俳優・森崎ウィン、アイドルグループ『Snow Man』向井康二がW主演し及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太、筒井真理子らが共演の10月31日より公開予定の日タイ共同制作映画『（LOVE SONG）』（監督：チャンプ・ウィーラチット・トンジラー／配給：KADOKAWA）。本作のメイキング写真が9月4日に公開となった。
東京とバンコクが舞台。突然の辞令で東京から海外勤務を命じられた研究員・ソウタ（森崎）は、バンコクで学生時代に想いを寄せていたカイ（向井）と再会。タイでカメラマン兼ミュージシャンとして活躍するカイの姿に心が揺れるソウタ。一方のカイも、学生時代に歌っていた“未完成の歌”をソウタが覚えていることに驚きを隠せず……。いつしかふたりを繋ぐ歌が再び胸の奥で響き始める──という異国の地で再会した2人が次第に心を通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描くピュアラブストーリー。
解禁されたメイキング写真はタイで撮影中のもの。日本のほかに、タイで3週間撮影を敢行。日本とタイでは撮影スタイルがまったく異なる。南国特有のスコールによって撮影の変更も余儀なくされたこともあったが、チャンプ監督をはじめ、タイの撮影スタイルはとてもフレキシブル。タイには時間を細かく区切った香盤表（撮影スケジュール表）が存在しない。また、チャンプ監督は本番前のテストを行わず、俳優の自然な演技をそのまま収めるスタイル。そんなカルチャーの違いに戸惑う森崎と向井。しかし、そこは数々の経験を積んできた2人だけあって、柔軟に対応する様子も。
森崎は「監督をはじめ、タイのチームは楽しそうに撮影を進めていて印象的でした。日本のチームとの文化や言葉の壁もありましたが、お互い譲らずに乗り越えて1つになれた瞬間が何度もあり、それが良いシーンとして映画に刻まれていると思います」と、当初の不安が最終的には自信に繋がる撮影現場だったと回想。向井も「監督は日本が大好きで、撮影中もモニターを見ながらニヤニヤしている愛情あふれる方でした。撮影スタイルの違いに最初は戸惑いましたが、結果的に素晴らしい画が撮れたと感じています」と、監督のエピソードを交えて話している。
そんな2人のコメントを表すように、メイキング写真も、多くのタイのスタッフに囲まれながら笑顔を見せる2人や、ランニング姿の向井、チャンプ監督と真剣に演出を練る2人が切り取られている。
※記事内画像は（c）2025『（LOVE SONG）』製作委員会
