俳優・柄本佑主演で渡辺謙、『なにわ男子』長尾謙杜、瀬戸康史、滝藤賢一、山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、冨家ノリマサ、野村周平、高橋和也、正名僕蔵、本田博太郎、石橋蓮司、沢口靖子、北村一輝らが共演し2月27日に公開予定の映画『木挽町のあだ討ち』(監督・脚本:源孝志/配給:東映)。本作の世界観を見せるビジュアル12種類が2月26日に公開された。
作家・永井紗耶子氏の同名小説が原作。“仇(あだ)討ち”をめぐる時代劇ミステリー作品。見事に成し遂げられ、美談にもなった仇討ちの裏に隠された秘密が暴かれていく。仇討ち事件の真相を追う田舎侍・加瀬総一郎役を柄本。芝居小屋「森田座」で謀略を巡らせる立作者・篠田金治役を渡辺。主人を殺した男・作兵衛に北村がキャスティングされている。
主人公・総一郎がまっすぐにこちらを見つめる静謐なカットをはじめ、芝居小屋〈森田座〉を束ねる金治の佇まい、美しい赤い振袖を纏い振り返る菊之助の姿、そして物語の鍵を握る作兵衛の表情。
さらには、純白の雪原で仇討ちを果たそうとする菊之助と作兵衛を上空から捉えた一枚や、そんな仇討ちの様子を見守る 200 人の見物客が差す無数の和傘が重なり合う圧巻の光景も切り取られている。さらに森田座内部の荘厳な空間や、歌舞伎の舞台を支える職人たちが丹念に劇場を整える様子、木戸芸者・一八が立ち台に立ち客を呼び込む姿、満員の観客に見守られながら『仮名手本忠臣蔵』で四十七士が花道を進む場面など、儚さも漂うショットの数々となっている。
また、本作をいち早く鑑賞したオピニオンたちからのコメントも公開となった。
◯市川染五郎(歌舞伎版『木挽町のあだ討ち』(2025年上演)から伊納菊之助役)
圧倒的な映像美、あだ討ちの真相を追体験していく没入感、そして芝居人の情熱と温かさ。
原作、歌舞伎版をご覧になった方も、もちろんそうでない方でも楽しめる、日本人だから作れるエンターテイメントです。
◯松本幸四郎(歌舞伎版『木挽町のあだ討ち』(2025年上演)篠田金治役)
永井紗耶子さんの強く江戸を感じる、人と人との強く熱い絆が描かれた「木挽町のあだ討ち」がこれほどまでに温かく、サスペンスな刺激で具現化された映画「木挽町のあだ討ち」に胸が熱くなりました。“木挽町で働く私”にとっても特別なひとときを味わうことができました。是非とも多くの人々と感動という強い絆で繋がりたく願っています。
◯市川九團次
いい俳優陣が揃い何が起こるのか、いい意味で裏切られましたねー。謎謎謎が最後には感動秘話に!!歌舞伎を取り込んだ新しい時代劇が生まれましたね。歌舞伎の風情、楽屋裏の出来事いずれも興味深かった。物語の各所にありえないほどの大胆な趣向をおりまぜ、いったいどうなってるのか?最後の最後までハラハラで、目が離せません。謎が謎を生む新感覚ミステリー仇討ち物語が完成しました。
◯尾上右近
映画『木挽町のあだ討ち』を拝見して、芝居者ならではの温もりに胸を掴まれました。
人が人を演じるということ。
その「嘘」が、いつの間にかどうしようもなく真(まこと)になっていく瞬間。
映画『木挽町のあだ討ち』を拝見して、芝居者ならではの温もりに胸を掴まれました。
人が人を演じるということ。
その「嘘」が、いつの間にかどうしようもなく真(まこと)になっていく瞬間。
映画として完全にやられました。
「あの役も、この役もやってみたい」
そんな欲が、次々に湧き上がってくる。
そして同時に、「これ、歌舞伎でやりたい……いや、もう染五郎さんがやっているじゃないか」と、悔しさが込み上げる。
でもそれは、苦しい悔しさではなく、たまらなく幸せな悔しさでした。
改めて思い出しました。
自分が歌舞伎を好きでいる理由のひとつは、作品そのものだけでなく、そこに関わる“人の温もり”に強く惹かれているからなのだと。
千穐萬歳大々叶。
この作品に、そして舞台芸術に、ことだまを捧げたい。
エンターテインメントよ、歌舞伎よ、日本よ――
さらに、さらに盛り上がってほしいと、心から願っています
※記事内画像は(C)2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 (C)2023 永井紗耶子/新潮社













