俳優・駒田一、東山義久、『WEST.』桐山照史が9月19日に都内でミュージカル『ミス・サイゴン』(演出:クリストファー・キー)キャスト&海外クリエイティブ会見を屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ、クリス役をWキャストで演じる甲斐翔真、小林唯が顔をそろえるとともに、演出のクリストファー・キー氏、振付補のリチャード・ジョーンズ氏、音楽監督補の山口琇也氏とともに開催した。
『ミス・サイゴン』は、『レ・ミゼラブル』のクリエイティブ・チームが手がける第2弾として製作され、日本では1992年から1年半の帝劇ロングラン以来、通算上演回数1569回を重ねる大ヒット作。2022年の帝国劇場公演以来4年ぶりの再演となる。舞台は、ベトナム戦争末期のサイゴン。主人公・エンジニアの経営するキャバレーで知り合った、ベトナム人の少女キムと米兵クリスの二人の愛、別離、運命的な再会……そして、キムの子タムへの究極の愛を描き切る。
駒田、東山、桐山の3人は主人公のエンジニア役をトリプルキャストで演じる。
これまで本作に2014年から出演し続けているベテランの駒田はけいこを約1ヶ月やってみて、「順調すぎるくらいけいこは進んでいます」と充実の表情を見せるとともに、「半分くらいは新しいメンバーですが、前からやっていたんじゃと言うくらい馴染んでいます」と、雰囲気もいいという。むしろ、「けいこ場には100人くらいいますので、空気が薄いです(笑)。秋も深まっていますが、熱い……熱苦しいくらい!みなさんの前に素晴らしい作品をお届けできると思います」と、意気込んだ。
東山は2022年公演から出演。「4年ぶりの今回になりますが、(駒田)一さんもおっしゃりましたが、半分くらい新しいキャストなのですが、1ヶ月少しくらいのけいこ期間でも、前からいたような熱気とこのカンパニーしかできない、『ミス・サイゴン』になっています」と、熱気を伝えるとともに、「自分のエンジニアを再構築して臨みたいと思います」と、再びのエンジニアへの意気込みを語った。
「すべてが初めてなんです」という桐山。その初めてというのは「こういう現場も、自分が演じる役をほかの人が演じるのをけいこ場で見るのも初めてなので新鮮な気持ちでやらせて頂いています」と新鮮な体験に目を輝かせる毎日だそうで「演出のクリスをはじめ丁寧に丁寧に教えてもらっています」と話した。
エンジニア役のお互いの魅力は?という問いかけが。駒田は「仲いいくらい仲良すぎて(笑)。3人の年はボン・ボン・ボンと離れているんですが、個々のキャラクターがバラバラで、いただけるところはいただけるし、もらってくれるところはもらってくれるし。アプローチも違いますがけいこがすごくおもしろくて」と話す。さらには、ニコニコと新参の桐山の方を見ながら「昔からいるような人で違和感なくて」というと桐山は「やってないのよ!(笑)」と楽しげに返す雰囲気の良さを見せた。
東山も2人を見ながら「一さんもおっしゃった通り、バラバラの3人なんですけど、そこを大切にしています。照史のネタを使わせてもらったり」と話すとともに、3兄弟でいうなら駒田が長男で桐山は二男、自身は三男みたいとたとえる。
すると桐山は「兄ちゃん2人が優しすぎて」と自身は末っ子だと話しつつ「一番最初に音が鳴ってから幕が下りるまで音が鳴りっぱなしな舞台は初めてなんです。台詞があって歌があってというのはこれまであったんですが、最初から最後まで音が続いているから、こっちがテンパるんです。そんな時に『ここはこういうシーンだからこうなんだよ』とか言ってくださるので助かっています」と、心の支えになってるという。
続けて桐山は駒田と東山のエンジニアの特徴に「義(よし)さんのスピーディーさがあってジャックナイフみたいな鋭さはエンジニアのポイントだなと思うし、一さんのコメディ力の強さも、エンジニアとしてぴりっとするところもあるけどふわっとすることもある使い分けをされていて……語ったらいっぱいあるけど、そういう良さを1個1個教科書のように見せてもらって、そして“桐山だったらどうするんだ?”ということを考えながらやってます。残りのけいこでブラッシュアップしたいと思っています」と意気込んでいた。
ミュージカル『ミス・サイゴン』プレビュー公演は東急シアターオーブにて10月16日から10月22日まで、東京公演は東急シアターオーブにて10月23日から11月29日まで、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて12月5日から12月17日まで、福岡公演は福岡市民ホール 大ホールにて12月24日から12月27日まで、静岡公演はアクトシティ浜松 大ホールにて2027年1月8日から1月11日まで、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて2027年1月17日から1月24日まで上演予定!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ




