嵐・松本潤主演作「ナラタージュ」完成披露試写会でサプライズバースデーに恥ずかしげ!戸惑いがあった瞬間とは?

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映画「ナラタージュ」完成披露試写会が開催!

 人気アイドルグループ『嵐』松本潤(33)、女優・有村架純(24)が23日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『ナラタージュ』(監督:行定勲/配給:東宝=アスミック・エース)完成披露試写会を行定監督とともに開いた。

 作家・島本理生氏の『この恋愛小説がすごい!』第1位にも輝いた同名小説が原作。高校教師・葉山貴司(松本)とその生徒・工藤泉(有村)として出会った2人が、ときが経ち、再開した後、決して許されはしない、究極の恋に落ちていく姿が描かれる。

 レッドカーペットイベント後での舞台あいさつに臨んだ3人。松本は「去年の夏に撮っていた作品がみなさまにいよいよ観て頂けるようにとてもワクワクしています」と、胸を弾ませペコリと一礼。

 今回の話が来たとこのことへ、松本は「行定さんの作品でお声をかけて頂いたことが嬉しかったです。行定さんとはプライベートでお会いしたときに、『おもしろい作品があったら一緒にやりたいね』と言われて、本当に声をかけてくださったんだなって思いました」と、行定監督と一緒に仕事ができることに喜びを感じたのだとか。

 それでも、「台本を頂いたときに戸惑いもありました」という心情になったこともあったそう。その戸惑った部分へ松本は「葉山という人物の描写が少なかったので、どういうふうに演じるのか、意図があまり分からなくて、プロデューサーに話を聞いたときに、素晴らしい言葉を頂いて、楽しみになり、やれたことを嬉しく思います」と、転換点があったようだ。

 これに司会が「初めて見る松本さんでしたよ」と声をかけると、松本は「そうですか?」と、とくに意識はしていなかったようだが、行定監督が「きょうの松潤とは明らかに違います」というと、これにはうなずいていた。

 撮影は富山で敢行したという本作。松本はその撮影を振り返って、「苦労はなくてワンシーンワンシーン丁寧に撮影できた感じだったんです。富山で撮影できたことで、独特の世界観が広がっていると思います。とくにラストシーンはそうですね。そこで演じられたからこそ出た空気がありますね」と、ロケーションが生きるものになったそう。

 劇中では雨が印象的に使われているといい、松本は、「雨のシーン多かったですね。印象的なシーンは雨降っているところが多くて大変だったんです。けれど、行定組がグッとまとまるシーンにもなったので」と、結束力を増したのだそうだ。

 この日、本作主題歌『ナラタージュ』がRADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲を手掛けた、アーティスト“adieu(アデュー)”が担当していることが発表となったが、松本は「客席に座っているみなさんの心を包んでくれるような楽曲になっていると思います」と、感想を。ちなみに楽曲を歌う“アデュー”という謎の人物について行定監督からは「松潤じゃない?」と尋ねると、松本は少し逡巡した後に「違いますね」と、笑った。

 また、松本の誕生日が今月30日とあって一足早いがサプライズバースデーも敢行。これに松本はビックリしながら後ろ髪をかいて、「いやいや、いいっすよ」と恥ずかしげにはにかんだが、ケーキの名前が“ナラタージュン”ケーキとなっていたことに思わず吹き出し「まさかタイトルと僕の名前でギャグができるなんて(笑)。ご縁があって祝って頂けて嬉しいです」と、ニッコリで、「たくさんの方に観て頂けたら、切に願います」と、“34歳の願い”を口にしていた。
 
 松本から「昨年の夏に心血注いで作った作品で、とっても苦くて、濃密なラブストーリーができたなと思います。たくさんの人に長く愛される作品になったらと思います!」と、呼びかけその場を後にしながら「楽しんでください」と、観客たちに声をかけたり、階段を降りる際にも「大丈夫?」と有村に手を貸そうとしたりと最後の最後まで紳士的な姿を見せていた。

 映画『ナラタージュ』は10月7日より全国ロードショー!

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