稲垣吾郎 香取慎吾との共演シーンに三谷幸喜監督「往年の漫才師がでてきたような、そういう安心感があった」!ドラマ「誰かが、見ている」追加キャスト陣も登場の特別映像公開

稲垣吾郎 香取慎吾との共演シーンに三谷幸喜監督「往年の漫才師がでてきたような、そういう安心感があった」!ドラマ「誰かが、見ている」追加キャスト陣も登場の特別映像公開1

 『新しい地図』香取慎吾(43)がAmazon Prime Videoで主演し9月18日より配信となるドラマシリーズ『誰かが、見ている』。そのキャスト陣が総出演する特別映像とキャラクタービジュアルが20日、解禁となった。

 脚本・監督は三谷幸喜氏が担当し、外で親しまれているドラマジャンルのシチュエーションコメディの略となる“シットコム”を展開。何をやってもドジばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公・舎人真一(香取)と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、そんな真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人・粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に巻き起こるドタバタを描いている。

 公開された映像によって舎人真一の母親・尚美に夏木マリがキャスティングされていることや、毎話、多彩な顔ぶれが登場することも判明。ゲスト出演者として登場するのは、『野性爆弾』くっきー!、西田敏行、髙嶋政宏、寺島進、稲垣吾郎、山谷花純、近藤芳正、松岡茉優、橋本マナミ、八嶋智人、さとうほなみ、小日向文世、大竹しのぶ、新川優愛、小池栄子(登場順)の総勢16人。登場人物に限らず、声の出演という形で山寺宏一と戸田恵子の出演もが決定し、三谷監督自身もとある役で出演となる。

 今回の発表でキャスト陣からコメントが寄せられることとなった。

 ○夏木マリ
 「たとえば・・・舞台裏を走って隣のセットに行くということが観客のみなさんには観ていただけないのですが、そこが面白かったりしました。普段、ドラマではないことですものね。『ルーシーショー』とか『奥さまは魔女』とかシチュエーションコメデイのようなドラマを60年代から70年代に観ていて、俳優の仕事をはじめた時から、演じてみたいと思っていました。仕事をはじめて40年以上経ちますが、今やりたい形のドラマをやらせていただけて楽しいです!三谷幸喜さんの演出、香取さんが主演のこのシチュエーションコメディ、楽しんでいただければと思います」

 ○くっきー!(野性爆弾)
 「これまでは見ているだけでしたが、今回三谷組に正式に加入できました。これが僕の役者人生のスタートかなと思います。役作りに4ヶ月かかったので(笑)、その成果が出たのではないかと思います」

 ○西田敏行
 「香取君とはテレビドラマでもご一緒して、三谷さんが監督なさった映画にも3本でてますので気の置けない仲間、という感じでやらせていただきました。今日はアドリブOKということでしたので全面的にアドリブでやらせていただき、実に楽しい時間でした」

 ○松岡茉優
 「三谷さんの映像作品で演出をつけていただくのは初めてで。一視聴者としても大変配信が楽しみです。私はまさに子どもの頃、学校中で『マヨチュチュ』(慎吾ママ)していた世代なので香取さんと目をあわせなくてよい役でよかったです」

 ○八嶋智人
 「三谷さんからお呼びがかかり、嘘かホントがわからないダメ出しをされ撮影しました。楽しく終えられたのは慎吾くんのおかげです。楽しみに」

 ○さとうほなみ
 「けっこうな試みの番組だと思いますので参加できてとてもうれしく思います。楽しみです!!香取さんの先輩役ということで先輩風を楽しく吹かせていただけたらと思います」

 ○橋本マナミ
 「その場で全部決めると言われていたのでどうなることかと思っていましたが、三谷さまはいろいろと何回もやってくださって香取さんもおもしろくて、笑わないようにするのが大変でした。楽しかったです!」

 ○寺島進
 「三谷監督と久しぶりに、香取慎吾さんともご一緒できて、よい 2019 年の仕事納めになりましたね、(収録日2019年12月28日)やはり彼(香取さん)の集中力というのが昔と全然かわってないなと思って、とても呼吸が合う感じがしましたね」

 ○髙嶋政宏
 「最高でした!シットコム!凄すぎる!このドラマは収録2発勝負のみ。企画自体の潔さがハンパない!今回、香取さんからは笑いの神の仕事を、まざまざと見せつけられました。過去、三谷さん演出のショウにゲストでチラッと出たことはあるものの、三谷幸喜さんが大好きな僕にとって、感慨深い忘れられない1日になりました!」

 ○新川優愛
 「三谷監督の作品を小さい頃から見ていて好きな作品がたくさんあります。そんな三谷さんとご一緒させて頂ける機会は貴重だなと思いました。私は7話だけの出演ですが、テンポ感がおもしろかったりクスッと声を出して笑ってしまうところがたくさんあるので、三谷作品ならではの部分を楽しんでいただけたらと思います」

 ○小日向文世
 「久々に現場で三谷さんとご一緒させて頂けているのがうれしいですね。現場に三谷さんがいて、俳優としているのでなんだかうれしい、くすぐったいですね。シチュエーション自体が笑っちゃいそうで、おおまじめにやってますが、どこかでくすくす笑い声が聞こえてきそうな、まして大竹さんがこちらにいるのでもう贅沢ですね!」

 ○大竹しのぶ
 「役のメイクプランを見た時に、どうしたらこの発想が生まれるのか本当に三谷さんの面白さに脱帽です。現場で小日向さんの演技を見てまたびっくり。お腹が痛くなる程、ずっと笑っていました。笑うって本当に素敵なことなんだなと、三谷作品に出演する度に心から思うのです。ほんの少しだけだったけど、出演できて幸せでした」

 ○山谷花純
 「台詞のひとつひとつの意味だったり、どこにとどけるのか、言葉の中につよく意味がこめられていて、本番でどういう風にお芝居できるのか凄く楽しみです。他のドラマとは違ったリアリティや生々しさ、緊張感などがドラマから伝わると思うので楽しみにしていて頂きたいと思います」

 ○稲垣吾郎
 「すごく楽しかったです。この独特なスタイルのドラマ初めてだったので、想像がつかなかったんですけど転校生みたいで、舞台とも違いますしドラマの撮影とも違いますし、なんともいえない不思議な感触だったのですが、お客さんも楽しんでくださっていたので手応えはありました。違うお客さんを入れ替えて3回、4回とやってくのも楽しいのではないかなと思いましたが、2回だけなんで。そこがこの作品の良さかも知れませんね」

 (稲垣&香取出演の部分について)
 「往年の漫才師がでてきたような、そういう安心感があったと(三谷さんに)言って貰えたのはうれしかったです」

 ○近藤芳正
 「1シーンだけで、三谷さんから『縁起もの』として呼ばれました。この作品全体がうまくいきますようにということで呼ばれていると思うので、僕の使命は演技どうのこうのより以前に、この作品全体がうまくいけばいい、と。うまくいけばそれは全部僕のおかげかと(笑)。『縁起物』として機能を果たせれば幸せだと思っております。絶対面白いです!!」

 ■『誰かが、見ている』特別映像