東京外環自動車道開通記念!前夜祭では開通を祝ってトンネル内で600名が乾杯リレー

東京外環自動車道開通記念!前夜祭では開通を祝ってトンネル内で600名が乾杯リレー

 埼玉県の三郷南IC~千葉県の高谷JCTを結ぶ東京外かく環状道路(以下 外環道)が6月2日(土)に開通した。前日の6月1日には、一般公募の地域住民や関係者約600人が「乾杯」で盛り上がる開通記念イベントが、千葉県の(仮称)北千葉JCT付近の半地下トンネル(掘割スリット)内で行われた。

 関越自動車道(大泉JCT)、東北自動車道(川口JCT)、常磐自動車道 (三郷JCT)、東関東自動車道(高谷JCT)が結ばれる東京外環自動車道。この区間は首都圏の道路交通の骨格である3環状道路の一部として、1969年に都市計画がスタート。事業用地の取得から開通までに半世紀を要した。

 今回の開通により、都心の交通の円滑化、物流の生産性向上が期待され、例えば高谷JCT~大泉JCTの所要時間が都心ルート(約60分のところ約42分)が約18分短縮、同じく高谷JCT~川口JCT(約54分から約28分)が約26分短縮、高谷JCT~三郷JCTが(約43分から約17分)約26分短縮されることが見込まれる。

 「乾杯」イベントは、東京外環自動車道開通前の前夜祭として地域住民、関係者、利用する方々みんなでお祝いしようというもの。会場となった道路(トンネル)にはブルーとグリーンのLED風船で演出された約200mのロングテーブルが並べられた。

 600名(一般公募400名+関係者200名)の参加者が一緒に「乾杯」した。続いて、19時過ぎには、200メートルの端から端まで、隣の人から隣の人へと乾杯をしていく「乾杯リレー」が行われるなど、盛り上がった。

東京外環自動車道開通記念!前夜祭では開通を祝ってトンネル内で600名が乾杯リレー


東京外環自動車道開通記念!前夜祭では開通を祝ってトンネル内で600名が乾杯リレー


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