“ともりる”の愛称で親しまれる声優でアーティスト・楠木ともりが7月30日に東京・Zepp Hanedaで『TOMORI KUSUNOKI Zepp TOUR 2025 “Whose fault is it?”』ツアーファイナル公演を開催。無事、東名阪Zepp ツアーを完走した。
以下、公式レポート部分。
今回のライブツアーは東名阪を回るZepp ツアーとなっており、メジャーデビュー5 周年という節目にふさわしい、楠木ともりのこれまでとこれからが詰まった、特別な夏の始まりを感じさせるツアーとなっている。
ライブは、聴く人の隣でそっと寄り添ってくれるような優しい想いが込められた「山荷葉」よりスタート。薄暗いステージ上で、楠木の歌とバンドの演奏に合わせて会場が一体となっていく様は、まさに物語の幕開けに相応しい演出といえる。続けて「presence」、「アカトキ」を披露し、前向きな暖かいメロディーに観客はクラップを響かせた。
ササノマリイが作曲・編曲を手掛けた「もうひとくち」、「寒さを知らなければ誰かをあたためられないでしょう」という歌詞が印象的な「タルヒ」を披露すると、楠木の、観客の心を優しく包みこむようなふんわりとした歌声が会場を満たした。
これまでのアーティスト活動を振り返りファンへの感謝を伝えた後、中毒性のあるサウンドが魅力的な meiyo 提供楽曲「StrangeX」、TOOBOE 提供楽曲「青天の霹靂」、一人の人間の中にある矛盾した感情を表現したカオティックな楽曲「Forced Shutdown」を立て続けに披露し、会場のボルテージは最高潮に。
続けて、ハルカトミユキ提供楽曲「それを僕は強さと呼びたい」、夏の場面を想起させるような透明感とエモーショナルな雰囲気が印象的な「眺めの空」、観客とタオルを回して盛り上がるライブ定番曲「僕の見る世界、君の見る世界」を披露し、ライブは一度エンディングを迎えると観客からは「ともり」コールが。「ともり」コールを受けて再登場した楠木とバンドメンバーは、アンコール1曲目としてアコースティックギターで「alive」を披露。続けてスローナンバー「バニラ」を披露し、楽曲の持つ感情の起伏を繊細な歌声に乗せて表現していく。「帰ろうとする人をひきとめるかのように降ってくる雨」という意味を纏った「遣らずの雨」、「熾火」「風前の灯火」をメドレーで披露し、力強い歌声で会場中を響かせた。
最後に拳を掲げて力強く「back to back」を披露し、メジャーデビュー5周年を感じさせるヒストリー感溢れたセットリストと、アーティストとしての様々な経験を経て表現力を磨いてきた楠木ともりのアーティスト人生を感じさせる、特別なライブは幕を閉じた。
そして、ライブのラストでは新情報が続々と発表。8月20日(水)発売 楠木ともりメジャーデビュー5周年を記念した映像商品「Tomori Kusunoki ALL VIDEO SONGS 2020-2025」のジャケット写真が公開。本商品には、歴代のMusic Video全9曲とLyric Video全2 曲に加え、完全生産限定盤には2024年7月に「日比谷公園大音楽堂」にて開催された「TOMORI KUSUNOKI SUMMER LIVE 2024 -ツキノミチカケ-」のライブダイジェスト映像を収録。加えて、見応えたっぷりの photo card が同梱されたスペシャルな BOX 仕様とのことで、アーティスト・楠木ともりの魅力が詰まった映像商品となっている。併せて、先着購入者特典の絵柄も公開。特典は無くなり次第終了とのことで、是非お早めのご予約をおすすめする。
また、楠木ともり歴代17本のリリックビデオの中からファン投票で選ばれた、ライブ定番曲「僕の見る世界、君の見る世界」のMusic Videoが8月1日(金)22 時より YouTube プレミア公開されることが発表された。楠木ともり1st EP「ハミダシモノ」カップリング曲として、デビュー当初よりライブで愛されてきた本楽曲がどのようなMusic Videoとなるのか期待が高まる。
さらに、2025年11月に楠木ともり2nd Album「LANDERBLUE」の発売と、2025年12月22日(月)には東京・EX THEATER ROPPONGI にて「TOMORI KUSUNOKI BIRTHDAY LIVE 2025」の開催が発表された。本日22時よりSMA VOICE 会員限定最速チケットの先行受付がスタートする。詳しくは楠木ともり公式サイトをチェックしよう。