お笑いコンビ『ナインティナイン』矢部浩之と岡村隆史が10月24日に神奈川・横浜アリーナで『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』を開催。1万2000人が会場に集まったオープニングでは、これまで番組で何度か話題に挙がっていた“コナ人間”がその実体を見せた。
『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』は2021年から開催されているラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の番組イベント。毎年、歌あり企画ありのステージで“ヘビーリスナー”と呼ばれる番組のファンを楽しませている。
“コナ人間”は、これまで番組でNetflix『ガス人間』の話題が出た際に“ひょっ”と出てきたもので、薄毛による頭に黒いコナを“かけられた”人であること。そこから転じて、コナを頭にかけていると公言している方は仲間だが、それを隠すように行っている人は仲間ではないらしく、岡村が番組内で隠れて行っている人を“実名告発”という事態も発生していた。
開演時間となると暗転した会場に時報が響き開幕。白いタキシードを着た矢部がステージに現れる。本イベントおなじみにして“国歌”ともいえる反町隆史の楽曲『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』を歌唱……するかに思われたが、なんと『サザンオールスターズ』の『いとしのエリー』を矢部が歌いだし、場内にはどよめきが起きた。
しっとりと『いとしのエリー』を歌唱していく矢部。サビにさしかかろうかというタイミングで音楽が途切れる。すると、場内の大スクリーンには、頭から黒いコナを発しながら涙をする謎の人物の映像が。その映像から岡村の映像に切り替わる。岡村は、コナが頭にかけられて以降の恨みつらみを口にし、「1人1人粉まみれにしていくつもりです」と予告。そしてネクタイにトレンチコート姿の岡村がステージに姿を見せた。
矢部はといえば、その岡村の姿に恐れおののき、花道の先に設置されていた電話ボックスに逃げ込む。岡村もその電話ボックスに駆け寄り、ガチャガチャと開けようとするホラーのような展開が。開かないと見た岡村は「こーなーにーんーげーん!」と呪文を唱えだす。すると、矢部の頭上から黒いコナが大量に降り注ぐ。「助けてください!」と叫ぶ矢部。しかし、岡村は「コナ人間をバカにした矢部浩之、粉まみれになって死ぬがいい」と、コナ攻撃をやめない。
「バカにしたことないですよ」と説明する矢部に、岡村は「謝りますごめんなさい」とあっさりと事情を受け入れる。しかし、黒いコナが降り注ぐことは止まらず……。誤解が解けたなら、コナを止めてくれと訴える矢部だったが岡村は「止めるシステムが分からない」としばらくコナは止まらなかった。
その後、矢部を閉じ込めた電話ボックスがセンターステージに運ばれながら『いとしのエリー』をもう一度歌い直し、最後は岡村も一緒に歌いだすというスタートを切った。
歌終わりで番組のタイトルコールをすると、岡村は「いつもとは違う始まり方をさせていただきましたがいかがでしたか?今回はおコナの方でやらせていただきました」といい、矢部は「鼻の穴、口にも入ってくるんですよ」と苦笑い。
ここであらため、コナ人間とは結局なんだったのかと2人でトーク。矢部は「俺はもっとポップなものだと思ってたんですよ」とイメージしたものと違っていたと話せば、岡村は「僕も分からないですよ」と、ふわっとしたまま話題は終了となっていた。
番組では『ナインティナイン』の歌唱コーナーや『DA PUMP』、『ロバート』秋山竜次、高須克弥、原口あきまさ、シークレットゲストのビビる大木、清水ミチコ、藤井フミヤと豪華ゲストが登場。締めくくりには『GLAY』の楽曲『HOWEVER』、『チェッカーズ』の『涙のリクエスト』などのエンディングとなっていた。
文:水華舞





