『第49回 日本アカデミー賞』授賞式が3月13日に東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで開催。
映画『国宝』が作品賞をはじめ、数々の賞の最優秀賞を獲得していくなか、チームの雰囲気が垣間見える瞬間が何度も見られた。
イベントは最優秀美術賞の表彰からスタート。映画『国宝』チームのテーブルは優秀助演男優賞を受賞した田中泯、渡辺謙、横浜流星、そして優秀主演男優賞を受賞した吉沢亮、李相日監督の順番で座っていたが、最優秀賞の受賞が発表されると渡辺から李監督まで受賞スタッフとハイタッチ!その後も各賞の最優秀賞を映画『国宝』のスタッフが受賞するごとに、ハイタッチや握手をかわしていた。
その受賞者が降壇の際にも吉沢を筆頭に両手で握手し、固い結束を窺わせる。なかでも、吉沢は自分の受賞ではなくても満面の笑みで祝福していた。
作品賞の受賞の際には、李監督、横浜、そして吉沢がコメントをすることとなったが、吉沢は「この作品が公開されてから本当にたくさん、今まで経験したことがないぐらいたくさんの方から反響というのをいただきました。同い年の役者から、『役者っていう仕事はやっぱりかっこいいんだなっていうことを、この作品を見て思った』っていう話をしてくれて。それがなんか僕の中で非常に心に残っているんです。この芸の世界に生きてる人でも、そうじゃない人でも本気で何かに打ち込む姿を見ると、やっぱり人は感動するんだなっていうのがこの映画で伝わったのかなって……ちょっとすいません、何言ってんのか、ちょっと自分でもよくわからなくなってきたんです」と、まとまらなくなってきてしまい、「非常に嬉しいです。本当にありがとうございました」と、急にスピーチをしめくくっていた。
そして『国宝』チームからそのまま会場を去っていく演出に。ここで先陣を切った吉沢だったが、ステージ近くのテーブルの席に1度戻ろうとする。しかし、ステージ側を振り返ると誰も席に戻らないことを見て取ると、一瞬動揺してうろうろしつつ、その場でクルリとターンすると再び列の先頭を歩き出し、事なき(?)を得る様子が。
そして『国宝』チームがレッドカーペットの終点の舞台袖までやってくると、全員で一礼。ここで後方にいた吉沢の背中をチームが押して再びレッドカーペットに吉沢が出てくると、深々とお辞儀する様子が。照れ笑いしながら下がろうとする吉沢に、今度は李監督がアンコールとばかり、再び吉沢をレッドカーペットに送り出し、吉沢は再び頭を深々と下げ、チームからの愛されぶりを窺わせていた。
文:水華舞
※記事内写真は(c)日本アカデミー賞協会




