DISH//がSpring Tour 2021「X」完走!北村匠海「僕たちにとっての新しいスタンダードを作ってきた」と楽曲で気持ちぶつけたり橘柊生から泣いたこと暴露される

DISH//スプリングツアー「X」無事完走!北村匠海「僕たちにとっての新しいスタンダードを作ってきた」と楽曲で気持ちぶつけたり橘柊生から泣いたこと暴露される3

 北村匠海(Vo/G)、矢部昌暉(cho/G)、橘柊生(DJ/Key)、泉大智(Dr)の4人組ダンスロックバンド『DISH//』が15日、東京・中野サンプラザホールで1年4か月ぶりの有観客となるSpring Tour 2021『X』ファイナル公演を行い、無事ツアーを完走した。

 2021年2月にリリースした4thアルバム『X』(クロス)をひっさげてのツアーで、5月1日の名古屋公演からスタート。そんな中、緊急事態宣言により大阪公演が中止に。今回、東京公演がツアー2ヶ所目にして最終公演を迎える地となった。

 開演時間を迎え、暗転したステージにメンバーが板付く。会場の緊迫した静けさの中、泉のカウントにより始まった1曲目は、“宣戦布告”を告げる楽曲『ルーザー』。アルバム『X』でも1曲目に収録されているこの楽曲は、挫折、“惨敗”をしながらも戦い続けてきた彼らの思いが詰まったロックサウンドのナンバーだ。北村が「ファイナルきたぞー!最後までよろしく!」と力強く呼びかけ、華々しくライブに幕を開けた。

 続いて、矢部が奏でる重厚なギターリフと、橘のスクラッチが絡み合うイントロで始まる『rock’n’roller』では、“賽は投げられた 告げられる合図”という歌いだしのように、彼らが歩みだした『DISH//』第二章を体現するかのようなロックサウンドで魅せる。

 そして、“ただいま”の代わりに彼らのライブ定番楽曲『ビリビリ☆ルールブック』が続く。その声に応えるように、会場からは“おかえり”と言わんばかりの大きな拍手が沸き上がった。

 北村からの「あらためまして、どうも『DISH//』です!ファイナル来てくれてありがとう!」という呼びかけに続いて『へんてこ』を披露、夕焼けのような温かい光に包まれながらのエモーショナルな楽曲『猫』、心地よい歌声が会場を包んだ楽曲『君の家しか知らない街で』が続く。北村は「きょうはきょうしかなくて、今は今しかない。今この瞬間を楽しませてもらっています」と噛みしめつつ、「会えなかった約1年半で僕たちも成長してきました。僕たちにとっての新しいスタンダードを作ってきたつもりなので、僕らの音や言葉を受け取ってほしい」と、『Get Power』を披露。

 その後のDRUM LOOPでは泉のドラムソロが披露され、そのまま5月シングル収録の「KICK-START」へ。彼らがダンスロックバンドと名乗る所以でもある、楽器を奏でながらのステップダンスを披露した。

 『NOT FLUNKY』の前奏が始まると、矢部が勢いよく走ってステージ下手に消えていき、そのままバックステージを一周して上手から戻ってくるというアドリブを入れ、ほかメンバーは演奏を続けながらも思わず笑顔があふれ、会場も大盛り上がり。さらに畳みかけるように、続いてもライブで盛り上がる鉄板曲『東京VIBRATION』。橘の「声は出せないけど、まわせー!!」という言葉に呼応してぐるぐると回るタオルが客席を埋め尽くし、泉のドラムがバンドサウンドに会場のテンションは最高潮に!

 MCで北村から「この約1年半の間に世界的にも、みんなそれぞれにも色んなことがあったと思います。その世の中で、僕たちが出来ることは音楽と言葉。とにかく届けることを止めず、諦めず進んできた。みんなと一緒に歌いたかったけど、みんなを代弁して魂を込めて歌います。どうか明日も明後日も強く生きてください」と話し、彼らの次の代表曲とも称される『僕らが強く。』を披露。コロナ禍で懸命に生きる人々に伝えたい思いを乗せたこの楽曲を、北村は声を枯らしてしまうほどに全身全霊を掛けて歌いきった。歌唱後は会場から感動の拍手が沸き起こった。

 続く『QQ』(クイーンズ)では、サイケでドリーミーなライティングの中、ダンスするかのように歌い演奏する彼らは、前述の“DISH//の新しいスタンダード”を印象付ける。
そして、“君なりの生き方でいいんだよ”という真っ直ぐなメッセージとともに力強く鳴らされるバンドサウンドが印象的な『バースデー』。

 次に迎えたMCでは、まるで楽屋で話しているかのようなラフなトークがメンバー同士で繰り広げられた。そんなゆったりとした空気感の中で始まった『SAUNA SONG』は、まるでサウナの中にいるかのようなリラックス感で会場が“整った”。

 「さぁみなさん、ここから後半戦です!」と今までの空気をガラっと変え、泉のドラムソロから人気曲の『勝手にMY SOUL』を披露。続いて「I’m fish//」、ライブの新しい定番曲になるであろう盛り上がりを見せた『Seagull』が続き、最後に5月26日リリースの新曲「No.1」が披露し、終演を迎えていた。

 終了後、最後のMCでは北村の口から、「次のライブが決定しました!あのコニファーフォレストです!」と告げるサプライズが!ファイナルを迎え、最後にはメンバーの橘からは「匠海(北村)いつぶりに泣いた?」といきなり振り、「え?俺泣いたっけ?」とごまかす。この北村の涙について橘は「いろいろなことがあった後に、メンバーみんなで匠海の家に集まっていろんな話をしたことを思い出して……その後に匠海が初めて泣いたからうるっと来ちゃった」と、エピソードを披露しつつ、今回のツアーが無事完走できたことへの感謝の気持ちとともに、次の8月28日に開催予定の富士急ハイランド コニファーフォレストでの『DISH// SUMMER AMUSEMENT ’21 -森羅万象-』公演に向けてそれぞれ意気込んでいた。

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