YOSHIKI駆り立てたHYDEの“殺し文句”!愛キーワード

YOSHIKI駆り立てたHYDEの“殺し文句”!愛キーワード3

 ロックバンド『X JAPAN』YOSHIKI、『L’Arc~en~Ciel』HYDE、『LUNA SEA』で『X JAPAN』SUGIZO、ギタリスト・MIYAVIが11日、都内ホテルで記者会見を開催し、4人でロックバンド『THE LAST ROCKSTARS』を結成したことを発表した。

 会見冒頭、YOSHIKIから「『THE LAST ROCKSTARS』というバンドを結成しました。まあ、アベンジャーズみたいな感じです」と明かした。

 MIYAVIは、「誰がどれすか(笑)」と、YOSHIKIに気軽に声をかけつつ、MIYAVIは「自分も一人でやってきて、仲間が欲しかったですし、頼もしいお兄ちゃんたちとロックできることが楽しみです」と、胸を弾ませる。HYDEは「やっとこの日が来た……来てしまった感じです。僕もドキドキしているし、ずっとドキドキしています」と、心境を。

 SUGIZOからは「MIYAVIは大丈夫だと思いますけど、僕ら3人はこれが最後のチャレンジです、たぶん」と言い出し、YOSHIKIが「SUGIZO、勝手に決めないで(笑)」と、ツッコミを入れていたが、SUGIZOとしては「このメンバーなので、一瞬たりとも気が抜けません。戦って、それでも溶け合って、僕らが、10代の頃に感じていた。ロックの醍醐味や感動を、世界中に伝えたいと思いますので。ぜひ、温かい目で見守ってくれていたら」と、メッセージを寄せた。

 3人のコメントを聴きながら、YOSHIKIは、「アベンジャーズと言いましたが、世界を狙いたいというメンバーが集まって、アベンジャーズのように集まって日本から世界に挑戦しようと」と、静かに意気込みを語った。

 これまでにも4人でバンドを組もうという話はなんとなく出ていたそうだが、YOSHIKIによると「トドメをさしたのはHYDEだよね」という。これにHYDEもうなずきながら、約1年前に「すごくロックな人生を送ってらっしゃいますけど、ロックなドラムを叩いているシーンを見れない……稀有な存在のロックスターがいるのに、ピアノとかクラシックのシーンばかりが映像で出てきて、もったいないと思って。“『X JAPAN』が動かないなら、僕に時間をください”と言いました」と、“殺し文句”を明かす。YOSHIKIもその際に、「『ピアノは年を取ってからでもできますけど、一緒にやりましょう」といわれたそうだ。ちなみに、結成日についても質問が挙がり、YOSHIKIから「きょうにしようか」というと、3人もうなずいていた。

 会場ではMVも公開となったが、なんと前日まで撮っていたものなのだとか。この日の会見も予定より遅れてスタートしたが、SUGIZOによると「映像待ちだったのですが、もうMVとはなくてもと言って、僕ら出てきたんですよ」と、裏話も披露された。

 会見ではお互いがお互いを尊敬し合う良好な関係性を窺わせるシーンもたびたびあり、ベースがいないという本バンドへYOSHIKIが「俺、ベースやろうか?首を壊したときのために。ドラム?打ち込みで」と、語って笑いを誘っていた。

 さらにYOSHIKIは世界への挑戦として、キーワードに「愛」を挙げる。「僕らはなんで世界に挑戦をしたいのかへ、僕らの作った音楽や生き様はいつか伝わると思うので、みんな永遠に生きない。いつかは死ぬわけです。生き様だったり、音楽は永遠に残るわけです。なので、ここで見せたいのは表現したいのは愛なんです。ロックを続ける限りは愛を届けることができるわけです。音楽なしでは僕は生きれないわけですから。愛なしでは生きれないわけですから。命については割と僕は危険なところがあったんですが、素晴らしい人に囲まれて前に進めたわけです。なので、お返しをする時期なんです、いまは。なので大きな希望としては、それで、愛を世界に広げたいんです」と、気持ちを伝えていた。

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