
 開館時間:10時~17時30分(受付締切16時30分)
 休館日:月曜日(ただし8月10日、9月21日は開館で9月23日は休館)
 入館料:一般900(800)円、65歳以上800(700)円、大学生・高校生500(400)円、中学生・小学生400(300)円※美術館と記念館の両方入館可能 ※()内は20人以上の団体、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者

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