声優・緑川光、アイドルグループ『Snow Man』佐久間大介、岡本信彦、下野紘、豊永利行、岸尾だいすけ、佐倉綾音、井上麻里奈が出演し8月2日から8月4日まで京都・舞鶴市総合文化会館で上演予定の朗読劇 READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還 『約束の鎮魂歌(レクイエム)』(演出:保科由里子)。その初日公演が8月2日に開幕し、舞台写真が公開となった。
舞鶴市は第二次世界大戦の最後の引揚港である舞鶴港を有し、舞鶴引揚記念館に収蔵されているシベリア抑留や引き揚げに関する資料570点は2015年にユネスコ世界記憶遺産に登録されている。昨年開催した朗読劇 READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還『約束の果て』に続き、戦後80年となる今年、舞鶴から日本、そして世界へ、日本が世界に誇る豪華声優陣による朗読劇で「平和の尊さ、平和への祈り」を届ける。
作品は原案協力に西倉勝氏を迎えている。西倉氏は、80年前の1945年1月に召集令状が届き入隊し、同年8月の終戦以降、約3年間もの間、シベリアのコムソモリスク収容所で抑留生活を送られた後、舞鶴港へ引き揚げられた。西倉氏は、劇中で佐久間演じる西倉勝一役のモデルとなっている。