橋本愛フジファブ生歌唱に感動で「泣かない方が難しい」!成田凌 渡辺大知からの速攻暴露や“デート”に気づかず苦笑いも

橋本愛フジファブ生歌唱に感動で「泣かない方が難しい」!成田凌 渡辺大知からの速攻暴露や“デート”に気づかず苦笑いも5

映画『ここは退屈迎えに来て』完成披露試写会が開催!

 女優・橋本愛(22)、俳優・成田凌(24)、渡辺大知(28)が17日、東京・千代田区の神楽座で映画『ここは退屈迎えに来て』(監督:廣木隆一/配給:KADOKAWA)公開直前イベントを廣木監督、主題歌『Warter lily Flower』やサウンドトラックを担当するロックバンド『フジファブリック』山内総一郎、金澤ダイスケ、加藤慎一とともに開いた。

 作家・山内マリコ氏の処女小説の映画化。橋本演じる主人公「私」の高校時代だった2004年から、2013年の現在の27歳までの時間軸で描き、みんなの憧れの的だった椎名くん(成田)を柱にさまざまなキャラクターを交差させた群像劇に仕上がっている。

 役作りへ橋本は「私自身は撮影当時21歳だったので、27歳の役を演じるというと6年間の未知のどうしたって埋められない時間があってそれを想像でしか埋められないと思って苦しかったんです」と、自身の経験していない年齢を演じる難しさを語り、逆に17歳の高校生を演じたことへは「そのときの開放感がすごく気持ちよくて!自分の知っている時間や感覚を演じられるのは楽しいなって」と、安ど感もあったのだとか。

 昨年6月に富山県でオールロケされたが、橋本によると廣木監督からあまり細々とした演出はなかったといい「不安に思うわけでもなく、大丈夫と自信を持つわけでもなく、無言のコミュニケーションみたいなものを最後まで楽しんでいました」と、自然体で臨んだという話や、「私の役は田舎のファストフード店や、靴屋を見て『何もないな』って思っちゃう子なんですけど、私自身は何もないことが豊かだと思っちゃうので、どうやってマイナスな方向に引きずってこようかなって思ったこともありました。そんな感じで、『私』は全部が間逆すぎて面白かったですね」と、演じるうえでの心情も。

 一方、成田はといえば、物語の中心にいる人物という役どころだったが、「学校の真ん中にいるような役でしたけど、だからこそ、意外と僕は何をするでもなく、周りのみんなが作っていくものでした。高校時代の椎名くんも大人になってからも、みんなの話によって椎名くんが出来上がるので、僕も完成を観て、こう観られていたんだとか、こういう人間なんだって思いました。僕がやったことはとくになくて、みんなにやってもらった感じです」と、謙虚なコメント。

 すると、渡辺がニヤニヤしながら「謙虚ですね。謙虚な方です。でもね、こんなこと言ってますけど、打ち上げのときに、『俺の演じた10年後の姿を見てほしい!』って言ってて、自信満々だったと思います」と、速攻で暴露し、これに成田も「……なんか言い訳したいなと思ったけど、言葉が出ない」と、完全に白旗を上げ笑いを誘った。

 さらに、渡辺は成田演じる椎名くんに密かな思いを寄せるという役どころだそうだが「高校のシーンは成田くんとばかりで、2人でいる時間は僕はキュンキュンしまして、一方的に思いを寄せているという役柄の設定ですけど、等身大の切なさというか、思いを伝えられない人の切なさを感じながらシーンを撮影できたのが嬉しくて。自分自身に段々切なくなってきて、ああもう成田くんとのシーンがないんだなと思うと撮影の最後は切なかったですね」と、心情を告白。これに成田は「ロケ地で思いを寄せられていると分からないで一緒に銭湯に行ったりとか、おいしいものを探したりとか、そういう思い出ばかりです」と、“デート”と気づいていなかったと苦笑いだった。

 イベント後半には『フジファブリック』がサプライズ登場。主題歌へ山内は「故郷への気持ちとか共感することが多かったので、熱くなる気持ちを込められたらと思いました」と話したり、劇伴も「当時こういう音楽が流れていたなという感じの音楽を作らせて頂いて。普段は歌を中心とした音作りをしていますけど、映像に合わせて曲を作るのは風景画みたいなのが描ければと思いました」と、解説。

 『フジファブリック』がせっかく登壇したということで、『Warter lily Flower』を生歌唱も。どこか郷愁を誘うような楽曲に渡辺は首でリズムをとりながらだったり、橋本は「泣かない方が難しいですね。1人でライブに来た感覚になっちゃって、危ない危ない。作品を観た後だと、何かが肯定されたような気持ちになって本当に素晴らしいんです」と、涙しそうになったということや、成田も「感無量です。ほかに言葉がないです」と、絶賛していた。

 橋本から「過ぎ去ってしまった時間とか、自分の中の輝かしいものを思い起こすような映画です。そこに痛みを感じて戻りたいとかにはならない、いまの自分と会話できる、これからどう前に進んでいくかという力を与えてくれる映画だと信じていますので、観た方がそういう映画体験になればと思います」と、メッセージを寄せつつ「あと全編98分は短いので楽しんでもらえると思います」と、茶目っ気たっぷりにアピールしていた。

 映画『ここは退屈迎えに来て』は19日より全国公開!

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フジファブリックが生演奏!

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渡辺に速攻で暴露され天を仰ぐ成田

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