初日舞台あいさつが開催！（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、栄信、小堺一機が5月24日に映画『おいしい給食 Road to イカメシ』（監督：綾部真弥／配給：AMGエンタテインメント）初日舞台あいさつを綾部監督とともに登場した。
ドラマ3シーズン、劇場映画2本と人気シリーズ昨咲くhん天上天下唯我独尊・ブレない男でおいしい給食をこよなく愛する主人公・甘利田幸男を演じる市原。甘利田が教育係を務める女教師に大原が演じている。
開場時間になると市原、大原、栄信、田澤がドア前に立ち豪華お出迎えを敢行。役になりきってのもので、勢いよく「おはよう！」と声をかけたかと思えば、大原にハイタッチしようとする方に対しては「ハイタッチなどするな！」と一喝したりと、役になりきって約15分対応し続けることに。その最後には曲が流れ出し、ノリノリでダンスを披露していたが、市原がスリップして転ぶハプニングが起こる“オチ”までつけていた。
スリップするハプニングが
そして舞台あいさつへ。このドア前のお出迎えは市原は「甘利田の言い方になってしまってすみません。楽しんでもらいたい一心でした」と話すと、その気持ちがしっかり伝わっているのか、大きな拍手が場内を包み、市原もこれには笑顔に。大原も「座長の市原さんがお客さまにまで愛されていることを感じました」と笑みが浮かび、栄信は「こういうことをする機会があまりないのでありがたいです。こっちも緊張しながらでした」と、感想を伝えた。
作品へ市原は「企画があがったときから楽しみにしていました。キャパを超えて、撮影してまいりまた。とにかくファンの方に楽しんでいただきたい！今まで以上のものをなんとかという思いで、撮影現場に立っていました。いまできるものをすべてぶつけました」と、並々ならぬ決意で臨んだ様子。大原は「泣きました。感動しました」というほどの出来なのだとか。
その撮影では「気づいたらブラックアウトしていて」というほど熱中したそうだが、意識が戻ると「お客さまに楽しんで頂きたいという気持ちでそのときは必死です。どうにかやり遂げなければならないという気持ちです。こんなに無我夢中でできたのことが、何よりの財産です」と、全力を出せたことへの思いを。
大原演じる女教師との“ラブシーン”もあるそうだが、市原は「体を張って挑みました。それでト書きに体勢が書いてなかったので、気がついたイナバウアーをしていました」と明かして、場内の爆笑をさらいつつ「これが『おいしい給食』だと思いましたし、原作がない作品だからこそだと思っています」と本シリーズらしさ全開のシーンに仕上がっているようだ。
さらに市原は田澤を褒めることもあり、「『自分からパンを顔に近づけた方がいいですか？』『顔をパンに近づけた方がいいですか？』と聞いていて、自分より甘利田だって思って。堤防シーンで自分の思いを通すシーンがあるんです。そのシーンで、僕は勝てないなと。僕は泰粋みたいに、透明な心にはなれないのと思って。出会ったときから、惚れています」と伝えて、感激した田澤は頭をさげていた。
ほかにも撮影現場となった函館へ「プライベートで好きになってしまったので、次の休みは函館でと思いました」と、言わしめるほど気に入ったこと。作品にちなんで、ハマっているものを問われ、市原は「選びきれないけど、バイク、旅行、旅」と挙げ、早口でその魅力を伝えていき、キャスト陣を驚かせていた。
そして市原から、「『楽しい給食』シリーズが始まったのは2019年です。それが思いもよらずたくさんの方に愛して頂けて、映画も第3弾ができて嬉しく思います。最初にお話を頂いた当時、頼れるような救われるような作品というのずっと探しているときでした。役者人生の中で、こんなにピュアな作品に出会うと思いませんでした。役者とはこうあるべきなんだと思うことがありました。僕は『おいしい給食』のファンの方のファンです。この映画をご覧頂いている間、楽しんでもらえれば」と、メッセージを寄せていた。
映画『おいしい給食 Road to イカメシ』は公開中！
