俳優・大和悠河、加藤和樹、Cocomiが5月25日に大阪・Tジョイ梅田で劇場アニメーション映画『怪盗クイーンの優雅な休暇』(監督:池田重隆/配給:ポニーキャニオン)公開記念舞台あいさつin大阪を開いた。
はやみね氏が2002年から手掛けている冒険小説『怪盗クイーン』シリーズが原作。気まぐれな怪盗クイーン(大和)がパートナーのジョーカー(加藤)らとともに、飛行船・トルバドゥールに乗って世界中をめぐり、時に変装し、時に戦い、高価な宝石や絵画などを盗んでいくという冒険物語。2022年に映画化されており、本作で2作目。今回は挑戦状を叩きつけられたことから、罠と分かっていても宝石「インペリアル・サファイア」を盗みだそうとする怪盗クイーンたちの活躍が描かれる。一方、Cocomiは新キャラクター・イルマ姫役で出演している。
以下、公式レポート部分。
冒頭、それぞれが演じたキャラクターをイメージした衣装に身を包んだ3人が現れ、一言ずつ来場者に挨拶。客席から温かい拍手で迎えられ、和やかな雰囲気でトークがスタートした。
大和は、投げかけられた「キャラクターとの共通点は?」という質問に、「クイーンとはだらしない部分が似てますね(笑)」と答え、自分自身も〆切ギリギリに気づくことがあるという加藤から「なんでも、完璧にササっとしそうなのに」とつっこまれるも「それが良いところで、意外とそう見られがちなんだけど、実は最後に焦るタイプです(笑)」と打ち明けた。さらには締切を過ぎてから気づいてしまうというCocomiも「アンケートもですけど、宿題とかも…ちゃんと出せたことの方が少ないかもしれない」と会場を驚かせ、登壇者3人ともがクイーンに似ている意外な一面を披露した。
また、登壇者それぞれのアフレコ時のエピソードが語られた。加藤はCocomiとのアフレコでの掛け合いについて「めちゃくちゃ楽しかった。本編のイルマ姫と同様にアフレコの中でどんどん成長していく。最後には堂々としていて今回のイルマにぴったりだと感じた」と語り、Cocomiは「嬉しいような、照れるような…ありがとうございます。」と少し照れた表情を浮かべた。このやりとりを見ていた大和は「2人のシーンがどんどん白熱していくのを見ていて、クイーンのような気持ちで羨ましいなと思っていた」と明かした。
さらに、アニメが大好きだと語るCocomiは「アフレコ初日にあこがれの諏訪部順一さんとご一緒し、小声で練習するのを隣で聞いていたら思考が停止してしまいました」と感激モード。
最後に、Cocomi「本当に素晴らしい作品ですし、この作品が出版されたのが22年前、はやみね先生が書かれたのがさらに前ということで、私と1歳違いしかない作品。今の子どもたちにも観て欲しい気持ちがあります。お友達でも親戚の方でも広めていただけたらと思います」。
加藤「1作目の時にたくさんの方に観て頂いて、こうして2作目が実現しました。まだこの作品の原作シリーズは続いているということで、はやみね先生も素晴らしい物語を書いていかれることと思われます。我々もその夢に乗っかって、この夢の続きが見られたらと思いますので応援して頂けると嬉しいです」。
大和から「本日はありがとうございます。私も自分の大好きなキャラクター達がアニメになって動き出すのは夢があるなと思いますし、お子さん、近所の方とか、周りの方にもぜひこの作品を伝えていっていただいて、この作品のアニメ化が続いていけるように、応援していただけたら嬉しいです」と締めくくった。劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇』は全国にて絶賛上映中。
※記事内画像は(c)はやみねかおる・K2商会・講談社/「怪盗クイーン」製作委員会