STU48・石田千穂がソロコンを開催！
アイドルグループ『STU48』の“ちほ”こと石田千穂（17）が24日、東京ドームシティーホールで『STU48 石田千穂ソロコンサート ～いえっ！に帰るまでがちほコンです。～』を開催し、全29曲でファンと一緒に初のソロコンサートを楽しんだ。
開演時間前に、まずは前座として『STU48』の沖侑果、信濃宙花、田中皓子、中村舞、薮下楓の4人が登場し『渚のCHERRY』、『Blue rose』の2曲で会場の空気を温め、その最後には当日、入り口で配られた石田の顔をプリントしたお面を観客全員するようにきっちりアナウンス。
このアナウンスが実は石田登場の前フリ。Ovetureが流れ終わり1曲目『Seventeen』のメロディーが流れるなかステージに現れたのはムービーカメラマンで、そのカメラマンが石田のお面をかぶった観客たちの間に分け入り、アリーナ席の中央付近まで来ると、客席の中に本物の石田がいて歌い出すという、ファンをワクワクさせるような凝った構成で幕を開くこととなった。
続けて『チャイムはLOVE SONG』、『彼女になれますか？』、『重力シンパシー』と立て続けに歌唱し、MCでは「初っ端からお面をつけて頂いて、すみません！でも、お面の光景を見てめちゃめちゃ安心しました」と、狙い通りに行ったことに胸をなでおろしたという。そして、「私以外を推している方も来ていると思いますが、私も推し増ししてもらえるように」と、意気込んだ。
MC後には石田の可愛さ満載の映像『ときをかけるトリックガール☆千穂』が流され、その中で石田が絵に描いたものが現実に現れるというくだりが。その映像終わりで赤いドレス衣装に着替えた石田が椅子に座り楽曲『雨のピアニスト』をパフォーマンスしだしたのだが、ピアノを弾くような仕草をすると本当にピアノの音が鳴るという“魔法”のような演出で楽しませた。
中盤の『最強ツインテール』からは、客席を練り歩きながらの歌唱したり早着替えをしたりと動き回り、再び沖、信濃、田中、中村が登場しバックダンサーを務め、5人で笑顔があふれるなかパフォーマンスをしてみせた。
終盤には普段の石田を匿名のメンバーたちが“暴露”するという映像が流され観客たちを和ませると、映像終わりで楽曲『そばかすのキス』へ。石田は白いコート姿で現れ、続いての楽曲たちは、ちょっとセクシーな雰囲気でまた違った一面を見せながらあっという間に終盤へ。ここまでアップテンポのナンバーが多かったが、アンコール前の1曲に選んだのはしっとりとした楽曲『ファンレター』。
同曲を気持ちを乗せて歌い上げる姿とともに、途中にはファンに向けた手紙も読むことも。「こんなに大きな会場でソロコンサートができるなんて夢みたいです。誰も想像してなかったんじゃないかなって思います。本当に夢みたいです。入ったときはどの曲も3列目の端のポジションで個性もなくて自信もなくて、なかなか前に行けなくてそんな自分が嫌でした。でもファンの方からの応援を受けて、少しずつ自信がついて、総選挙でランクインさせて頂いて、今まで言葉にするのが怖かったAKB48の選抜（メンバー）になりたい、STU48のセンターになりたいという目標も言えるようになりました。（ファンの）みなさんが同じ方向を向いて頑張ってくださって、そんなみなさんが本当に心強くて嬉しくて絶対に叶えるぞって思いました。嬉しい出来事もたくさんあったけど、その分悔しい出来事もたくさんありました。だけど、そんなときにみなさんが励ましてくださったり、一緒に悔しいって言ってくださったり、そんな言葉にすごく助けられました！そんなみなさんに恩返しをしたい、一緒に笑顔で喜びたいって思いました。だけど、そんなときにみなさんが励ましてくださったり、一緒に悔しいって言ってくださったり、そんな言葉にすごく助けられました！そんなみなさんに恩返しをしたい、一緒に笑顔で喜びたいって思いました。これからもいろんなことがあると思いますがずっと前を向いて、いろんなことを共有して、一緒に進んでいきたいです。私を応援していてよかったと思えるように最強のアイドルを目指してがんばります！みなさんのことが大切で大切で大切で、すごくすごく大好きです！これからもどうかよろしくお願いします！」と、スピーチした。
アンコール後は石田自身の名前を連呼してもらえる『ワッショイちほ！』からは始まり『ずっとずっと』、『永遠より続くよう』、『君と虹と太陽と』を立て続けに披露。最後の最後は『STU48』のキラーチューンな1曲『夢力』を全力パフォーマンスで、笑顔あふれるなか終演を迎えた。
