中村倫也 ライトを受け輝く姿!生田斗真とゲキ×シネ『バサラオ』初日TV局へやりたい放題

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(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 俳優・中村倫也が6月27日に東京・新宿バルト9でゲキ×シネ『バサラオ』初日舞台あいさつに俳優・生田斗真、古田新太とともに登場した。

 2024年8月より上演され人気を博した劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『バサラオ』がゲキ×シネとなって映画館で楽しめる。ヒノモトと呼ばれる国で南北朝を彷彿とさせる時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男・ヒュウガ(生田)、そんな男の参謀としてバディとなる謎多き男、そしてイキすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々のダークなトーンの物語。劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演として博多・東京・大阪で上演され15万人を動員した。

 全国映画館で生中継されるなかでのイベントとなり、生田が「全国のみなさん」と手をフリフリするなか、中村はピタッと手を止めたり、急に小刻みに動かしだしたり、ムービーへの目線振りに至ってはどこの局のカメラか尋ねて「『金曜ドラマ「DOPE」』ときめくときを!」、『ミュージックステーション』、『めざましテレビ』には「弟(生田竜聖)見てるか?」「きょうも早起きしてるな弟よ!かたーいナレーションありがと!」など言いたい放題で、会場を爆笑の渦に包んだ。

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 中村は幕府の密偵だったが、ヒュウガの参謀としてバディを組み共に天下取りを目論むも一筋縄ではいかない謎の男・カイリ役を演じた。

 冒頭、劇中の化粧についての話題に。美を売りにする役のため生田のケアの大変さや、生田は化粧がうまくいったときに中村の楽屋を訪れていたそうで中村は「『ちゃんとできたね』(という言葉)のカツアゲをされてました」とも。

 中村自身といえば、極力上演直前まで化粧をしないようにしてたそう。それは「こんなに出番が多いと思っていなかったんですよ。古田さんに台本読みのときに、『倫也大変だなー』って」と同情されるほど出演時間が多いことに関係し、「この舞台大変だから、ギリ(ギリ)まですっぴんでオフスイッチを入れてた」と、落ち着かせていたそう。

 中村といえば、2016年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来、生田と友情を築いている。同公演の際に生田の誕生日を寄せ書きアルバムを作ってお祝いしていたそうで、本作の公演では2016年を超えるものをプレゼントするために頑張ったとも話していた。

 また、中村はウルッときた部分があるそうでそれが生田の姿だったという。「感動とか達成感でウルッとくることないんですけど博多の初日のカーテンコールのときにウルッときてたんです。自分の大変さよりも、『この人頑張ったな』って。いい年なのにと思ってその思いがありました」と、感じ入ったそうだ。

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六方の動きをしだす

 イベント中、中村はよく笑みを見せたり、ふらつく動きを実演したりと観客たちの視線を釘付けにするなか、「ゲキ×シネとして上映されるのが俳優として嬉しい気持ちです。音圧の臨場感の中で楽しんでもらえたら」と、メッセージを寄せていた。

 ゲキ×シネ『バサラオ』は公開中!

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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