『地方創生SDGsフェス』メディアデーが5月28日に大阪・関西万博内の展示場 EXPOメッセ『WASSE』内で開催され、『桃太郎電鉄』の世界をモチーフにした会場がお披露目された。
会場は5月28日から6月1日までの期間に“桃鉄”の略称でも親しまれている人気ボードゲーム『桃太郎電鉄』の世界をモチーフに、北海道から沖縄まで公募と有識者の選定から52自治体38ブースが出展。『桃太郎電鉄』のプレイヤーになってゲーム感覚で日本各地のブースを回る会場専用『桃太郎電鉄』アプリや、謎解きクリエイター・松丸亮吾氏の謎解き、よしもと芸人の『ミルクボーイ』、『男と女』、『スーパーマラドーナ』、『笑い飯』、『ナイチンゲールダンス』、『ギャロップ』や鉄道タレント・市川紗椰、『ダーリンハニー』吉川正洋、南田裕介によるLIVEステージ、各地を応援するご当地アイドルが大集合など、日本各地の魅力を体験・体感できるイベントで、事前予約なし・無料で入れることも特徴の1つとなる。
イベントにはPR大使を務めるお笑いコンビ『ミルクボーイ』駒場孝と内海崇も来場。登壇するなりおなじみの駒場がなにかをもらうような仕草をすると、内海が「リニアカードを頂きました。こんなんいくらあってもええですからね」と、桃鉄に登場する交通系カードを盛り込んだネタを披露したり、場内に桃太郎電鉄おなじみの青や赤、黄色のマスがありその上に乗っかっている人をみて「赤マスの上にいる人もいますけど」とイジったりと、さっそく桃鉄の世界観を取り入れたコメントを連発!さらに『ミルクボーイ』は、同席した株式会社コナミデジタルエンタテインメントシニアプロデューサーの岡村憲明氏の“桃鉄”の読み方のアクセントが尻上がりになることに驚いたりする様子も交えながらトークを繰り広げた。
イベント直前に会場入りしたためまだブースをめぐっていないという『ミルクボーイ』の2人だが、気になるブースがあるという。それが中部/近畿エリアの大阪・藤井寺市ブースなのだとか。その理由として内海は「通ってた大学が近く人あるので」という愛着からなのだそうで、ブースの楽しみ方の1つを窺わせるようなコメントを寄せていた。ちなみに、藤井寺ブースでは古代甲冑の着用体験や3D埴輪メーカーで自分の顔を埴輪に映した世界に1つだけのオリジナル埴輪の作成体験ができるそうだ。
そして岡村氏からは、「桃鉄はみなさんに旅をするきっかけになるといいなと思っております。歩いてみて、その取り組みを実際にその土地でみてみようというきっかけになるというのが意味があることではないかなと思います」とメッセージを寄せれば駒場は「このイベント期間が、終わったあともなんばグランド花月の地下に持っていきたいくらい!」と話したり、内海からは「桃鉄は誰でも一回は遊んだことがあると思いますし、その世界観が広がっていますので、来てもらえれば」とアピールしていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ