『なにわ男子』長尾謙杜と俳優・山田杏奈がW主演し俳優・醍醐虎汰朗、中井友望、中川翼、上原あまね、小林桃子、井本彩花、『AmBitious』真弓孟之が共演し10月24日に全国公開を予定している映画『恋に至る病』(監督:廣木隆一/配給:アスミック・エース)。本作の新場面写真が7月30日に公開となった。
作家・斜線堂有紀氏の小説『恋に至る病』が原作。2020年3月末に発売され、TikTokの書籍系アカウントによる紹介動画の再生回数が200万回を超え30回を超える重版を繰り返している話題作となっている。内気な男子高校生・宮嶺望役を長尾、宮嶺が出会い、初恋に落ち、彼の人生を大きく変えることになる寄河景役を山田が演じる。
公開された場面写真は6枚。人付き合いを避け、他人と深い関係を紡がないように生きてきた宮嶺は転校をきっかけに、クラスの人気者である景と出会う。誰に対しても距離を置こうとする宮嶺に対して、景は持ち前の明るさで距離を縮めていく。自然と一緒に過ごす時間が増えていく中で、徐々に惹かれ合い恋に落ちていくふたり。そんななか、景が宮嶺の頬に手を添えて自分の方を向かせ、視線を合わせるカットや横並びで自転車に乗り、通学するカットから、ごく普通の高校生であるふたりが育むピュアで不器用な初恋の瑞々しさが映し出されている。
クラスメイトに囲まれ笑顔輝く景から一転、根津原(醍醐)と睨み合う姿が映し出されているカットも。さらに、屋上から飛び降りようとする女子学生を真剣な眼差しで見つめるカットからは、学校全体を揺るがす恐ろしい事態に景が関わっているのではないかという緊張感が伺える。そして、取調室で刑事・入見(前田敦子)と対峙する宮嶺の深刻な表情からは、不穏な事件の中心に宮嶺も巻き込まれていく展開を予感させ、単なるラブストーリーでは終わらない物語の深度が切り取られている。
映画『恋に至る病』は10月24日よりPG-12で公開予定!
※記事内画像は(C)2025『恋に至る病』製作委員会