二宮和也 満島ひかり「タング」で「何回か危ない時があった」

二宮和也 満島ひかり「タング」で「何回か危ない時があった(笑)」1

 アイドルグループ『嵐』の二宮和也が主演した映画『TANG タング』(監督:三木孝浩/配給:ワーナー・ブラザース映画)。本作が2023年1月6日よりデジタルレンタル、ブルーレイ&DVD発売、レンタルが開始されることにあわせ、特典収録のビジュアルコメンタリー映像が19日、解禁となった。

 イギリスのハートウォーミング小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が原作。二宮やゲーム三昧で妻・絵美(満島ひかり)に捨てられた、ダメ男・春日井 健(かすがい・けん)役を演じる。わけあって無職で人生に迷子中。ある日、健の家の庭に突然現れたのは、記憶を無くした不良品ロボット。どこからきて、何のためにやってきたか分からないそのロボットは自分の事を“タング“と名乗った。この迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きにみちたポンコツコンビの壮大な冒険の幕開けだった……という物語となっている。

 公開された映像では、二宮、満島、三木監督が、本編を観ながら、今だからこそ話せる二宮によるタングの演技についてのエピソードを語ることに。

 劇中、二宮は、ロボットであるタングにモーションキャプチャーで動きをつけ、さらに声を充てるなど一人二役に挑戦。それが二宮からの申し出だったことに触れた三木監督が、「自分がやった方がいいと思う何かがあったのでは?」と尋ねると、二宮は「そういうものが一個でもないと、そこまで(ドラマを)深く描き切れないんじゃないかなというのがあって」と答え、本作がロボット映画やSF映画にカテゴリされるのではなく、ヒューマンドラマとして描きたいという想いがあったことを明かす。

 二宮がタングを演じていることについて、劇場公開当初は明かされていなかった。そのことについて「もう(満島さんが)言いたくて言いたくて。何回か危ない時があった(笑)」と二宮。映画公開前に行われた取材内でも「私は、本当はタングの秘密を知っている」とギリギリのところまで語っていたことを告白した満島に対して、二宮は、「本当に言うんじゃないかなとドキドキした(笑)」と、当時の心境を語ると、一同は笑いに包まれた。

 思わずタングの秘密を口にしてしまいそうだった満島は、「初めて聞いた時、それがすごく面白いと思いました。二宮さんが二宮さんとお芝居をするということですもんね」と感想を述べると、二宮はタングが前のめりになってヨチヨチ走る場面を観ながら「そうそう、これ全部俺がやってるもん、一人で」と自慢げに語った。

 プレミアム・エディションには今回公開された映像を含む「ビジュアルコメンタリー 二宮和也×満島ひかり×三木孝浩監督」に加え、約42分の「メイキング」や、劇場公開時に行われたジャパンプレミアをはじめとする「イベント映像集」など、合計230分を超える映像特典が収録されているほか、初回仕様の封入特典には、二宮和也とタングのビジュアルが描かれたペーパースタンドや、プレミアム・エディション用に一からデザインされた32ページのブックレット、また108ページに及ぶ本編の絵コンテが封入されている。

 ■公開映像 YouTube
 https://youtu.be/YnFKuQeAAXU

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 ※記事内画像は(C)2015 DI (c)2022映画「TANG」製作委員会

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