沢田研二、菅原文太ら出演『太陽を盗んだ男』4Kデジタルリマスターで10月16日より劇場公開へ

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 俳優・沢田研二、菅原文太、池上季実子、北村和夫、神山繁、佐藤慶、伊藤雄之助、風間杜夫、西田敏行、水谷豊が出演し1979年10月6日より公開された映画『太陽を盗んだ男』(監督:長谷川和彦/配給:東宝)。そんな本作が2026年10月16日に4Kデジタルリマスターとして劇場公開を予定していることが9月22日に発表となった。

 退屈で無気力に過ごしていた中学校の理科教師・城戸誠があることがきっかけで原子爆弾を作り国家に対峙するという挑戦的なテーマをはらんだ作品。城戸誠役を沢田、城戸を追う熱血刑事・山下満州男を菅原が演じている。

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 今年1月に亡くなった長谷川和彦監督の劇場2作目にして最後の長編監督作。現在では到底不可能であろう破天荒なゲリラ撮影の数々(坂下門前や国会議事堂に潜入しての撮影、公道でのカーチェイスシーン、日中のデパートから本当に偽札をバラまいて撮影など)、長谷川監督の妥協なきこだわりによる異例の長期撮影が行われている。

 本作は現トライストーン・エンタテイメントの代表取締役会長であり、『新宿スワン』や『あずみ』など数々の映画を手掛けてきた山本又一朗が製作を指揮し、『セーラー服と機関銃』『台風クラブ』の相米慎二監督が助監督として、『CURE』『黒牢城』の黒沢清監督が制作スタッフとして参加するなど、スタッフ陣にも後の日本映画界を担う錚々たる面々が名を連ねていることが特徴の1つ。

 この発表に山本氏からは、「『太陽を盗んだ男』は“懐かしさ”で片づけてほしくない。なぜ今やるのか――それは、この映画が放つ反骨とユーモア、そして狂暴なまでの熱量を、もう一度世に問う時代が来たからです。なぜ伝説なのか――危うさの手前で成立する奇跡、二度と同じ条件では作れない映画だから。公開から半世紀近くが経ち、『4K』として完璧な姿で蘇りました。あの頃、僕らがスクリーンに叩きつけた青臭くて強烈なエネルギーは、決して古びていない。どこか閉塞感のある現代にこそ、観終わった後、きっと世界が少し違って見えるはずです。スマホの小さな画面ではなく、暗闇の劇場でぜひ体感してほしい」と、メッセージを送っている。

 リマスター化にあたっては、変更や追加などは行わず、最高品質での【オリジナルの再現】を目指すというコンセプトの下、初の国内2大修復ラボ(IMAGICAエンタテインメントメディアサービス×TOHOアーカイブ)体制で、最新技術と精鋭スタッフたちの徹底したこだわりを集結させ作業を実施。本作の撮影監督であり、日本映画界のレジェンドカメラマンでもある鈴木達夫氏が徹底監修を行った。当時の熱量とともに鮮やかに再現される昭和の東京を、最新のデジタル上映でスクリーンに蘇る。

 また、このリマスター化を記念し、「フィルムで完成した当時のオリジナルの再現を目指す」というコンセプトでリマスターされた本編映像を基にした、新たな予告映像も公開となった。

 ■ストーリー
 退屈で無気力な日々を送る中学校の理科教師・城戸誠は、生徒を引率して遠足に出かけた帰りに、武装した老人にバスジャックされてしまう。老人の要求でバスは皇居に向かうが、事件を担当する山下警部が城戸とも協力して生徒たちを救出し、犯人は射殺される。それを機に、城戸の中で何か大きなものが動き始めた。
 城戸はかねてより計画していた東海村の原子力発電所からのプルトニウム強奪を実行に移すと、自宅アパートで原子爆弾の製造に成功する。そして、自らを「9番」と名乗り、原爆を武器に警察へ「テレビのナイターを最後まで放送しろ」と要求し、連絡相手に山下警部を指名。続いて城戸は、ローリング・ストーンズの日本公演を要求するなど犯行を続けるが…。

 ■音声について
 『ゴジラ』シリーズほか、国内クラシック作品修復の仕上がりに定評のある「TOHOアーカイブ(東京現像所の技術承継ラボ)」がリマスター作業を担当。

 1979年当時のオリジナル・モノラル音声をターゲットとし、ソースである本作の35mm音原版(オリジナル・サウンド・ネガ)用にカスタマイズした、サウンド専用アーカイブスキャナーを用いて、従来捉えることが出来なかったフィルム・サウンドトラックの隅々までを余すことなくデジタル化。これまで再現不可能だったクリアかつダイナミックなオリジナル・サウンドクオリティを復刻した。

 その後の工程では、多数の音声修復ツール、熟練の修復スタッフの手によりフィルムに残された様々な音情報を徹底的に解析・解明。オプチカルサウンドによるレンジの縮小を可能な限り抑えるとともに、意図して記録された音声情報のみを抽出することで、当時の”作り手が設計した本来のサウンド”を再現している。

 ■予告編
 https://youtu.be/HZkuG-qwW0I

 ※記事内画像は(c)1979 TOHO CO., LTD. / Tristone Entertainment, Inc.

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