NGT48山口真帆暴行被害へ松村匠取締役が会見 今村悦朗支配人の異動理由やメンバー否定の発信などさまざまな質問飛び交う

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報道陣が取り囲むなか会見が行われた

 アイドルグループ『NGT48』メンバーの山口真帆が昨年12月に男性2人から暴行を受けていた事件について、『AKB48』を運営する『AKS』の運営責任者・松村匠取締役が14日、神田明神で開かれたAKB48グループ成人式の後に会見した。

 松村取締役は同日未明に発表した『NGT48』新支配人の早川麻依子氏、新副支配人の岡田剛氏とともに記者たちの前に立った。

 会見冒頭、松村氏から「改めまして私は『AKS』の運営責任者で取締役をやっております松村匠と申します。本日は宜しくお願い申し上げます。まずは始めに、この度の件に関して、いろいろとみなさまにご迷惑、ご面倒、ご心配をお掛けしたこと。ファンのみなさまはもちろんのこと、メンバーのみんなに不安な思いさせてしまったこと、改めてこの場をお借りして、お詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と、3人で頭を下げた。

 会見は約40分にわたって行われた。最初に質問に挙がったのは前任のNGT48の今村悦朗支配人が異動となった理由。松村取締役は「今村前支配人に関しては、弊社の人事異動ということでございます。その理由にかんしては、ここにおります早川が女性ということで、女性の立場を理解し、また新たなNGT48というグループを頑張って盛り上げていきたいという思いから、彼女を起用するということになりました」。

 記者からは今村前支配人の異動へネットなどで辞任を求める署名などがあることを踏まえ「今回の一連の事態の混乱の責任を取ってのもの?」と質問があり、松村取締役は「そういうことでは一切なく、先程も説明した通り、早川は女性ですので、女性の立場をよく理解し、新しいNGT48を創出したいという思いでこういう人事を行ったということをご理解ください」とした。

 続けて、「今村前支配人本人から辞任したいという申し出はなかった?」という問いかけには「そうですね。それは人事異動ですから」と、返答。メンバーたちへは今回の人事はどう伝えているのかへ松村取締役は、「これからになるのかなという気もします。2人もまだメンバー全員と向き合っているわけではないので、その過程でそういう事が行われることになると思っています」とのことだった。

 今後NGT48の運営幹部を入れ替え、真相を究明するため第三者委員会を立ち上げることも発表したが、この人選へ松村取締役は「弁護士の方数名に入って頂いて、組織をさせて頂きたいと考えております」という。

 今回、事件が世間に報じられたのが今月9日、発生したのは昨年12月とあり、この会見まで時間が掛かっている。このことに松村取締役は「それも本当に大変申し訳ございませんでした。お詫び申し上げるしかございませんが、まずは警察の捜査状況を鑑みていたということが1番大きな理由ではございます。昨日のリリースにも書かせて頂きましたけれど、警察の方からも、一応、違法性の問題ということで見解を頂きましたので、改めてこういう場を設けさせていだきました」と、説明。

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 事件の情報が錯綜している状況とあり、その説明も求められたが、「それにかんしても、大変申し訳ございませんが、警察の捜査内容にかかわることですので、大変申し訳ございませんがコメントは差し控えさせて頂きたいと思います」と話す松村取締役。

 一部報道ではファンがメンバーと同じマンションに住んでいたという報道もあり、そのことへは「それも繰り返しになってしまうが、警察の捜査内容にかかわることなので、コメントはご遠慮させて頂きたいと思っています。今回、メンバーの行動に関しては違法性が無いと警察の方から見解を頂いたので、そういうことになっているし、それと今後いわゆる『NGT48』のメンバーとしての不適切な言動だとか行動ということについては、改めて第三者委員会の方で調査をさせていただきたいと思っています」といい、「実際にファンに帰宅の時間を教えていたというようなメンバーには口頭注意のような形になる?」との問いかけには、「違法性の問題については警察がそういう判断をしたということになると思います。先程から繰り返しになって申し訳ありませんが、いわゆるNGT48メンバーとして不適切な行動、言動ということにかんしては、第三者委員会で徹底的に調査をして、諮問を頂いて判断を仰ぐことになる」。

 今回の事件は被害者である山口が告白したことによって世間に明るみにもなり、11日の公演に立ち山口の口から謝罪するという被害者ばかりが前に立つという事態になったうえ、そこに運営側が付き添う姿はなかった。こうなったことへ松村取締役は「やはりメンバーの保護ということと、オープンになっていった時にメンバーに二次的な、三次的な被害が及ぶのではないかなと私の方で考えました。それで結果的にはああいうことになってしまって、大変申し訳ないと思っていますが、いずれにしても本人とのコミュニケーションをしっかりやっていなかったということは私の責任ではないかと思っています」。

 その山口が11日にあいさつに立ったというのは松村取締役の指示なのかと確認すると、「一応、本人がそこで1曲出演するということもあったので、結果的にああいう形になってしまったのは本当に私の考えが浅はかだったのかな、至らなかったなと。結果的に本人の口から、しかも被害者が謝罪を、ということになってしまったことは深く深く、反省している」。

 これに記者から「結果的に二次被害が出てしまった形ですが」というと松村取締役は「そうですね」と認め、「それも含めて再発を防止していかなければいけないと。全社を挙げて真摯に向き合って、こういうことが2度とあってはいけないので、われわれも身を引き締めて邁進していく所存でございます」と、語った。

 今回の事件ではNGT48一部メンバーも関係があるのではないかと噂となった。このことに噂に挙がったメンバーが否定する形でSNSで発信したが、記者から「運営サイドがそうしろと?」と質問すると、松村取締役は、「ですので私としてはメンバーがああいう形でコメントしてしまうことに関して非常に責任を痛感する次第。今回はこうやって成人式という場を借りて大変恐縮ではあるが、もう少しこういう場を設けることを早くすべきだったと思っている」と話す。では、「関与を否定する2人のツイートは運営サイドは絡んでおらず、勝手に発信したという認識か?」と尋ねると、「当然SNSのことなので、われわれがなにか監視、管理するというものではないと認識はしている」といい、その2人のメンバーの投稿時間も非常に近かったことに「それは偶然?」と問うと、松村取締役は「ではないかなと」と、返答だった。

 なお、新支配人に就任した早川氏のこれまでの経歴にも質問が。11日金曜日に就任の内示を受けたという早川氏は「2011年にSKE48のマネージャーとして入社し、その後AKB48、STU48のマネジメントに携わってきておりました。今回、12月に1度SKE48に戻りましたが、この度このようなお話を頂いたのでお受けし、新潟の方に行くことになりました。まだ、私自身も就任したばかりで状況が把握できていないので、まずは山口真帆としっかり話をして、ほかのメンバーとも1人1人心を割って話をして、良いグループを作っていけたらと思います」と、コメント。

 同じく11日金曜日に就任の内示を受けたという新副支配人の岡田氏は、「昨年までAKSで営業周りの部長職を務めさせて頂いており、管理職を務めていたこともあります。そこで、早川のサポートと言う形でご指名頂いたのかなと思っています」と、続いた。

 また、今回の事態に総合プロデューサーの秋元康氏はどういう見解を持っているのかへ、松村取締役は「大変憂慮されておりました。運営の方は私が進めておりますので、非常に叱責といいますか。当然ですね。本当に憂慮されておりました」といい、具体的に何と言っていたのかへ、「『本当に、しっかりとメンバーをケアしていく』『松村、君は運営の責任者なんだから。経験もあるわけだから、しっかりと考えなさい』と言われております」。

 今後、第三者委員会の調査を含め、「いつ頃までにはすべてを報告していただけるという目処みたいなものは」と質問もあったが、「メンバーにかかわることなので、早急に取り掛かり、なるべく早く結論を出していかないといけないと思うが、やはり迅速でありながらも丁寧に、しっかりとやらないといけないと思っているので、その辺はご理解いただければと思う」と、答えた。

 会見の最後には松村取締役から「改めまして、本当にこの度はいろいろとみなさまにご面倒をおかけいたしました。そしてファンのみなさま、およびメンバーのみんなに心配、それと不安な思いをさせてしまったこと、この場をお借りしまして、今一度お詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」といい、再び3人で頭を下げた。

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