永野芽郁「マイ・ブロークン・マリコ」イベ涙!「後悔させない」

永野芽郁「マイ・ブロークン・マリコ」イベ涙!「後悔させない」2

 俳優・永野芽郁(22)が23日、東京・内幸町のイイノホールで主演映画『マイ・ブロークン・マリコ』(監督:タナダユキ/配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA)舞台あいさつ付き完成報告試写会を俳優・奈緒(27)、タナダ監督とともに開いた。

 漫画家・平庫ワカ氏のコミック『マイ・ブロークン・マリコ』が原作。ブラック企業に勤め、鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野)がTVのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。そのマリコのためにシイノは遺骨を強奪し、そのまま旅に出ることとなり……。

 ノースリーブのワンピース姿で登壇した永野。「みんなで全身全霊で作り上げた作品です」と、公開が近づいていることを喜ぶ姿が。

 作品へは、奈緒が「みなさんの見たことのない永野芽郁ちゃんが居ると思います」というと、永野もうなずきながら、「ファンの方は『えっ、芽郁ちゃんじゃなーい!』と、衝撃を受けるかもしれません。ですが、絶対に観て後悔はさせないと思っています!」と、自信を見せた。

 そんな、永野だが、原作を読んだときの瞬間に、「やりたいけど、やりたくないと思ったのが第一印象でした」と、心情を吐露。原作はとてつもない漫画なんです。すごく衝撃を受けるし、1つの絵が動いて、1つの映画に見えるような瞬間が何度もあるんです。漫画で成立されているもので、しかも私がシイノをやるって、原作がすごく好きな方たちは、なんで?と思うでしょうし、私もその期待に応えられる自信がなくて……。シイノをやるには表現力も実力も足りないのではないか……と、思ったんですけど、漫画も脚本も良すぎて、同時にこれをほかの人にやられるのは悔しいと思って」と、複雑な心境を乗り越えて、オファーを受けたそう。

 役を演じるうえでの準備として、永野は「ビジュアル面では髪型や、衣装もお話しながら作っていきました。(原作でもシイノが履く)ドクターマーチンの靴を11ヶ月前に頂いてから履き潰すために、ずっと履いていました」と使い込んだそう。ちなみに、この履いていた靴はこの日、会場ロビーに展示していたが、「匂いとかかがないでください!(笑)」と、観客に懇願して笑いを誘うことも。

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「匂いとかかがないでください!(笑)」

 続けて、シイノの喫煙シーンの話題へ。永野は「普段から吸うようにしてみようというのもありました。スタッフの方が、ニコチンやタールが入ってないものを用意してくれたんです。ですけど、すっごくまずくて、後味があまりよろしくなくて(苦笑)。ご飯食べて、吸おうとすると味覚がぐっちゃぐちゃになるんです」と、大変だったとも。

 注目してほしいシーンとしては、永野は、「マリコとシイノって、体は隣にいなくても心が隣にいるんです。シイノが一人のシーンでも1人じゃないようにできていると思うんです。それを感じ取ってほしいと思っています」というと、奈緒は「シイノがマリコを連れ出してくれる瞬間が私は好きでした。どういう存在だったかというのを、このワンシーンにギュッと閉じ込められた感じで、すごく爆発しているシーンだと感じています」ともアピールしていた。

 また、プライベートでも永野と奈緒は仲が良いそうだが、実は同じイベントで舞台に立つのはこれが初めてなのだとか。キャスティングした際に、そんな関係性をタナダ監督は「仲が良いのは知らなかった」と告白すると、永野は奈緒を見て目を丸くしてビックリといった様子を見せる一幕も。タナダ監督としては2人が「シイノとマリコでした」と、納得のものだったそうだ。

 ほかにも、試写を観たという永野は、「撮影期間中、永野芽郁としていた時間が少なくて。シイノがマリコを思って突き動かされているという感じがしていたんです。試写を見たときに、すっごい映画に出たんだなと思えて」と、客観的に見れるようになったときの気持ちを語ったり、隣で観ていた奈緒はメイクが崩れるほどに泣いていたことを明かしていた。

 その試写のときの気持ちが蘇ったのか、永野は締めのあいさつの際にも、「私自身が自信をもって言える作品ができ……」と言いつつ、落涙。「きっとみなさんには感じてもらえると思います。観て帰るときにはみなさんの肩の荷が下りるような作品になっていると思います」と、涙をぬぐいながら言い切り、場内には温かな拍手が満ちていた。

 映画『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日より全国ロードショー予定!

 ※永野芽郁過去記事
 ・田中圭 永野芽郁から「ミステリアスなんて誰一人思ってないですよ!」や「もうそういうとこおっちゃめー!」なエピソード次々暴露!「僕がすごく好きな感じ」の部分とは?
 ・田中圭「怖い夢を見て泣きました」に石原さとみ 永野芽郁と正反対の対応で場内爆笑!「そこ言ったらダメでしょ」と事前にストップかける“父娘”姿も
 ・永野芽郁「あと4時間くらいしゃべりたい」!主演映画「そして、バトンは渡された」サプライズ登場で黄色い歓声や「それは頑張るしかない!」と励ましたこととは?

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涙をぬぐう永野

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2人がプライベートでも仲が良いと知らずにキャスティングしたことを知りビックリといった様子

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