杉田智和「直司!?」と驚いた瞬間をリポートで森川智之「声優業界で有名な犬」 アニメ映画「リクはよわくない」アフレコ後に会見で動物愛あふれるエピソード満載に

杉田智和「直司!?」と驚いた瞬間をリポートで森川智之「声優業界で有名な犬」 アニメ映画「リクはよわくない」アフレコ後に会見で動物愛あふれるエピソード満載に3

 アニメーション映画『リクはよわくない』(監督:荒川眞嗣/配給:東京テアトル/チャンスイン)アフレコ終了報告会見が5日、都内スタジオで開かれナレーションも務めるぼく役・松本梨香、長男のチワワでツトム役・森川智之、次男でミニチュア・ダックスのヨースケ役・杉田智和、3男でフレンチ・ブルドッグのマルちゃん役・森久保祥太郎、4男でパグのパグゾウ役・花江夏樹、末っ子でイタリアン・グレーハウンドのリク役・浅野真澄が登壇した。

 無類の動物好きとして知られるタレント・坂上忍が愛犬リクとのかけがえのない日々を絵本として書下ろした作品が原作。『野性爆弾』くっきー!が絵を担当しコラボレーションしたことでも話題とのものとなっている。

 作品を通して共感ポイントを尋ねると、それぞれ自宅で飼っている動物エピソードや、過去に暮らしたエピソードを語っていくことに。森川はかつて8歳で亡くなった短命だったラブラドールレトリバーの愛犬がいたそうで「いまでもロスしている感じが続いていて。彼からもらった愛情とか想いは、いまでも大切に自分の中にあるので、坂上さんの絵本と重なって、命の大切さが多くのみなさんに伝わればいいかなと思いで参加することになりました」と、噛みしめるように話す。

 杉田は「自分以外の生き物、それが人以外で接することって、感じること、学ぶことが多いと思います。自分自身も生まれる前から実家に飼っていた犬がいて、自分の方が年下だったのでまったくなつかれなくて、ずっと吠えられていて。犬って怖いなっていう印象だったんです。でも、その犬が弱っていったときに、初めてなでさせてくれたりとかして、認めてくれたのかなっていう瞬間があったのは自分にとっては忘れられないです」と、思い出を披露し、作品へは「この作品の内容や結末は、わかっていても共感せずにはいられないという展開なんです。出演できてよかったです」という仕上がりなことも話していた。

 続けて、森久保は「実はこの8年くらいずっと内緒にしてたんですけど」と低めのトーンで話し報道陣の視線を釘付けにすると、「今現在も犬を飼ってまして、ヨーク・シャテリアが家にいるんです。なんで黙ってたかっていうと、一緒に暮らしてて面白くていろんなトピックをくれるじゃないですか。でも、僕は生放送のラジオをやっていて、毎週毎週面白い話ができるネタがなくて、犬を飼っているということをカミングアウトすると、そればかりになりそうだと思って(苦笑)。ですからラジオDJとして禁じ手として犬の話をしちゃいけないという、自分で変なルールを作って言わないようにしていたんです。それでいうタイミングもなかったので、初めてカミングアウトします。いるんです、うちにはワンちゃんが!」と、秘密を告白し、森川は「あしたから話せるね」と、笑っていた。

 花江は「猫2匹を飼っていて、ふとした瞬間に、動物ってすごくカワイイなっていう行動だったり、表情だったりをするんです。意図しているのかわからないですけど、こっちに向かってやってくれているんじゃないかと思う瞬間があって。そういうところが、動物の良さだと思っていて。僕は生まれる前から猫がいて、猫がいなかった時期がおそらくなかったんじゃないかってくらい動物と暮らしてきています。この作品のオファーを頂いたときに、大事な家族を亡くしてしまうという気持ちを僕は小学生のころに経験して、この作品を通して生命の大切さがより多くの人に伝わるんじゃないかなと思っていて、オファー頂けて出演できたことを嬉しく思っています」。

 浅野は、「お話を頂いた時に原作を読ませて頂いたんです。それを読んだときに、絵本の中では飼うではなくて、一緒に暮らすという、家族という前提の言葉遣いだったのが印象的だったんです。これを読んだ子どもたちにきっとペットとしてというより家族や兄弟として、ワンちゃんたちにそういう気持ちが芽生えるだなろうなと感じたんです。坂上さんがそういう気持ちで、常にワンちゃんたちと接しているんだろうなとこだわりを感じた1冊で、これが映像に鳴ったらどうなるんだろうので、声を当てられて幸せでした」。

 松本は「私も絵本を描いている身として、絵本を読んだときに優しくて温かくて、最後まで読んでいて涙が出てきたんです。身近な動物たちを愛だなと思って。私は犬に助けられたことがたくさんあったので、恩返しの気持ちでやりたいなと思ったんです。ナレーションというより、絵本の読み伝えをやっている自分がいると」と、アフレコ中の心情などを交えて語った。

 ほかにも杉田は実家で飼っていた2番目の犬で直司(なおじ)についても言及。フィギュア化もされるほどだったが、なぜフィギュア化されたのかの経緯を語ることがあり「フィギュア梶田の次は、フィギュア杉田を出したいと原型師の方から言われたんです。僕は自分のフィギュアなんてほしくなかったのでダメですと言ったんです。でも、どうしても出したいと言われて、何ならいいですかといわれてフィギュア直司というものがた誕生しました」と話しつつ、「きょねんその工房の掃除に行ったら大量にフィギュア直司の首のところだけが出てきたんです。塗装前で割り箸に刺さった直司の首がいっぱい出てきて、『直司!!!?』となって。頼むから塗装してやって、命を吹き込んでほしいです」と、願いを込めた。この話を聞いていた森川が記者たちに向け「声優業界では有名な犬です」と、補足説明をすることもあった。

 映画『リクはよわくない』は10月より全国ロードショー予定!

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