アイドルグループ『timelesz』の寺西拓人主演で室龍太、高田翔、原嘉孝、大原優乃、肥後遼太郎、新名真郎、西田聖志郎、西岡德馬が共演し12月5日より全国公開予定の映画『天文館探偵物語』(監督・脚本:諸江亮/配給:アイエス・フィールド/S・D・P)。本作の新名と西田の配役とSHIGETORAの出演、場面写真8点が公開となった。
鹿児島・天文館が舞台。南九州一と言われさまざまな事情を抱える人々が行き交うどこかなつかしさのある繁華街でバーテンダーとして働く宇佐美蓮(寺西)は、密かに探偵として街の人の困りごとの手助けをしているという設定。ある日、スリ事件を起こした橋口凪(大原)を、相棒・山下健斗(肥後)と追いかけていくと凪は子持ちのシングルマザーで、夫から逃げてきたと明かす。凪を助けたことで、蓮たちは天文館エリアの再開発を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく――という探偵物語となっている。
西田は凪の息子の誘拐を企てた蒲生清彦(高田)と共謀するヤクザ・吉田三郎。蓮たちが世話になるBAR兼託児所のオーナー・有村悠一郎役に新名。大物政治家の秘書・大森渉にSHIGETORAがキャスティングされた。
今回クローズアップされた発表の3人からもコメントが寄せられた。
■SHIGETORA
初めて天文館に行かせて頂いたのですが、昔ながらのお店や最近できたであろうオシャレなカフェなど、歴史やそこにいる人達の生活の匂いも感じられる、素敵な空間でした。
デビュー作で芸術家のサルバドール・ダリ役を演じさせて頂いた事に始まり、これまで一般社会や一般の感覚から、はみ出した人物を演じさせて頂く事が多く、今回も政治家の秘書という普通の職業とは違う人物です。彼の過去に湧き上がった感情などをあれこれ考えているうちに、気づいたら、大森渉という人物の魅力に惹かれていました。
どこか、オラオラした雰囲気の中にやるせなさを感じて頂けたら嬉しいです。
■西田聖志郎
天文館は、山形屋デパートの屋上のミニ遊園地やジャズ喫茶など私にとっては夢の詰まった街でした。コロナ禍以降、失われつつある天文館の活気を取り戻したいという思いでこの作品に臨みました。“弱きを助け強きをくじく”人情味溢れる探偵たちの活躍ぶりは、観客の皆さまを胸がすくような爽快な気持ちにさせること請け合いです。お楽しみに!
■新名真郎
鹿児島で生まれて育った私にとってもうこれ以上の事は無いぐらい幸せでした!雄大な桜島、おぎおんさぁ、路面電車を使ったシーンは、印象深かったです。特に、主人公の蓮(寺西拓人)と板倉雄馬(西岡德馬)のバーのシーンは、ジーンと来ると思います。ぜひ、ご期待下さい。
一方、公開された場面写真では、アロハシャツに身を包み明るく親しみやすい笑顔を見せる蓮(寺西拓人)や、夜道で橋口凪(大原優乃)と蓮の相棒・健斗(肥後遼太郎)が何かに追われる姿、室龍太扮する板倉靖幸はスーツを着こなし不敵な表情で誰かをにらみつけている。さらに、蓮と戦い口元から血を流す蒲生(高田翔)、携帯片手に険しい表情のヤクザ・吉田(西田聖志郎)、バーで不安げな様子を見せる有村(新名真郎)と凪。そして高級車で凪たちの前に立ちふさがる議員秘書の大森(SHIGETORA)、地元の有権者を説得する地方創生担当大臣・板倉雄馬(西岡徳馬)の会合の様子など、本作を彩るキャストたちの姿が明らかになっている。
ほか特報映像も公開。お店の外の看板の下をのぞき込む、探偵・宇佐美蓮。今日も今日とて、脱走したペットの亀探しをする探偵たちのシーンから始まる。シングルマザーの凪、相棒の健斗の姿が映し出され穏やかな日常から一変、後半には蓮が自転車で必死に追いかけ、鬼気迫る凪の姿が映し出され、大きなトラブルを感じさせるスリリングな映像となっている。
映画『天文館探偵物語』は11月21日(金)鹿児島県先行公開、12月5日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国公開予定!
■特報YouTube
https://youtu.be/VgPT5nzIN7g
※記事内画像は(c)2025「天文館探偵物語」製作委員会