舞台『THE BANK ROBBERY！～ダイヤモンド強奪大作戦～』けいこ場は笑いの絶えない和気あいあいなものに
ジャニーズJr.でアイドルグループ『宇宙Six』の原嘉孝（23）が9日、都内スタジオで舞台『THE BANK ROBBERY！～ダイヤモンド強奪大作戦～』（演出：小林顕作）けいこ場取材を『乃木坂46』桜井玲香（25）、元木聖也（25）、尾上寛之（23）、しゅはまはるみ（34）、溜口佑太朗（24）、塚本直毅（34）、大堀こういち（56）、市川しんぺー（55）、田中要次（55）、演出家の小林氏とともに開き、そのけいこ風景を公開した。
イギリスで大ヒット上演中の全員詐欺師のコメディーが日本初上陸！1958年夏のアメリカ合衆国ミネソタ州が舞台。ミネアポリス都市銀行がハンガリーの国王子から幻のダイヤモンドを預かることになるのだが、それをめぐってスリ、脱獄囚、泥棒、詐欺師らがダイヤモンドを巡って窃盗の陰謀をめぐらせることとなる。身元が取り違えられたり、恋の三角関係も起こったりとハラハラドキドキのサスペンス要素のあるコメディー作品となっている。
今回報道陣向けに公開されたのは2シーン。冒頭の元木演じるミッチの監房で『バンクロバリーのテーマ』の歌唱、2シーン目はミネアポリス銀行で原演じるスリの名人の主人公サム・モナハンと、桜井演じる結婚詐欺師のカプリスのシーンとなった。
原は、詐欺師の役にしっかり入り込んでおり、母親の財布をスッた後には舌をペロッと出して悪そうな笑みを浮かべたり、詐欺でその場を乗り切ろうとしたりと、わずか20分ほどの間でもさまざまな表情を見せており、「お母さんが大好きだったりとかスリの名人なのでこっちの人にはこういう顔を見せるけど、別の人には違う顔で詐欺師っぽい感じです。歌も踊りもあるので、楽しんで頂けるんじゃないかなと思います」と、アピール。
本作で自身単独舞台初主演となる原は、「初単独主演なので、驚きはありましたし、やったことないコメディーをやれるのが嬉しいなって。名だたるキャストさんと共演できるのも嬉しくて、いろんな感情が交じった感じです」と、喜びを。
先程、歌があるといった原だが、自身の歌唱シーンについては、「台本を読んだときに僕だけ歌がなくて……。あれっ！？と思って顕作さんと相談してどうするかとおいう話をしているんです」と、現時点では分からないのだとか。小林氏はそんな原をニヤニヤしながら見守り、「歌うのか歌うのか1つの見どころですけど、まだ歌っていう判断に至ってない」と、意味深発言で、原は「これじゃ歌ヘタみたいじゃないですか！」と、ひたすら苦笑いだった。
そして原から「舞台を観にいくというかコンビニに行くような気楽な感じで来てもらえればと思います。ステージ上ではカンパニーの方々との仲の良さを出せれば。誰もが楽しめる作品になっているので僕たちも頑張ります！よろしくおねがいします！」と、メッセージを寄せていた。
舞台『THE BANK ROBBERY！（ザ・バンク・ロバリー）～ダイヤモンド強奪大作戦～』東京公演は8月2日から同12日まで新国立劇場 中劇場にて、大阪公演は8月16、17日に森ノ宮ピロティホールにて上演！
■キャスト
サム・モナハン：原嘉孝
カプリス・フリーボイーズ：桜井玲香
ミッチ・ラスチッティ：元木聖也
ニール・クーパー：尾上寛之
ルース・モナハン：しゅはまはるみ
ロビン・フリーボーイズ：大堀こういち
ウォーレン・スラックス：市川しんぺー
ランダル・シュック捜査官：田中要次
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