2人の笑みがこぼれるイベントに（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・生田斗真、ヤン・イクチュンが4月30日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で映画『告白 コンフェッション』（監督：山下敦弘／配給：ギャガ）完成披露試写会を俳優・奈緒、山下監督とともに開き、サプライズゲストに主題歌を担当しているバンド『マキシマム ザ ホルモン』が駆けつけた。
漫画『カイジ』をはじめとした作品で知られる漫画家・福本伸行氏と、『沈黙の艦隊』などで知られる漫画家・かわぐちかいじ氏がタッグを組み、1998年にヤングマガジンアッパーズで連載したコミックが原作。大学山岳部OBの浅井（生田）とリュウ・ジヨン（イクチュン）が登山中に遭難するところから始まる。事故によって死を覚悟したジヨンは、長年背負ってきた十字架を降ろすため、自分が過去に犯した“殺人”を浅井に告白してしまう。しかし、その直後、眼前に山小屋が出現し、2人は一命を取り留める……。死を覚悟した親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男。山小屋内で進んでいく、2人のこの上なく気まずい一夜を、圧倒的なスリルとスピード感で描く。なお、イベント後半には、『マキシマム ザ ホルモン』とともに本作主題歌タイトルが『殺意vs殺意（共犯：生田斗真）』（読み：サツイタイサツイ）と公表し、生田も主題歌に参加していることなどがアナウンスされた。
ブラックのコーデで登場した生田。「とてつもない怪物級の映画ができたと思います」と胸を張って爽やかに切り出せば、イクチュンはいきなり投げキッスを飛ばしたかと思えば、日本語であいさつしようとして言葉が出てこなくなったのか、しばらく間をおいて「スターです」とお茶目さ全開に発して、会場を大爆笑の渦に巻き込む、スターぶりで魅せる。
生田がハグを再現
オファーが来たのは4、5年前だったという生田。「コロナの影響もあって撮影が2度ほど延期してしまって。撮れるのかとまでなっていたんです」という期間を経ての撮影となったそうで、それだけに、イクチュンと顔合わせできたときときに「『生田さーん』って熱いハグをしました」と振り返る生田。イクチュンも「作品に入れることが嬉しくて嬉しくて。素敵な生田さんと可愛い監督、そして、世界で1番綺麗な奈緒さんも隣にいますし」と、リップサービスも飛び出し、奈緒を照れさせた。
撮影へ生田は「映画の内容はハード」だったそうだが、休憩中には食事の話で盛り上がったそうで「（イクチュン）のスープの飲み方が本当に上手で飲みたくなるんですよ」と、思わずゴクリと喉が鳴ったそうだ。
お互いの印象の話題へ。イクチュンは生田は「初対面は彫刻のようで、ダビデ像のようなハンサムのイケメンで、でも冷たい人なのかなっていう印象だったんです。でも撮影が始まってみると、些細ないたずらにも声を出して笑ってくださって、日本語で聞き取れないところもサポートしてくださって、感謝の気持でした」と、謙虚に話したかと思われたが、その最後にイクチュンが「ボクもイケメンですが（笑）」というと、生田は「それが言いたかっただけだろ！（笑）」と、ガッチリ肩を組んで笑い合い、会場を和ませていた。
そんなイクチュンとの笑顔あふれるやりとりを繰り広げつつ、生田は「イクチュンさんとの共演は僕の財産になりました。日本だけではなく、国外のみなさにも届いてほしいと思います。ホルモンのみなさんとも、ともにいいバイブスができあがっていると思います」とアピールしていた。
映画『告白 コンフェッション』は5月31日より全国ロードショー予定！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
投げキスを飛ばすイクチュン
