大泉洋 “大泉節”炸裂で番宣を面白くするのは「苦渋の選択」!小池栄子の無欲なPRと真反対で「死ぬ気で宣伝してくれ!」と“ノルマ”に会場大爆笑

大泉洋 “大泉節”炸裂で番宣を面白くするのは「苦渋の選択」!小池栄子 無欲なPRと真反対で「死ぬ気で宣伝してくれ!」と“ノルマ”に会場大爆笑1

映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』公開記念舞台あいさつが開催!

 俳優・大泉洋、小池栄子、水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江、濱田岳、松重豊が15日、東京・丸の内ピカデリーで映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』(監督:成島出/配給:キノフィルムズ)公開記念舞台あいさつを成島監督とともに開いた。

 文豪・太宰治の未完の遺作となった『グッド・バイ』を鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させた戯曲『グッドバイ』を映画化したもの。なぜか周囲の女たちが好きになってしまうダメ男・田島周二(大泉)と、ガサツで小汚いけれど実は美人なパワフル女・永井キヌ子(小池)が嘘夫婦となり、田島の愛人たちに別れを告げに行くという爆笑連発の物語が紡がれる。

 イベント序盤に、作品にかけて思惑が外れて失敗でした出来事はないかとの質問が。小池は「2人でたくさん番組に出演させて頂いたんです。バラエティーで番宣しているのが楽しかったんですけど、『映画の印象が残らなかった』と何件か言われて。私達は、観てほしいと思って活動したんですけど……」と、いまいち映画を観てもらうことにつながっていないのではという思いに駆られたそう。

 すると大泉が「非常に可愛らしい悩みだなと思いますね。私は、ここ5、6年くらいずっとそう考えていて、やっとここに立ったんだなって。私はここ10年くらいやってきて、5年くらいでこれ意味あるのかなって」と、自身が先にたどりついていた境地だったとしみじみ。

 そこから大泉節がさく裂!「宣伝部で出てくれと言われて、出ましょうかとなって。でも、毎日大泉洋を見ているうちに、劇場行かなくていいかと、そういうことになりかねないでしょ!と言ってはいるんです。もう、げっぷがでてるけどきょう集まってくれた方々はそれでも観に来てくださる勇者です!バラエティーに出たら役者ぜんとして答えるだけじゃなくて、面白くしたいけど、面白くすると余計おなかいっぱいになっちゃう……。番宣っていうのは本当に難しいんだよ!われわれも苦渋の選択で、もう少し何かいい映画の宣伝方法はないかなと思うんですよ。われわれでることで映画があるという認知はされるけど、映画を観たいと思うような番宣ができないものかって。レストランで飯食って、吐いてからそれでも着てくれたって感じもする」と、まくしたてるように話すことも。

 続けて、嘘をついたことはないかという質問に、水川は「ほぼないです。でも、私極度の方向音痴なんですけど、先陣きってこっちだよと言ってしまって、ずっとたどり着かない……」と、水川の人となりを感じさせるような話題に笑いも巻き起こったり、橋本は「小さい頃に妹のお菓子を盗み食いしていたんです。それを妹はお父さんが食べたと10年くらい糾弾していたんですけど、大人になって『私食べんだよね……』といって『ええっ!』って驚かれて」と、こちらは可愛らしい思い出を披露。ほかの面々のエピソードに大泉は膝をたたきながら爆笑していたが、大泉自身は「嘘をつきすぎて覚えてなくて」と、ひょうひょうと言い放ち笑いを誘っていた。

 そして最後に小池は観客たちへこの作品の宣伝より「この時間を共有できたことが嬉しいですし、1人でも多くの方に共有頂ければ」と、欲のない呼びかけをしていたが、大泉は真逆で1歩前に出て演説口調で「宣伝しなきゃだ!死ぬ気で宣伝してくれ!きょう来た方はグッドバイ製作委員会の1人だ!1人10人だ!」と、まさかの“ノルマ”を課し、これには客席も大爆笑で、大盛りあがりのまま終演を迎えていた。

 映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』は公開中!

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大泉洋 “大泉節”炸裂で番宣を面白くするのは「苦渋の選択」!小池栄子 無欲なPRと真反対で「死ぬ気で宣伝してくれ!」と“ノルマ”に会場大爆笑2