タレント・関根勤（67）、関根麻里（35）父娘が25日、都内で『ヤマシン・フィルタマスク』新商品発表および共同戦略発表会に登場した。
建設機械用フィルタメーカーで知られるヤマシンフィルタ株式会社が国産の人用マスクを開発。『ピップエレキバン』などで知られるピップ株式会社の販売網の協力を得て、9月4日より全国のドラッグストア約1万店舗にて『ヤマシン・フィルタマスク』および『ヤマシン・フィルタシート』の販売を開始する。月1000万枚の』販売を目標にし、90％以上のエリアカバー率を目指すとしている。
生活者代表という形でゲストとなった関根父娘。コロナ禍のこの状況へ勤は、「早くワクチンとか特効薬が確立して頂ければ元の生活に戻れると思うんですけど、まだまだ不安ですよね」と、心情を語り、麻里は「いろいろな現場に行きますけど、みなさん対策をしていて、密で大丈夫なのかなと感じる瞬間は多々ありますね。手洗い消毒を意識しているんですけど、どこまでしっかりできているのか不安になるときもあります。でも、自分でできることはしっかりしていきたいと思います」と、語った。
マスクの正しい知識を学ぶクイズコーナーを開催。マスクの正しい表面は？机に置くときの置き方は？そもそもなぜマスクを着用するのか？という3問が問いかけられる、2人はああでもない、こうでもないと議論したり実演していたが、『マスクの品格』の著者である聖路加国際大学の大西一成氏からはマスクの正しい表面へは製品によって違いヒモの付け根だけでは分からず、ノーズフィッターと呼ばれる鼻につく部分が盛り上がっていることやプリーツの向きなどで見分けるということ、下にティッシュなどを敷き顔の接地面を床に直に置かず耳にかけるゴム面は顔の接地面とつけないようにすること。マスクを着用するのは飛沫を飛ばさないためと粒子を吸い込まないためということが伝えら、その都度、2人とも膝を叩いて聴き入っていた。
この日は、新製品をつけており、そのシルエットへ勤は「ちょっと鼻が高くなってトム・クルーズになった気持ちです。郷ひろみさんに似てる感じもあって、ヒロミゴーです（笑）」と、上機嫌だったが、そのつけ心地へ「息がしやすいですね。顎の下まで長いし、口の前に空間もあるのでベチャッとくっつく感じではなく、しゃべりもしやすいです」と、真面目に語り、麻里は「話をしていても気にならなくて、女性だとお化粧やリップもしていると思うんですけど、口と接着しないので気にならないのでは。フィット感もあります」と、女性ならではの視点を披露していた。
記者からは、自身のしているコロナ対策について質問が飛び、勤は「人生でこんなに手を洗ったことはないです。うちに帰ってすぐに手を洗うし、トイレに行った後に手を洗うし……」というと麻里がすかさず「トイレの後は当たり前でしょ（笑）」と、ツッコミを入れて笑いを誘い和気あいあい。さらに勤は「手洗いも指の間をグリグリしたり、エレベーターも人が入ってきたら隅で静かにしています」と、気を払っているそう。
2女の孫とはどのようにコミュニケーションをとっていたかへ、「5月は密はダメだということで、裏道の静かなところを孫が自転車に乗るので、僕はその横を走ることをやってました」といい、最近はテレビ電話を4歳の上の娘も駆使しているそうで、「『クイズを出して！』と言われて出すんですけど『そんな簡単なのはダメだよ。もっと難しいやつ！』と言われて」と、しっかりとれているという。すると、麻里は「携帯の写真フォルダを見たらうちの父の写真ばかりが入っていて、テレビ電話中にスクリーンショットで撮影しているみたいで、消さないと、父の顔写真ばかりになってしまって（苦笑）」と、家族の光景が浮かんでくるような様子を伺わせる。
さらに、孫へ伝えていることへ勤は麻里を育てたときと同じく「生きているって楽しいんだということを刷り込むようにしています。僕も楽しんで伝えているんですけど、孫にもそれをやっています」と、話していた。
そして麻里から「いままで私は花粉症でマスクをよくつけていたんですけど、いまは日常生活の一部になってきているので、高性能のマスクが出てくることは嬉しい事だと思います。マスクを置くときは気をつけながら、手洗いなどの対策もしながら意識していきたいと思います」と語り、勤は「「これまで服とか靴は機能重視で考えていたんですけど、マスクはそこまで考えていなかったんです。でも、きょうのお話を聞いてマスクにも機能が必要と感じて、高性能マスクでガードしていきたいと思います」と、抱負を語っていた。
