ミュージカル『ミス・サイゴン』(演出:クリストファー・キー)キャスト&海外クリエイティブ会見とけいこの模様が9月19日に都内で開催されキャスト・スタッフが意気込みを披露した。
『ミス・サイゴン』は、『レ・ミゼラブル』のクリエイティブ・チームが手がける第2弾として製作され、日本では1992年から1年半の帝劇ロングラン以来、通算上演回数1569回を重ねる大ヒット作。2022年の帝国劇場公演以来4年ぶりの再演となる。舞台は、ベトナム戦争末期のサイゴン。主人公・エンジニアの経営するキャバレーで知り合った、ベトナム人の少女キムと米兵クリスの二人の愛、別離、運命的な再会……そして、キムの子タムへの究極の愛を描き切る。
けいこ場にはエンジニア役をトリプルキャストで演じる駒田一と東山義久と『WEST.』桐山照史、キム役をトリプルキャストで演じる屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ、クリス役をWキャストで演じる甲斐翔真、小林唯が顔をそろえるとともに、演出のクリストファー・キー氏、振付補のリチャード・ジョーンズ氏、音楽監督補の山口琇也氏らが姿を見せるなか、4曲のナンバーが公開された。
1シーンめは『Last Night of the World (世界が終わる夜のように)』を屋比久と小林による披露。サイゴン陥落が目前に迫る中、クリスとキムが互いの愛を育み、それぞれの想いを歌い合う、「たとえ世界が終わろうとも2人の愛は変わらない」と強く寄り添い合う、美しくも切ないデュエットナンバーを歌い上げた。
2シーンめは『The Morning of the Dragon (モーニング・オブ・ドラゴン)』で、サイゴン陥落から3年が経過したホーチミン市。ベトナム統一と新しい時代の幕開けを祝う群衆。そこから社会の巨大な変化を象徴するような大人数の兵士たちによる力強いガンダンスの熱気を見せた。
3シーンめは駒田演じるエンジニアによる『If You Want to Die in Bed(生き延びたけりゃ)』。新体制下のベトナムで抑圧されながらも、したたかに生き延びるエンジニアの場面で、アメリカへ渡るチャンスを虎視眈々と狙う彼の姿を描く。混沌とした時代をどんな手を使ってでも生き抜く、エンジニアの凄まじいまでの執念とエネルギッシュな生命力を窺わせる。
4シーンめはキム役を清水が演じる『I’d Give My Life for You (命をあげよう)」。第一幕のラストを飾る楽曲で、息子タムのためなら自分の命すら惜しまないという、キムの母としての強い覚悟と無償の愛を歌い上げた壮大なナンバーとなった。
4シーン公開後には会見が開催。演出を担当するキー氏からは「だいぶ凄い勢いでけいこは進んでいます」と相当順調に進んでいることを明かす。それは「キャストの1人1人の努力だけではなく、けいこ後にも残って確認をしたり、けいこ時間前に来て確認をしている、努力の賜物だと思っています。1人1人真摯に役に向き合ってくださっていることもあり、早くみなさまに届けいたいという気持ちでいっぱいです」と、キャストの頑張りが大きいと称えていた。
その後、記者との質疑応答で予定時間間際にキー氏に1人1人の評価を質問。この際、時間がほとんどないので短くという注文を受けたキー氏は「ポジティブな意味でとらえてください」と呼びかけてから、1人1人ついてコメントしていった。
●ルミーナ
Soaring「天高く舞い上がる」
●清水美依紗
Luminous
「発光する、輝く明るく照らすのルミナスです」
●屋比久知奈
Truth「実直、誠実です」
●桐山照史
Mercurial「機知に富んだ、豹変するであったり、機転がきく」
●東山義久
Visceral「本能的、直感的」
●駒田一
Masterable「熟練した匠」
●甲斐翔真
Subtle「いい意味での繊細さを持っている」
●小林唯
Powerful「力強さ」
ミュージカル『ミス・サイゴン』プレビュー公演は東急シアターオーブにて10月16日から10月22日まで、東京公演は東急シアターオーブにて10月23日から11月29日まで、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて12月5日から12月17日まで、福岡公演は福岡市民ホール 大ホールにて12月24日から12月27日まで、静岡公演はアクトシティ浜松 大ホールにて2027年1月8日から1月11日まで、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて2027年1月17日から1月24日まで上演予定!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ




















