シャフト社長・久保田光俊氏 推しキャラはキュゥべえで場内どよめき!魔法少女まどか☆マギカ舞台挨拶

シャフト社長・久保田光俊氏 推しキャラはキュゥべえで場内どよめき!魔法少女まどか☆マギカ舞台挨拶1

 アニメーション『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』(総監督:新房昭之/配給:ANIMEC)公開御礼舞台あいさつが8月30日に神奈川・横浜ブルク13で開催され暁美ほむら役の斎藤千和、音楽を担当した梶浦由記氏、音響監督の鶴岡陽太氏、シャフト代表取締役社長の久保田光俊氏が出席した。

 『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの完全新作となる。

 以下、公式レポート部分。

 これから本編の上映を待ちわびる熱気に包まれたIMAXシアターの会場にゲスト陣が一斉に登壇すると、会場からは盛大な拍手が沸き起こった。

 トークセッションでは、ついに公開を迎えた今の率直な気持ちについて語られた。斎藤は「13年お待たせしちゃったけれど、この時間を経て皆様のお手元にやっと届いたということがとにかくホッとしています」と感無量の表情を見せた。会場に集まったファンの中にすでに複数回鑑賞しているリピーターが多いことに驚きつつ、「初めて観る方は本当に羨ましいです。こんなにすごい音響と大画面で観られる価値のある映像ですし、届いて初めて作品が完成するのだと実感しました」と満面の笑みを見せた。

 音楽を担当した梶浦は「脚本から入って、いろいろな過程を経て音楽を作って今ここにいますけれども、完全にスタッフ目線になってしまうのが残念なほど、初めて観る方が羨ましい。作品を見ながら私はファンであると同時に、彼女たち(魔法少女)の味方でいたいと思ったんです。皆様にも味方として上映の間、彼女たちを応援して楽しんでいただけたら」と作品への深い愛を口にした。

 音響監督の鶴岡は「制作に着手した時の印象と、作り終えた時の印象がかなり違うものになった作品です。皆さんも観ると先入観も変わるとは思いますので、ぜひ何度でもご鑑賞ください」と語り、久保田社長も「ようやく公開できたという安堵と、期待と不安がいっぱいです。制作陣にとっては13年もあっという間でした」と並々ならぬ思いを覗かせた。

 続いて話題は、前作『叛逆の物語』から大きく進化した「映像と音響」に関する制作の裏側へ。久保田社長は「13年前の『叛逆の物語』の頃は紙での作画の最後の時代でした。当時はA4サイズの紙に描いていたものが大画面になる恐怖もありましたが、そこからデジタルフォーマットへと変化し、4K規格にも対応できる緻密で綺麗な映像を作れるようになりました。IMAXであれば大きな画面で色んな絵であったり背景であったり、情報量が凝縮されていますので、ぜひその辺もお見逃しなく。何度も繰り返し確認していただければ色んなものが体験・発見できるんじゃないかなと思います」とアニメーション制作の進化を熱弁。IMAXなどの大画面に耐えうる膨大な情報量が詰め込まれていることを明かした。

 また、鶴岡も「IMAX版やDolby Atmos版、通常の5.1chなど、各フォーマットに最適化した音響を作っています」と説明し、「最後の最後までセリフのやり直しをした」という妥協なきこだわりの裏話も飛び出した。

シャフト社長・久保田光俊氏 推しキャラはキュゥべえで場内どよめき!魔法少女まどか☆マギカ舞台挨拶2

 また、TVシリーズの放送から数えて15年間、長くファンに愛され続けている本作。斎藤は長年ゲームやコラボ等の派生作品でほむらを演じ続けてきたからこその苦労を告白。「色々なほむらを演じる中でキャラクターがデフォルメされ、悪魔ほむらがちょっとマダムっぽくなっていた部分も正直ありました。今回は一度それらを全て忘れ、TVシリーズや『叛逆の物語』を見返して元のほむらに戻す作業を行いました」と明かした。これに対し鶴岡が「13年経ってキャスト陣もフレッシュだったと思います」と評価すると、斎藤は「本当ですか!? みんなすごく喜ぶと思う!」と笑顔を見せ、出演者のグループLINEで報告することを明かした。

 さらにトーク中には、「出演者のグループLINEで募集した質問」を登壇者に投げかけるコーナーへ。阿澄佳奈(百江なぎさ役)からの「自分に近いキャラ、推しはいますか?」という質問が読み上げられた。久保田社長は「色々な人と契約を結んでいるので,,,,キュゥべえかな」と回答し、会場を爆笑とざわめきに包んだ。続く鶴岡は「失敗したと認めずとにかく諦めないスピリッツから、ほむら」、梶浦は「ほむらちゃん!とにかく幸せになってほしいから」と答える中、斎藤は「推しはまどか!ずっとほむらと長く一緒にいるから、やっぱりほむらの心情を一番考えているし、そういう意味での推しはもう完全にまどかですね。とにかくまどかを見てます。私はそれだけを考えてアフレコしていると言っても過言ではないくらい」と語り、会場は大きな笑いに包まれた。

 最後に登壇者たちからこれから作品を受け取るファンへ向けたメッセージが送られた。梶浦は「特に初めてご覧いただく皆様は、音楽に耳を傾けなくていいです。とにかく情報量が多いので、絵もすごいですしセリフの一言一言、皆さんの演技にまずは集中して、一回まばたきすると何か見逃すほどすごい情報量ですので作品に集中していただいて、音楽はその中に溶け込んでいますので雰囲気として楽しんでいただければ。特に後半に流れる音楽は、魔法少女たちの未来への願いも託してみましたので、皆様も彼女たちの未来の祝福を「みんな幸せになってほしいな」と思いながらご覧いただければと思います」と語りかけた。

 斎藤が「13年待っていてくれた皆様、最近知ったよという方たちも全部含めて、本当に待っていてくれてありがとうございます。今日こうやって皆様にお届けできるのは本当に皆様のおかげで、私はそれをずっと最前線で見てきました。ずっと感謝してます。皆様が応援し続けてくださったおかげで映画が完成してお届けできました。今日この映画を観た後にどういう意見を持つかは皆様の自由です。好きだった分、魔法少女たちがキラキラ活躍するのをとにかく楽しんでいただけたら嬉しいです」と熱い感謝を伝え、会場は再び温かい拍手に包まれながら盛況のうちに幕を閉じた。

 ※記事内写真は(c)Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project

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