「愛しています」
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』（監督：外崎春雄）公開記念舞台あいさつが3日、東京・TOHOシネマズ日比谷で開かれ冨岡義勇役の櫻井孝宏、宇髄天元役の小西克幸、時透有一郎役の河西健吾、胡蝶しのぶ役の早見沙織、甘露寺蜜璃役の花澤香菜、伊黒小芭内役の鈴村健一、不死川実弥役の関智一、悲鳴嶼行冥役の杉田智和が登壇し、司会はアニプレックスの高橋祐馬プロデューサーが務めた。
漫画家・吾峠呼世晴氏が少年誌『週刊少年ジャンプ』に連載していたシリーズ累計発行部数1億5000万部を突破した漫画『鬼滅の刃』。2019年に2クールでTVアニメ放送され人気に火がつき、20年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開、21年から22年には、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』、『刀鍛冶の里編』が放送され、いずれも人気を博し、2024年春には『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』の放送を予定している。本作では、《刀鍛冶の里編》第十一話の劇場初上映に加え、来たる鬼舞辻無惨との決戦に向けた柱稽古の開幕を描く《柱稽古編》の第1話が楽しめる。
前日2日には主人公の竈門炭治郎役の花江夏樹らメインキャストが登場となったが、本日は炭治郎が所属する鬼殺隊のなかで最も位が高く圧倒的な強さを持つ9人の剣士「柱」のメンバーたちが登場となる。河西が声を当てる時透無一郎は「霞の呼吸」を使用する霞柱で『刀鍛冶の里編』でも激戦を戦い抜いた。
イベントは煉獄杏寿郎役の日野聡による事前収録ナレーションでキャストが登壇。河西は「アフレコも先輩方とやらせて頂けて、無一郎くんの喋るところでころで緊張しましたが、今このキャストでここに立てるのが嬉しいなって思っています」と、しみじみ。
無一郎役を演じるにあたり、河西としては「去年、『刀鍛冶の里編』の放送がスタートしまして、バトンを受け取りましたが、不安な1年だったんです」と、プレッシャーも感じていたよう。それでも「そのバトンを落とさずに、次に繋げることができて1年走り切ることができて、またこの1年、次にバトンをつなげることができるんだなっていうのが、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と、安どするような笑みも見せた。
イベント内では今後海外のどの国で舞台あいさつが行われるかも発表。花澤と河西は韓国に行くそうだが、花澤から河西へ「サランヘヨって言ってもらうからね」と日本語で“愛してます”にあたるセリフを現地のファンに伝えてほしいとリクエスト。すると河西とともにメキシコの舞台あいさつに行くという櫻井からも、「河西さんにみんなの前で、『Te amo』って言ってもらいますね」と、再び日本語で“愛してます”にあたるセリフを言ってほしいと伝える。これに河西は赤面していたが、本舞台あいさつでも“愛してます”を言う流れに。
ここぞとばかり報道陣も色めき立ち、河西にカメラが向けられ、キャスト陣もカメラを向ける報道陣をイジって和気あいあいな雰囲気に。河西は気持ちが固まったのか、真剣な表情を浮かべると「『鬼滅の刃』を愛してくださって大変ありがとうございます。えー……、僕もみなさんのことが、大好きです。愛してます」と言い切ると、はにかむような笑み。ここで櫻井は「なんか、こういう流れになると思ってなかったんだ」と、河西にちょっぴり申し訳なさそうにしていた。
本日は節分ということで、小西の「福はうち！」の掛け声にあわせて豆まきをしていき、最後に河西から「『鬼滅の刃』という作品が、世界を駆け抜けていくのかと思うと、本当に心が躍るなと思います。全世界に向けてキャストが散らばって、愛を届けていきたいなと思います。みなさんぜひお待ちいただければと思います」と、メッセージを寄せていた。
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は公開中！
カメラを構える報道陣にツッコむ
豆まき
花澤にイジられ
櫻井にもイジられ
小西にもけしかけられる
