宮迫博之、一部週刊誌で報じられた反社会的勢力との関係を否定 田村亮「ウソに擁護をしてくれている人に対してつらくて」と心情吐露【会見全文3】

宮迫博之、一部週刊誌で報じられた反社会的勢力との関係を否定 田村亮「ウソに擁護をしてくれている人に対してつらくて」と心情吐露【会見全文3】1

 【宮迫博之 会見が闇営業報道後1ヶ月以上かかった経緯へ20分以上にわたって説明 吉本興業・岡本昭彦社長から告げられた会見の代償【会見全文2】より】

 ――結局、吉本興業からは契約解消に至り、今の思いは?
 宮迫:僕が、引退をするというのはあってしかるべきだという認識は自分ではあります。ですので、契約解消されたことについては何も文句はありません。

 ――しかし、引退ではないということ?
 宮迫:何度もそのことは考えました。ですが、僕は18歳から30年間、この仕事しかやっていません。僕ができるのはこの世界で学んだことしかないんです。引退してしまうと、僕のような者でも、僕の能力でお役に立てることが、いつか、何年経とうがいつかできるかもしれないという思いで、今は引退という事は考えられません。

 ――フジテレビ「とくダネ!」のリポーターの岸本と申します。宮迫さん、質問の前に確認があります。きょう、この会見で話されることは真実ということでよろしいでしょうか?
 宮迫:もちろんです。

 ――すべて本当だと?
 宮迫:はい。

 ――反社会的勢力とのつながりですけど、あるのでしょうか、ないのでしょうか?週刊誌の記事で2016年7月27日、大阪北新地のキャバクラでの記事が出ています。記事では記念撮影、経緯とギャラの受け取りがあったのかどうかも含めて教えてください。
 宮迫:3年前の記憶ですが、写真を撮った記憶は僕にもうっすらあります。細かく言います。当時その店に、中学の同級生と僕は行きました。日付はおそらく違うんですが、それは同級生に確認してみます。僕はトイレに行き、出たところを「写真を撮ってくれ」と頼まれて撮った、ただそれだけの写真です。

 この記事が載ったときに、一緒に行っていた同級生が憤慨し、いまはその店はなくなっていますが、当時の店長さんを探してくれて、アポを取ってくれました。その店長さんはそのことを覚えていて、僕がトイレから出たところを囲まれていたので店長さんは「止めに入りました、でも宮迫さんが『写真くらいええよ』と撮っていらっしゃいました。その一瞬だけです。お金の授与なんてまったくないですと。それは僕が証言してもいいです」と言ってくれています。これが真実です。

 ――吉本興業が謹慎処分から「マネジメント契約の解消に至る重大な支障が生じた」とリリースされていますが、具体的にどういうことか?
 宮迫:新たに出たその記事のことだと思いますが、僕は今の説明を会社にもしています。その場所には弁護士しか来てくれていませんでしたので、「引退会見かどちらかを選べ」ということ前に僕は、その記事の説明をさせてくれと言って、今しゃべった通りのことを伝えて、「この記事のことは自分としては許しがたいことなので、後々フライデーさんとのことは自分で考えます。証言してくれる人もいるので。事実無根なことは確証をとれているので」と。このことは会社の弁護士に伝えています。ですので、その重大なというのは僕には納得できません。

 ――反社会的勢力とのつながりはないということですね?
 宮迫:ないです。

 ――記事には反社会的勢力だと書いていますが、そのことも知らなかった?
 宮迫:ないです。まったく知らなかったです。入れ墨も一瞬だったので気づきませんでした。

 ――リポーターの長谷川と申します。5年前に100万円を受け取ったことを覚えていないとおっしゃっています。ただ、100万円というと相当な額だとわれわれは思ってしまうんです。大金なのに忘れていたというのは、このようなことが度々あったということでは?
 宮迫:これは自分の金銭感覚の認識がおかしいんだと思います。当時というか、今もそうですが後輩をたくさん集めて忘年会であったり自分主導でする催しが好きなものでして、その時にカードが使えないようなお店にいくことも多々あったので、常にそれ相応のお金を財布に入れておくこともありました。正直、入江くんに「お釣りをもらった」というのも、泥酔していてそのお釣りが財布に入っていて増えたのか、減ったのかというのも、、どうしようもない感覚なのですが気づいていませんでした。

 ――お釣りでもらったのはいくらぐらいですか?
 宮迫:それが正直、いくらかわからないです。いつも何十人といるので、帰れないやつには「タクシー代持っていけ」というようなことをやっていたので、そこの金銭感覚の無頓着さは恥ずべきことではありますが、覚えていません。申し訳ありません。

 ――吉本興業から、会見がダメ、引退もダメと言われ、重要なことなのでなぜなのかを理由を会社に聞かれたと思うんですが、会社側の答えはなんだったのでしょうか?
 宮迫:そのときは弁護士に「会見の成功というものはないのだ。ほぼ失敗だ、あなた方はそれを分かって言っているのか、傷口を広げるだけですよと言う事が分かって言っているのか」と言われました。引退については岡本社長からは、こんなことでは引退させられないという意味だったと僕は認識しています。

 ──亮さんもそのあたりの思いを聞かせてください。
 亮:会見をダメだということに関しては、正直僕は納得がいっていませんでした。僕は、ウソをついて……ツイッターでもウソをついて、ラジオでもウソをついて、淳(あつし)にもウソをついて、僕のことを擁護してくれる人もたくさんいて。ウソに擁護をしてくれている人に対して、(亮自身が)つらくて。

 それで会社にどうしても言いたいと。その(吉本興業側の)弁護士さんが(会見を)止めている理由がまったくわからなくて。その弁護士さんが言うには、我々が弁護士をつけたことを上層部が悲しがってると。ファミリーだというふうに言ってました。

 でも、僕に言わせれば……(涙をぬぐう)、本当に僕をファミリーだとするなら、僕は子どもだと思っています。子供が本当に悪いと思って謝ろうとしていることを止めるのが親ではないと思います。それをやられて僕は、不信感が……不信感しかなくなってしまいました。止める理由は僕の中ではなく、背中を押してほしい。どういうふうにしたら、こいつらがちゃんと謝れるのかということを手伝ってほしかっただけです。本当のことを言うのがどんどん遅れて、しんどいことは伝えていました。ほかの先輩方や、後輩もワイドショーとかでコメントを出さないといけないのに「会見した方がいい」というのは僕も同じですし、みんな同じです。なのに、止めてるのが、そこであっては、あってはいけないと思いました。

 だから、弁護士さんを立てたことは正しいと思い、じゃないと動いてくれなかったのは事実です。ただ、引退会見というふうになっていった経緯は、どのような感情で吉本興業の方が俺らに怒っていってるのか想像もつかないですけど。もとは自分たちがついたウソのせいですから、待ったり我慢してきましたが、もう僕は限界だったので、今回、手作りですけど、いろんな人に届くように謝らせてもらいたくて、今回のように会見を開きました。

 (涙を流す)

 ――芸能リポーターの駒井と申します。現時点では宮迫さんの契約を解除するというだけで、亮さんのことは何も触れられていませんでした。亮さんの思いとしては、どのような立場になりたいのか、吉本興業とどんな関係になりたいのか。
 亮:立場はわからないですけど、僕は2日前に宮迫さんと一緒にいて、2時間後に一緒に(吉本興業から会見で)Q&Aをやってくれと言われました。その時に「来なかったらどうなるんですか」と聞いたら、「契約解除です」と。ということで、我々は行っていないので、公表はされていないですけど、自分としては契約解除をされていると思っています。僕らの会社は何かサインをするわけではないので、個人的には契約解除をしていただきたいと思っています。

 ──リポーターの菊地です。なぜウソをついてしまったのですか。
 宮迫:それは、まぎれもない僕の保身です。自分が出演している番組であったり、いろんなものに……それは後ですね。最初は、本当に軽い気持ちだったと思います。あってはならないんです。その時に、その奥にいる詐欺被害に遭った方々の苦しみ、悲しみ、そんなことにこの歳になって気づかなかった。浅はかな僕の軽薄な考えです。

──先輩芸人にウソをついていたことについては?
 宮迫:そこに関しては…………(40秒以上にわたって苦悶の表情を浮かべる)。返しようもない、返せるわけのない、たくさんの恩を頂いている先輩方に、軽い気持ちで、勝手な自分の思い込みの解釈で、金をもらってないと言ってしまった。もう取り返しようのないことです……もう、お会いすることができません……。

 ──松本人志さんには連絡はしましたか?
 宮迫:お電話はさせていただきました。最初の段階で、僕が自分の勝手な解釈で思い込んで、「打ち上げ代を出してもらっただけだ」ということを言った時に、松本さんは「いや、全員がいくらもらったかとか、そういう細かいことを全部言った方がいい」と、おっしゃっていただいたんですけども、僕は当初甘く、とんでもなく甘く考えていたので、「そうですね」と。あんな恩義のある先輩の大事なアドバイスをちゃんと受け止められませんでした。すみません。

 ──亮さんはいかがですか?
 亮:ウソをついてしまった場面というのが、僕は淳に対してと、ツイッター、そしてラジオの生放送ですが、ラジオの生放送の時は、正直言いまして、吉本興業にお金をもらったことを告げにいった日でした。それで、そのままの足でラジオに行く、ギリギリまで吉本興業の方と宮迫さんと(レイザーラモン)HGの(ガリットチュウ)福島くんと話し合って、結果として静観しようということになりました。そこで福島くんとかが、本当のことを言いましょうとなったのですが、結局は静観するということになり。そのままの足でラジオに行きました。そこにいる先輩方、そしてリスナーの人に対して、僕はウソをついたり、何か話を合わせるのが得意ではないというか、その時にとっさに出たウソ、頭がまとまってなく「答えられません」と本当のことを言えばよかったんですけど、ウソをついてしまい。それを信じてまた動いてくれた先輩がいたことを反省しています。すみませんという言葉では足らないと思いますけど、本当に申し訳ないとしか言いようがないです。すみません。

 宮迫:謹慎が発表されたときに、もう一度、僕は松本さんに連絡させてもらいました。「ウソをついてしまっていました。すみません」と。松本さんは「休んでいる間、(宮迫の)出ている番組、俺がノーギャラでも出たるから」と。こんな最低なウソをついたヤツのために、『ノーギャラでも出たるわ』という優しい言葉をかけてくれていました。申し訳ないです。すみません。

 (頭を下げる)

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