安野希世乃 東日本大震災発生当時を振り返りデビュー作のギャラを全額寄付の思い出……東山奈央の東北チャリティーライブの夢も語る

安野希世乃 東日本大震災発生当時を振り返りデビュー作のギャラを全額寄付の思い出……東山奈央の東北ライブの夢も語る2

宮城県出身の安野希世乃が東日本大震災発生当時を振り返り思い出などを披露した

 『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』舞台あいさつ付き応援上映が11日、東京・TOHOシネマズ上野で開かれカナメ・バッカニア役の安野希世乃が登壇し、7年前に発生した東日本大震災についての自身の思いなどを語った。

 イベントは、観客とともに黙祷を捧げスタート。

 安野といえば、宮城県出身ということもあり、「3月11日といえばですけど、私はデビューさせて頂いた年の劇場公開のミニアニメの主役でデビューさせて頂いたんです。その上映期間が3月5日から3月11日までだったんです。その最後の上映の日に震災が起きて、私としても心を痛め、これはなにか声優人生の封切りのタイミングに起きた東北出身の声優として、なにかするべきと考えさせられたんです。そのデビュー作で頂いたギャラはとりあえず郵便局に行って、東北への寄付に全部入れて」と、自身にできる範囲のことで活動してきたという。

 さらに、本作のために組まれたユニット『ワルキューレ』のメンバーの東山奈央は、くしくも3月11日が誕生日。すると安野は「前に奈央ちゃんと話していたときに、いまは東日本大震災を気にして生きているということをおっしゃっていたんです。それで奈央ちゃんには、夢があっていつか自分のお誕生日の日に東北に行ってチャリティーライブをするのが夢とおっしゃってて、私は女神か!ありがとう!!って私がすごく感謝したんです。彼女の夢がいつかかなうといいなと思いますし、私も声優活動を通して東北に貢献したり、元気にしていけたらと思っています」と、前を向いていた。

 また、東日本大震災発生の際には『マクロスF』の劇場版の公開期間中だったそうで、畠中氏はサンシャイン60での展望台でのチャリティーイベントを行ったという思い出を披露し、安野も「それこそワルキューレでもいろんなところに行けたらいいですよね。関東だけではなく、東北でもいつかライブができたらなぁ。言っておけば誰かが聞いていてくれるかもしれないので」と、気持ちを。

 「3.11という私の中でも、意味がある日に、こうしてみなさんとお顔を合わせてごあいさつできてとてもありがたいことだと思っています」と、観客へお礼していた。

 ※イベントレポートはこちら(安野希世乃「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」応援上映のコールをレクチャー!観客の“絆”にニッコリの一幕も)。

安野希世乃 東日本大震災発生当時を振り返りデビュー作のギャラを全額寄付の思い出……東山奈央の東北ライブの夢も語る1

黙祷を捧げる安野

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