俳優・吉沢亮が6月1日に東京国際フォーラム ホールCで開催された『第35回日本映画批評家大賞』で助演男優賞を受賞したことから登壇した。
『日本映画批評家大賞』は1991年に水野晴郎氏が発起人となり、淀川長治氏、小森和子氏といった当時第一線で活躍した映画批評家たちによって設立された映画人が映画人に贈る賞となっている。35回目の今回は「問うたびに、深くなる輝き。」をテーマにして展開している。
横浜が評価された映画『国宝』(監督:李相日/配給:東宝)は作家・吉田修一氏の長編小説が原作。任侠の息子の主人公・立花喜久雄(吉沢亮)が歌舞伎役者となり、ライバルと切磋琢磨して芸に人生を捧げる物語。横浜は喜久雄の親友であり、歌舞伎名門の御曹司・大垣俊介役を演じた。
黒のフォーマルコーデで登場した横浜がスピーチを始めた。
「横浜流星と申します。本日はこのような素敵な賞をいただき、誇りに思います。えー、『国宝』では、たくさんの方々に支えられて、いくつかの賞をいただいてきたんですけれども、2023年は『春に散る』などの作品で、助演という形で務めさせて頂きました。助演とは何なのかを考え、向き合い続けてきた1年でした。日本映画批評家大賞で、このように評価を頂けたことはとても嬉しく、報われたように思います。今後も日本映画を発展させられるよう、作品と役と向き合って生きていきます。今年も映画『汝、星のごとく』という作品が公開されますので。『国宝』のよう、とは言わなくても、たくさんの方々に映画館に足を運んでいただけるよう努めたいと思いますし、またこの場に戻ってこられるよう精進します。本日はありがとうございました」。
『国宝』出演にあたり「歌舞伎役者さんを演じるってなったときに、やはり歌舞伎役者さんへの敬意を示したいなと思っていました。『国宝』が公開されて歌舞伎に足を運ばれる方も、たくさんいたということを聞いて、自分の中で責務を全うできたのかなっていうふうに思いもあります。歌舞伎役者さんも、大河ドラマでもそうですけれど何人か共演させていただいたりしていく中で『国宝』の公開があったから歌舞伎の世界の興行もなんか、少し変わったっていうふうな言葉をいただけたときがありました。それはすごく嬉しいことだなと思いましたし、それは逆も然りだと思って、歌舞伎に普段いらっしゃる方々も、映画館に足を運んでくださったと思いますし、そういう相乗効果が生まれたっていうのは作品を作る作り手としては……何だろうな、この上ない幸せなことだなと思いました」と、心境を語っていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ







